上腕骨は肩甲骨と大腿骨は寛骨と接し関節する(図1の赤線で囲った部分)。赤線a内の上腕骨頭は肩甲骨の関節窩に接するが、赤線b内の大腿骨頭は寛骨の関節臼に納まる。上腕骨頭は丸みを帯びているが、大腿骨頭は球状である。図1を見ても理解できるようにaの関節の方がb関節より前後左右にしかも少しずらすこともできる。が、bの関節は前後左右に動かす事ができるが、関節臼から大腿骨頭をずらすことはできない。つまり、可動性が限定される。
図1.タヌキの全身骨格標本 日大生物資源科学部「骨の博物館」
図2.肩関節
図3.股関節
上肢と下肢では、前回、上腕骨と橈骨・尺骨との肘関節、大腿骨と脛骨・腓骨との膝関節をシカの骨で示したが、肘関節は膝関節より可動性が少なく思えたが、内転・外転がかなり可能だ。それと、今回の肩関節と股関節から、より一層上肢が下肢よりも様々な方向へ動かせることが可能だ。



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