二の足林道のゲートを過ぎてヘアピンカーブを曲がってすぐ、左の斜面を登る踏み分け道がついている。すぐ、尾根に着くのだ。が、今回は腰が痛いので一歩また一歩と足を出して歩く。尾根道に辿り着いても一歩一歩だが、何と道が歩きやすいようにナタのようなもので土を削り階段状になっている箇所がある。
林床にコナラのドングリがたくさん落ちている。足を下ろして潰すのがこのドングリを食べるイノシシやサルやクマやシカ、カモシカなどに気の毒なので、踏まないように足場を探しながら歩く。
9:10 足を下ろすとドングリを踏み潰すぅ!
ん!この小さいキク科の花は?あれだ!名前が出てこない。コウヤボウキやカシワバハグマに近縁なヤツだ!小さくて土埃にまみれている。帰宅し、図鑑を見て確認!9:27 キッコウハグマだ!
登り詰めて大沢分岐方面と鐘ヶ嶽方面に分かれる地点に手作りだが立派な道標がある。写真を撮りながらこのような事をやるのは5,60代の登山道以外の山を歩き始めた人たちだ。道標の板が腐らないように処理を施している。この人が道に階段を作ったりしたのかな?
9:27 立派な手作りの道標
写真を撮った後、この場でコンビニで買ってきたアンパンを食べ水を飲む。スマホのGeographicaで位置を確認し、せめて見晴台まで行きたいが腰や背が痛い。ストックをザックから外し、長さを調節し。山神隧道の方に下ることにする。
降り始めて間もなく、キッコウハグマが辺り一面にある。こちらは午後からしか陽が当たらないためかどれも先ほど見たのより草丈が高い。滑らないようにストックでブレーキを掛けながら一歩一歩足場をしっかりさせる。
ん?かわいいタテヤマギクだ。
9:52 タテヤマギク
クサリ場もしっかりしている。しかし、どうもぼくはこのような鎖に頼れない。ロープや鎖のような人工物は怖いのだ。安心して頼れるのはしっかり根を張っているぼくの腕くらいの太さの木や、指くらいの太さの張り出た木の根だ。鐘ヶ嶽との鞍部に到着だ!ここならテン糞はあるだろうと探すが見つからない。ここからは人工林の中の足元に気を払わない滑らない楽ちんコースを降りる。
10:07 鞍部にある道標
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