「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2009年11月5日木曜日

専門学校と学生

 専門学校は2年間で専門を学び取得しなければならない。
 ぼくが講師(非)をしているのは動物関係の東京コミュニケーションアート専門学校で、動物飼育、アニマルトレーニング、動物看護、トリミング、野生動物などの専攻のクラスがある。
 専門学校だからその道の専門だけの授業があるかというとそうでもない。
 わずか2年間だけで専門を学習するのだから、もっともっとその道の専門のカリキュラムを組んだら良いのにと思う。

 学生たちに対して「今の若者は!」という若者を過ぎた人たちからの批判がある。
 しかし、ぼくからすると「今の若者・学生ほど仲間に対しての思いやりがあり優しい気持ちをもった人間はいないのではないか!」と思う。
 昔の若者・学生もそうだったのかもしれないが、若者期を過ぎたぼくから見ると、今の若者は仲間に対して、他人に対してすごく優しく思いやりがあると感じる。
 それは、若者期を過ぎた大人たちの嫌な面をたくさん見ていることから感じる反動かもしれない。

 カメラを持って飼育されている動物を撮っていると飼育専攻の学生が「先生!」と声を掛けてきた。
 写真を撮ると「ブログ時々見ているよ!ぼくらを載せて!」とKakuta,Yoshioka,Taguchi&Maeno君たち。

初めての鍋嵐(3)

北尾根のオオウラジロノキがある細尾根を登っていくと2、3人用のテントが張れそうなくらい広々とした677のピークにでる。
そこからゴジラノ背尾根を渡り、720mの四叉路の尾根に着く。
迷うことなく南方の広い尾根を進んでいくとJピークに辿りつく。
Jピークは鍋嵐より数メートルだけ低いだけで木が生い茂り、西方向への尾根がはっきりわかる。
このピークで10分前後地図と磁石で鍋嵐方向を確認する。
西方向への平らな尾根の方に行きたいくらいだ。
鍋嵐方向へは落ちるような尾根になっているので鞍部に降りきるまでちょっと不安。
2万5千の地図どおりに100mくらい下ると鞍部であり、すぐ南にある鍋嵐の尾根に取りつく。
登り道を間違えたのかもしれないが、北側の急斜面で雪があり滑らないように三点確保で木の根や幹を掴んで登る。

なんのことはなくすぐ鍋嵐のピークに出た。
真西に蛭ヶ岳山荘が見える。クリックして拡大!
蛭ヶ岳の手前の尾根は宮ヶ瀬・高畑山・本間ノ頭・丹沢山の稜線である。
北尾根のいたるところにあったカモシカ糞

677ピークを過ぎてすぐモミの根元にモミの球果がリスに食べられた痕

宮ヶ瀬尾根の細尾根のタヌキのタメ糞跡の新しいテン糞
10月24日の観察会の時もテン糞があり、軟便だった。
タヌキとの遭遇の危険もあるので、テンはすごい緊張感で軟らかい糞になったかもしれない。

鍋嵐から東方への道はしっかりしたものであり、能の爪までハイキングコースのようである。

2009年11月4日水曜日

初めての鍋嵐(2)

宮ヶ瀬湖の湖面から水蒸気が上がっている。
きっと気温よりも水温の方が高いのだ。

オオウラジロノキには果実がまだたくさんついている。
林床に落ちた実はテンやアナグマたちに食べられる。
サルにこの実の場所を教えてやりたい。
シマッタぁー!果実を数個持ってきて種を調べるべきだった。

オオウラジロノキのあたりに、キク科の小さな草丈の白い花が点々と咲いている。
この花の名前教えて!

ハタチガ沢林道を歩いていると、オスジカのさびしげな鳴き声が谷間に響く。
紅葉も前夜の寒さで美しくなった。

鍋嵐(3)は動物編です。

2009年11月3日火曜日

初めての鍋嵐(1)

今朝、5時に目覚めて丹沢へ行く用意をしたが、山用のメガネが見当たらない。
結局6時半に出発。
富士山はもうかなり雪が被っている。
吹風トンネルを出たところにある駐車場に車を置き、自動車道路を1キロちょっと南下して中津川に掛かる橋を渡る。
祭日なのに今日も工事をやるようだ。朝礼が行われている。
工事用の小屋の前を通って、小屋裏の斜面に取り付く。
急斜面であるが、登りやすい。
稜線に出る前の50メートルくらいの斜面で、ちょっと危ないかな?という思いがした。
約、50分くらいかかって北尾根の稜線に出る。

677ピークの手前の細尾根にオオウラジロノキの果実が散在している。

木にはまだたくさん果実がついている。落ちているのを一つ食べるリンゴのようだ。

真北に宮ヶ瀬やまびこ大橋が見える。

677ピーク、720ピークを越える。
ちょっと休むと寒い、北側斜面には雪が残る。

滑らないように注意しなが歩く。
ピークに着く。ここでも地図とコンパスを見比べる。
もうすぐ鍋嵐だがここからは鍋嵐は見えず。鍋嵐への尾根は最初東南東に向かうようで不安だ。
どんどん下り、鞍部に出て、今度は急な尾根を登る、岩に雪が残っていて滑りやすいので、巻いて登る。
鍋嵐は狭いピークであった。

鍋嵐からの東への尾根道は急坂で、ザレている。
719ピークへは登らないで南側を巻く道があった。
能の爪には11時55分に着き。そのまま宮ヶ瀬尾根に向かう。
不思議なミズキを探しながら下るが見つからず。
途中、土山峠からの中年夫婦のパーティに出会う。
堤川林道とハタチガ沢林道への分岐地点で昼食をとり、ハタチガ沢林道終点へ下る。
林道沿いの紅葉がきれい。
駐車場へついたのは14時35分であった。

2009年11月2日月曜日

ウリボウの頭骨とオトナメスの頭骨

3月25日に伊勢沢で見つけたオトナメスのイノシシの頭骨
と先月24日に唐沢で拾ったウリボウの頭骨
ウリボウの頭骨の大きさがいまいちはっきりしないので、並べて写真を撮った。

並べてみるとウリボウがこんなにも小さかったのかと思うほどだ。
これがオトナオスの頭骨だとさらに差が大きいだろう。

明日は祭日だ。秋の丹沢へ行こう!

2009年11月1日日曜日

サルによるクルミの食痕

10月24日の秋の丹沢観察会でハナレザルがオニグルミの木に座って
クルミをカリコリ食べていた。

この時にKatoさんがサルが落としたクルミの食べかすを拾ってきてくれた。

これらのサルによるクルミの実の食痕は、
堅い殻を歯で押しつぶして割ってできたものなので、歯型は残っていない。
まるで、クルミの実を堅い台の上に置いて石で叩いて砕き割ったようだ。
リスやネズミのように切歯でカリコリと齧って穴を開けたりして食べる方法と違っている。

サルが青い実が木になっているい夏季に、その果肉を果皮もろとも齧りとって、堅い種子の部分は捨てる食べ方は湯河原でも臥牛山でも観察している。
だから、サルはクルミの果肉は食べるが堅い種子は食べることができないと考えていた。

しかし、このハナレザルの観察例によって今まで考えてきたことがあっさりと否定された。
考えることも大切だ、それ以上にまだまだ観察が不足していることを痛感する。

クリタケ採りに、、、。

昨日、昼過ぎに思い立って金曜日(30日)の丹沢実習の仏果山の帰路で見つけた採り残したクリタケを採りに行ってきた。が、想像したようにあらかた採られていた。
しかし、同じ朽木の茎から同じキノコが出ている。

樹皮を剥してみるとキノコの茎がモヤシ状に伸びている。なんだかナラタケかな?なんて思ってしまった。この4個をいただいてきた。
帰路、キノコを探しながら歩くとアカモミタケを一本だけ見つけた。
今年はキノコの凶作かな。

帰路、バス道路に出て坂尻方面まで歩いていると、キク科シオン属シオン節のノコンギクの仲間が
咲き誇っている野菊広場があった。

写真では白く見えるが、薄青紫色の花も混じっていた。

山の中には1時間程度しかいなかったが、行きに1時間10分、帰路に2時間近くもかかった。
以前のようにバイクで風をきって走りたくなった。
バイクだと丹沢へ行くのに駐車のことであれこれ考える必要がない。

2009年10月31日土曜日

切り払われた登山路

昨日、専門学校の丹沢実習があった。
親切がアダになると思うような真新しいロープが付けられている。
リュウノウギクが綺麗に咲き誇っている筈の岩場がある斜面にも目新しいロープが張られ、さらに路沿いの草木が刈り取られている。
確かに、見晴らしが良くなってはいるが、リュウノウギクくらいは刈り取らないで欲しかった。

ぼくは学生たちに「ロープに頼った歩き方をしては駄目だ!」
「足と手で3点をしっかり保持して歩け!」と叫ぶ。
自分の手で木の根や岩をつかんで歩く。

土山峠へ降りていく途中にクリタケ?があり、少し収穫してきた。
が、まだ調べきっていないので、食べていない。

ニガクリタケかとも思ったが少し生で食べてみたが苦くない。
これから調べて食したい。
アカモミタケも6、7本採ったので、それは昨夜の夕食の味噌汁で食べた。
美味い!
今年は、異様にキノコが少ないので、クリタケだったら良いなぁ~!

2009年10月29日木曜日

秋の丹沢観察会で採集したイノシシの頭骨

24日(土)の秋の丹沢観察会の帰路、唐沢林道の路肩の盛り上げられた土砂の上でイノシシの頭骨(下顎骨含まず)を含む骨を採集し、洗って干した。
肋骨、頚骨、胸骨、腰骨のいくつかと左側の寛骨と大腿骨の一部と脛骨、左側の肩甲骨の一部である。

骨が折れたり、掛けたりしているのは死後、おそらく白骨化した後に土砂と共に捨てられた時に生じたものだと思う。

頭骨の右の頚静脈突起が根元から折れて紛失しているのも土砂共に捨てられた時に生じたのだろう。

第一切歯や犬歯はまだ根がない。
左右の第二、第三切歯が欠如しているが、永久歯が顔を出しつつある。
左右の第一、第二小臼歯は乳歯であり、永久歯が顔を出している。
第三小臼歯は永久歯に置き換わりつつある。
第四小臼歯は永久歯が8割くらい伸びてきている。
第一大臼歯は完全であり、第二大臼歯はまだ完全に出揃っていない。
第三大臼歯は萌芽の兆候さえ見えない。

これらの歯の状況と脛骨末端の軟骨部分が剥がれ落ちていることからもこの個体は生後半年に満たない時に死亡したと思われる。

肋骨や大腿骨、肩甲骨の一部があったことから、この個体は猟期に猟師によって撃たれて解体されたものではなく、何らかの原因で死亡した可哀想な瓜坊(ウリボウ)である。

2009年10月27日火曜日

やまぼうしさんからのネコの頭骨

24日の丹沢自然観察会の後、やまぼうしさんからネコの骨を譲り受けました。
厚木植物会の時に早戸川橋の下で見つけたようです。

上顎の犬歯が磨り減っている。右の犬歯は死後欠けたものだ。
下顎の犬歯は歯根部分が残っているだけだ。

矢状隆起(左右の頭頂骨の縫合)が発達し盛り上がっている。





左右の寛骨が縫合合体していたことからも、このネコは老個体であると思われる。

早戸川橋は松茸山の南にある橋で、最も近い人家でもおよそ2キロくらい離れている。
このネコは、全く人に頼らずに自力で餌を獲得していたのであろう。
カイネコやカイイヌは柔らかい物を食べるため老個体でも歯は磨耗しない。

このネコは昆虫やカエル、トカゲ、ヘビなどの小動物を狩ることで自活していたのだろう。
そのため、犬歯が磨耗することになったと思われる。

死亡した原因は、昨年の暮れからの厳冬期に獲物を捕獲できなかったことによる餓死ではないかと考えられる。