「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

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原発不要・核廃絶


2020年8月6日木曜日

金沢林道終点から栂立ノ頭へ From the end of Kanezawa forest road to the top of Tsugadachinokashira

8月4日に金沢林道終点から栂立ノ頭に登ってタロベエ峰からは金沢川橋までの尾根を下らずに鉄塔見回り用の通路を下りてきた(図1)。
林道終点から河原に下りて(図2)から栂立ノ頭までの尾根に取り継いだが、始めはヒルに襲われる。幸い足元はしっかりヒル除け用の飽和食塩水を噴霧した靴下を履き、ズボンの裾を靴下の中に入れ、さらに内側に飽和食塩水を噴霧したスパッツをつけた。そのため、下半身は全くヒルの被害には遭わなかった。しかし、ヒルはズボンを上がり、腕や首や頭の上まで上がってくる。倒れたシカ柵を足下に踏んで尾根を右に左に歩くうちは良かったが、シカ柵がしっかり立っている場合は、歩きづらくなるとどうして柵の向こう側を歩きたい。そんな時は穴の開いたシカ柵を這いつくばって潜り抜けなければならない。どうしてもヒルは腕に首に着く。身体が硬くなっているから、スムーズに潜り抜けられない。バラ線が引っ掛かる。四苦八苦の連続だ。とても他人に見られた姿ではない。まるでカメのようにひっくり返ったりしながら右往左往しているのだ。まー、梅雨が明けたので林床はそんなに濡れていないので良しとしなければならない。
図1.8月4日に歩いたGPS上の軌跡
上部は思っていた以上に大きな岩が多く。シカ柵との兼ね合いで大変な思いをした。栂立ノ頭を目前にして岩場を巻こうと思ったが、これまた岩場なので戻り、尾根を行くことにする。位置を確かめるためスマホのGeographicaを見る。頂上付近にある最後の大岩にも難儀する。結局左に巻いて栂立ノ頭に辿り着く。
図2.9:45 林道終点から少し下って河原に下り、目の前の尾根を登る
図3.11:55 マンネンダケだ!
図4.12:56 クマが冬眠しそうな岩穴
図5. 13:04 アナグマ糞
河原から栂立ノ頭まで実に3時間50分も掛かる。登る時は「遅くても12時には山頂か!」っと思っていた。川原からの高低差は約400m、移動距離GPS上で4.2km(地図上の水平距離は1キロくらい)。登りは殆んどジグザクに歩いている。暑いので帽子を脱いでいたが、額から汗が落ちるので帽子を被る。ジョギング用のヘッドバンドが夏山には良いだろう。
図6.13:35 栂立ノ頭
山頂で、水を少し飲み、飽和食塩水を口の中に噴霧する。インスタントラーメン用に半分の水を使う。ラーメンも半分だ。それまで水を口を濡らす程度だけだった。マンネンダケを見つけたところ(図3)でグレープフルーツを1個食べた。これでかなり生き返っていた。
十分に身体を休め、チョコも食べ。水を少し飲む。タロベエ峰の鉄塔で最後の水を飲もう。ここで40分も休む。
図7. 14:12 栂立ノ頭で一息ついた
栂立ノ頭から地図と磁石で、シカ柵に沿った急な稜線をzigzagに下る。そしてちょっと登って六百沢ノ頭だ。下りもイヤだが登りは腿が上がらない。ここからタロベイ峰まで、磁石を使って先ず真北の稜線を進み、途中からタロベエ峰までの稜線に乗り換える。昨年の台風19号で今まであった踏み跡が折れた枝などが被さって判らなくなっている。ここで、Geographicaは抜群の威力を発揮する。自分の現在地が判るのが素晴らしい。これと地図と磁石があれば道迷いは無くなるだろう。ぼくのスマホはこれだけの為に持っているようなものだ。家ではWifiでネットもラインも使えるが。家から離れるとネットワークはオフにしてGeographicaだけの利用だ。
図8.14:52 六百沢ノ頭着 
タロベエ峰からは金沢川橋までの稜線を行かず、鉄塔見回り用の道を利用して早戸川林道に下りたつ。早戸川橋でテン糞を二個見つける。
図9.15:53 タロベエ峰に着く。
図10. 16:44 テン糞2
図11. 16:45 テン糞3
16時50分に松茸山登山口に着く。ここでストックを車の横の草叢に置き忘れる。鳥屋の店でスポーツドリンクとサイダーを買う。スポーツドリンクを飲むと身体の隅々まで生き返る。帰路はもの凄い渋滞で、帰宅したのは19時近くだった。

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