「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2021年11月29日月曜日

装飾用に身体を傷つける人    People who hurt themsesves for decoration

こんな事を云うと彼女らに怒られるかもしれない。
が、ぼくはどうもイヤだ!耳や鼻、唇に穴を空けるのは!
子供の頃のぼくは釧路の原野を駆け回っており、膝や肘はいつも擦り傷だらけだった。中学に上がってから、学生服の膝や肘の辺りが擦り切れないのが不思議に思ったことがあった。それでも、夏になると転んでの膝の擦り傷や腕の怪我が絶えなかった。
ぼくが外遊びをして怪我して帰ってくるとおふくろは、「身体髪膚これを父母に受くあえて毀傷せざるは孝の始めなり」という故事成語を云って怒った。
釧路の近くにある当時の大楽毛(おたのしけ)は毎年馬市があり、それを見にいくのが楽しみだった。馬市の競りで売れた馬の尻にジューっと焼印を押したり、あるいはヤギやウシの耳に穴を空けて耳輪やイヤータッグをつけたり、ウシに鼻輪をつけたりするのを子供の頃、目の前で見ていた。
焼き鏝を当てられた馬は”だぁー”と跳びだして跳ね回る。鼻輪を通された牛も跳び上がる。彼らが痛いと感じていることを共感する。
だから、サルを追うようになって、メキシコ湾のカヨサンチャゴ島に移入されて医学・生理・生態ように研究されているアカゲザルの胸に425とかの数字の焼き印が押されているのを写真で見て驚いたものだ。
そのぼくが、奥湯河原や千葉の高后山、岡山の臥牛山のサルの顔に入れ墨を施すのだ。サルの顔や耳や指は事故や仲間同士の喧嘩で、指や耳が千切れていたり唇が噛まれて裂けていた。だから、サルの顔に入れ墨するくらいはサルにとっては何でもないことと思っていた。

にも関わらず、何故か耳や鼻、口に穴を空けている人を見ると奇妙に恐ろしく感じるのだ。子供の頃、アフリカの人々が、唇に大きな丸い皿状の物をはめ込んでいたり、耳たぶにも穴を空けて動物の歯をぶら下げ、耳たぶの穴が大きく広がっている写真をみて、恐ろしいほど痛々しいと感じた。それは、今でも続いている。

ぼくと55才も離れている可愛い学生たちが顔の一部に穴を空けてピアスをしているのを見るのは悲しいほどつらいことだ。
ピアス用に28個の穴を耳に開けているNさん
仏像や仏画の耳朶環のような大きな穴にならないように重いピアスをつけないでもらいたい!

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