「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2009年3月2日月曜日

脳の不思議

お袋が脳梗塞で倒れたのが、2007年の暮れ。
病院で:
視野狭窄が生じて、ぼくの顔の一部しか見えない。
難しい漢字は書けるが、簡単な平仮名も読めない。
病院でのトイレの操作ができない。
「えへへへ」と気味悪く笑う。
この笑い方、馬鹿みたいだね!と自覚しているが出てしまうようだ。
死にたいと云う。

家に戻って:
上の症状に、お袋といつも一緒にいる「妹」を怒鳴る。
そのため、妹はお袋を怖がる。
ぼくにも怒るが、他の人たちには愛想が良い。。
以上、昨年の夏休みまで。

昨年10月くらいから:
テレビを見る。新聞を読む。
般若のような形相で怒らなくなった。
年賀状を自分で書く。
92歳になり、100歳まで生きると言う。

もう殆んど脳梗塞で倒れる前に回復した?
こんなことがあるのか?
倒れて脳の梗塞部分を写した写真からの診立てでは、
どんどん進行していくと云われたのだ。
死んだ脳が生き返ることはない。
使ってなかった脳が代用しているということか?

何よりも同居しながら仕事をしている妹が助かっている。

2009年3月1日日曜日

カワズザクラ?

散歩に出たら、引地側沿いにカワズザクラ(全く確信なし)が四本あった。
少し、散りかけている。
カメラを持ってきて良かった。
色がかなり濃い。
梅が終わりかけており、ピンクのジンチョウゲが満開。
晴れると、越冬しているチョウが飛び出すかな?
このサクラ、来年からは楽しみだ。

ハナダイコン(ショカツサイ)が咲いた

庭のハナダイコンが咲いていた。
このところ寒い日が続いていたので、なかなか咲いてくれなかったが、今朝みると一輪だけ咲いていた。
中国の秦嶺山脈の麓の道端にはこの花が絨毯を敷き詰めたように咲いていた。
黄沙でけぶる山は、モモの花やカイドウの花がぽっと雪洞を灯したように輝き、
桃源郷のイメージってこんなものかなと思ったものだ。
これから、スミレたちも争うように花茎を伸ばし始めるだろう。

2009年2月28日土曜日

動物たちの雪上に残された足跡

今日、そぼつく雨の融けた雪に残されていた足跡:水沢林道
これは、①偶蹄類だね!向こうに歩いている。
これは、②食肉(ネコ)目だ!分かるかな?騙されるな!
これも食肉目だ。③目が悪いよ。爪がはっきりだ!
これは、④「♪ ♪ 故郷 ♪」に出てくる。
これは、⑤上下の切歯一対が目立つ。

皆、分かった人は野生動物足跡学実習合格だ。

一ヶ月ぶりの丹沢

昨夜、矢部さんから連絡があり、丹沢行きを決める。
右膝が全く治っていないが、歩く方が気持ちも晴れるので、出掛けた。
林道ゲート前に車を置いて、二人は別々のルートを行く。
ぼくはほとんど平坦な水沢林道を行く。
積もっていると思った雪がほとんど融けている。
しょぼしょぼした雨模様だ。
動物たちの足跡が融け掛かった雪に残っている。
ゆっくり、ゆっくり歩く。 
イヌガやの雄花:
アブラチャンの花:
キブシの花穂?
ヤブツバキの花:
帰路、猛禽を撮っているカメラマンに会う。
彼は、下はオバーズボンを履き、大きなザックを背負っている。
少し話し込んでしまい、約束の時間に遅れそうなので急ぐ。
心配した矢部さんが途中まで向えに来てくれていた。
片道2キロくらいの道のりをおよそ2時間半かけて往復した。

2009年2月24日火曜日

始めての海の哺乳類の頭骨

今朝、愛知県知多郡の杦本盾美さんから、スナメリの頭蓋骨と頚椎が宅急便で送られてきた。
杦本さんが昨年夏に一色町の海岸で採集したとのこと。
側面から見ると、口吻部分(上顎骨と鼻骨)は鳥のクチバシのようだ 潮を吹く穴は鼻孔だとわかった。その鼻孔の前の隆起は何?
鼻骨はあるが、なんのためにあるのか形だけのもののようだ。
このスナメリ君は、どうも目の上の左右の前頭部をナタ状の刃物で切られている。
何故、左右の目の上から前頭部の潮を吹き出す穴に向けて傷つけられたのか?
この頭頂骨の左右の穴は、何かで擦れてできたもの?
始めての、海の哺乳類の頭骨で、不思議なことばかりで、とまどっているというのが本音です。
杦本さんに感謝です。

2009年2月23日月曜日

臥牛山のサル

岡山県高梁市の臥牛山のサル
保護管理委員会があった。
日本の風土によく合っているニホンザル

2009年2月21日土曜日

大孔1

これは、タヌキの頭蓋骨を裏から見たものである。
当然、さまざまな月齢の個体のものがならんでいる。
大きさ(頭骨全長)はさまざまである。
クリックすると拡大!
しかし、大孔(首がつくところで、脳から脊髄が通る穴)のサイズは皆同じようだ!
大孔の大きさは頭の大きさとは無関係なの?
何によって大孔のサイズは決まるの?
(今、中川前大臣状態)

2009年2月20日金曜日

組み立てたアナグマの頭骨

60個あまりのパーツに壊れた、轢死のアナグマの頭骨を組み立てた。
が、元通りにしてやることはできなかった。
いくつかのパーツを消失していた。
鼻腔に納まるべく鼻甲介(びこうかい)のスポンジ状の骨を水洗で流したようだ。

この巨大なアナグマの眼窩下孔には、眼窩下神経と血管が入るのは間違いないが、神経や血管なら錐を通すような穴で十分だ。
筋肉が通るとしたら、どんな筋肉だ。

ネズミの仲間なら、内側咬筋が通って口吻の側面にへばりつくのが、アナグマの下顎は左右にはスライドするが、ネズミのように前後には動かせない。

となると、何故でかい眼窩下孔なんだ。

咬筋だとしたら、下顎をどのように動かす筋肉だ??
やはり、死体が新鮮なら一つ一つ確かめるような解剖をしていかなければ解からないのか?

きっと、欧州では、とっくの昔に調べられているだろう。

アナグマMeles melesのinfraorbital foramenでネットで調べるとたくさんひっかかる。

日本のアナグマはアジア・ヨーロッパに分布しているものと同種である。

2009年2月19日木曜日

老カモシカ

丹沢へ行ったゆーゆーさんが、カモシカの写真を送ってきてくれた。
このカモシカ、ゆーゆーさんたちから2、3メートルの距離で逃げなかったようだ。
角の磨り減り具合、毛の輝き及び左目の酷い白内障、
老齢のカモシカのようだ。
丹沢行きに誘われていたのだが、歯医者と右膝痛で断っていたのだ。
こういう野生動物をみると、ますます丹沢へ行きたくなってきた。

ゆーゆーさんたちは3頭のカモシカに遭ったとのこと。
カモシカたちには随分標高が低いところにいたようだ。
今の時季、野生動物にとってはもっとも餌が少ない時だ。
温かい日が続いたので、下まで降りてきて新芽の膨らみでも食べることができたかな?