「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2011年5月3日火曜日

「突哨山と身近な自然を考える会」から

旭川在住の大学の先輩から、
先日亡くなったR.K.さんのことで電話があった。
懐かしい声で、遠方からということも忘れて話してしまった。
先輩は出羽寛さんと言って、旭川市の突哨山の自然を守る活動をしている。
彼からメールがきて下記のカタクリの写真が添付されてきた。
使っても良いというので、皆さんに見てもらいたい。
すごい、カタクリの群生だ。
北海道ならではの春だ。
下は、カタクリが終わったあと
ニリンソウやオオバナノエンレイソウが群生している小道のようだ。 
寒い釧路在住の妹からは、釧路では木の芽が膨らんできたようだ。
5月も下旬になるとヤマザクラの花見ができるだろう。
それからがタンポポやスズランの花が香る季節になる。

今日、明日とも学校だ。
新学期は学生が希望に燃え、教員も意気込む。

2011年5月2日月曜日

好い香り

連れ合いがホウチャクソウをトイレの一輪挿しに挿した。
ん?好い香り、高貴な匂い!
トイレのドアを開けたら好い匂い。
ホウチャクソウの匂い?
連れ合いも娘もわからないようだ。
夜と朝が素晴らしい香りだ!
ぼくの鼻の錯覚なのだろうか?と疑う。
で、今朝、朝日の中で庭にはびこるホウチャクソウの匂いを嗅ぐ、ウン、好い香りだ!
この好い匂いが判らないなんて気の毒だ。
調べたら、香気のあるものがあり、ナンゴクホウチャクソウといって、トカラ列島に産するようだ。でも、もともとこの地に生えていたホウチャクソウもぼくには好い香りだ。

2011年4月30日土曜日

初夏の陽射し!続々

ニホンカナヘビだが、ちょっと体側の黒い線が太くて濃い感じがした。
トキを告げるような大きな鳴き声でコヤツを見つけた。
すごい赤さである。ニワトリに近い仲間というのが良くわかる。 
こういう草むらだ! 
それは、下の牧草地の縁である。
ここは、日大の生物資源学科の農場である。 
向こう側の雲の下が横浜市になる。
今日は、専門学校の体験学習で高校生に話しをしてきた。
山梨県からきた高2の女生徒だった。
鳥なら地鳴きでも判るという優秀な生徒だった。
大学か専門学校か迷っているようだった。そのため、一昨日カナダからメールをくれた卒業生のMiki.Nakamuraさんについて話しをした。Mikiさんへ勤めてから帯広畜産大学の3年生に編入学し、今年3月に卒業し、9月からイギリスの大学の修士課程の学生になる。
山梨からの女子も成りたいことが決まっているので、目標に向けて頑張れるだろう。

初夏の陽射し!続

早くも藤の花が垂れ下がっている。
お寺の境内に無断で入らせてもらった。
畑一面にこの赤い花が絨毯のように敷き詰められている。
何?この花は、ピーナッツかと早合点していたら、違う。
もっとしっかり見てくるんだった。 
昨日は歩いていると汗ばむような温かさであった。
たくさんの人々が青葉の香りと陽射しを求めて歩いていた。
湘南台公園では、逆立ちする女の子、4,5名で一緒にバスケットボールを両足の間をくぐらせて遊んでいる女の子、小さな自転車を上手に乗り回す小さい男の子。
車椅子がやってくる。乗っているのは4、5歳のやせた男の子、栄養液の入ったビニール袋が下がっている。それからビニール管がその男の子とつながる。ぼくの隣にお母さんが座る。この音は何?と思わず男の子を見る。
胸がゼイゼイ音を立てている。しばらくしてお母さんは立ち上がり車椅子を押す。
ぼくは座ってそれらを見ているだけだ。

2011年4月29日金曜日

初夏の陽射し!

今日は行楽客で道が混みそうなので丹沢へ行くことを諦めた。
横浜市と藤沢市の間を流れている境川沿いを歩くことにした。
川沿いの道はサイクリング用の上下の衣服に身をつつんだ自転車が恐ろしいほどの勢いで通りすぎる。 釣り人やジョギングする人、登山者もそうだが、このところそれぞれのスタイルが決まっている。渓流釣りの人たち、山ガール、自転車に乗る人、皆統一されたようなそれぞれのユニホームに身をつつんでいる。
それがもっとも自転車に乗るには機能的なのだろう。しかし、まるで皆競輪の選手かツールドフランスに参加する自転車競技の選手のようだ。
先ず、その道に入るには形からだ言わんばかりだ。ぼくにはわからないが、同じスタイルの人たちと会うと仲間意識が芽生えるだろう。それで、すれ違いざまに互いに挨拶をしているのかもしれない。

と、農業用水に入って、タモ網で小魚を掬っている父子がいた。
これはほほ笑ましい。ぼくには男の子がいないがこういうものに興味をもつ男の子が欲しい。
横浜市側の方に鯉のぼりが泳いでいる。
端午の節句ももうすぐだ。 
今日は初夏のような強い日差しであった。

2011年4月28日木曜日

アオバズクの頭骨との比較

ゆーゆーさんからアオバズクの頭骨の写真が送られてきた。
ぼくの友人が兵庫県赤穂市の駅前のホテルの植え込みで見つけ拾ってきたフクロウの頭骨と上面、側面、正面から比較してみたい。
アオバズクの頭骨基底全長は50ミリくらいだ。
後眼窩突起は細く尖ってみえる。
これも全長は50ミリくらい。
後眼窩突起は尖りが鈍い。 
側面や正面からでは両者は違い明確でない。 



哺乳類の頭骨だと、後眼窩突起の形状は、子供か大人か、あるいは動物種を分ける明確な決め手になるのだが、鳥類は始めての頭骨なので判断できない。
ただ、哺乳類の頭骨のぼくなりの判断からすると、友人から譲られたものもアオバズクの可能性がある。ゆーゆーさんのアオバズクは後眼窩突起の形状からして子供のものかも知れない。

いずれにしても、5月3日に持ち合って確かめることになった。

2011年4月26日火曜日

庭の春の花

グラジオラスの仲間と思われる花が今が盛りだ。
これは3、4年前球根をもらい、プランターに植えっぱなしにしていた。
連れ合いが好きなモッコウバラも満開だ。 
エビネもホウチャクソウも咲いている。

今日は、9時から14時20分まで、昼休みを除いて立ちっぱなしであった。
それで疲れたのではない、学生たちに聴いてもらえるような授業をしたいと思うと、次第に熱が入る。それが逆作用のように学生たちが居眠りをする。
難しい話しをしている訳ではない、60名中4、5名の学生はしっかり聴いてくれているのが判る。お喋りを注意したら、眠る。聴いてもらいたい。
空回りだ。寝るのが午前2時や3時だと言う。それだも眠たい筈だ。
学校は出席重視だ!
聴いてくれている4、5名の学生、聴いていない多数の学生。

2011年4月25日月曜日

リス?ムササビ?

昨日アップしたテン糞の内容物に含まれた大腿骨頭(右)をリスのものと考えたが、間違いのようだ。
ラット(ドブネズミと同じ)の大腿骨(左)と並べると、ラットよりも随分大きい、
となるとムササビ?
リスやムササビの全身骨格を見ないことには、何とも言えない。
いずれにしてもテン君は堅い骨までも噛み砕いて食べたのだ。
頭骨部分も当然そのまま噛み砕いて食べたことだろう。
すごい、噛み砕く能力だ。
ぼくらに真似ができないが、アフリカのトングエ族の人たちなら
骨も一緒に噛み砕くのは当たり前の食べ方だ。
いつの間にかぼくらはアゴが細くて華奢になっている。

2011年4月24日日曜日

春の二つのテン糞の内容物

二つのテンの糞を水洗いした。
上の三つの写真は同じ糞からのもの。
これは昆虫の羽根だ。
これはムカデだ。足もついている。
これは、言わずと知れたキブシの種子だ。
この糞の大半がこのキブシの果皮と種子であり、上記の節足動物が混じっていた。
下記のものはもう一つのテン糞である。
甲虫の脚や触覚であり、胸や腹部の外骨格、青緑に光る上羽もあった。
左下はやはりムカデが一匹分あった。
骨も入っていた。
始めは小鳥のものかと思ったが、真ん中の丸いのは大腿骨の骨盤と接する大腿骨頭だ。
球形部分の大きさは直径4ミリくらい(クリックすると拡大)。
鳥類の大腿骨頭はこれほどまん丸ではない。
ラットのものよりも大きいのでリスの可能性がある。
そんな訳でこの骨は標本として残すことにした。
春爛漫のテンは、動き始めた土壌動物であるムカデや昆虫を食べ、さらには落ちている黒くなっているキブシの実を相変わらず食べているのだ。さらに、上の骨がリスだとしたら、リスが貯食したドングリかクルミでも探しに地上に下りていたところを食べられたのかもしれない。

これは誰の仕業?

丹沢実習の続き:
辺室山の山頂から祠の分岐の途中の登山道に、下の写真の長さの枝が
たくさん落ちていました。
この枝は「やまぼうしさん」によってイヌブナであると同定してもらう。
毛糸の帽子のてっ辺につける毛糸の玉のような花もついています。
つまり、花が食べられてはいません。
だから、哺乳類がやった仕業だとは思えません。
また、花がついて落ちているので鳥とも思えません。
枝先が噛み切られて落とされているんです。

秋にコナラのドングリに穴をあけて卵を産み、ドングリがついた小枝ごと落とすゾウムシの仲間のハイイロチョッキリがいましたが、、、、。
これも甲虫の仲間が卵を産んで落としたと思えます。
しっかり、葉裏とかに卵の有無を確かめるんだった。
これは、誰の仕業?やはりオトシブミの仲間?

今の時季のテン糞はやはりというものでした。乾いたら写真に撮りアップします。