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原発不要・核廃絶


2023年3月7日火曜日

難しいそれぞれの動物たちの解剖学  Difficult anatomy of each mammals

今年になってから、下顎骨の形状を眺めたりを底面から見た頭骨の翼状突起の形状を眺めている。しかし、ぼくは解剖学を学んだ訳ではなく、本やネットで調べたりしているだけである。そのため、底面から見た動物たちの頭骨の名称がどこを指しているのか不明な事が多くなった。ヒトの骨学を基にして動物たちの骨を見ているが、例えば図1は今、地雷探知ネズミとして活躍しているアフリカオニネズミの頭骨を底面から見たものである。ヒトとの違いは明白だ!切歯が一対だけで、犬歯が無く、前臼歯も無い。ヒトなら、2対の前歯、犬歯、2対の前臼歯、3対の臼歯となる。歯だけでもこのような違いがある。
翼状突起も違うし、下顎骨も違う。更にヒトの眼窩は眼窩輪を含む骨で囲まれて、側頭窩と区別できる。が、ネズミでは眼窩と側頭窩の境目はどこか区別ができない(図2のFtとO)。一事が万事こうである。その為、ヒト解剖学の本で咀嚼筋の出処と着く部分が判っても他の哺乳類にすんなり当てはまらないのである。
図1.アフリカオニネズミCricetomys s.の底面からみた頭骨

例えば、このアフリカオニネズミの眼窩下孔は大きく(図2のFi)、ここに一部の咀嚼筋が通っているのだ。ヒトでは血管と神経しか通らない。実は、ぼくの右眼窩下孔が転んでつぶれたために、上顎部分の右の歯茎や上唇が麻痺したことがある。このようにヒトとネズミの咀嚼筋を比べても異なっている。
図2.アフリカオニネズミの右側面から
Fi:側頭窩 O:眼窩 Fi:眼窩下孔
その為、翼状突起からでる筋肉が下顎骨のどこに付着するか、動物によって違うことが解ってきた。しかし、全ての動物の骨や筋肉を含む解剖学が明らかにされているわけではないので、今、戸惑っている。
実は、ぼくは動物の解剖を一人でするのが苦手なのだ。魚なら簡単に捌けるが、ネズミやウサギとなるともう戸惑ってしまう。


 

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