昨日は、釧路でストーブをつけたようだ。一昨日まではこれが釧路の気温かと思うのを天気予報で見ていた。が、釧路に住む妹から肌寒いのでストーブをつけたとラインで連絡がきた。
ぼくが子供の頃は20度を超えるのは8月の2、3日だけであった。だから、釧路の夏祭り(港祭り)で花火を見るのもセーターを着て外に出たものだ。もちろん、家には扇風機は無かった。それが今では、まだエアコンはないものの扇風機がある。
地球の温暖化が確実に進んでいるのだ。今、庭の木の下にぶら下げているカトレアがいくつか花を咲かせている(下写真)。もう、ぼくが住んでいるところは亜熱帯と同じ気温なのだ。
50年前台湾に行った時、ファレノプシスやデンドロなどが普通の家の庭の木に着生させているを見て羨ましく思ったものだ。5月から11月までは洋ラン類を屋外に出しっ放しにしても強風の時だけ室内に取り込むだけで大丈夫になった。
このまま温暖化が進行していくと丹沢の植物相も変わって行くのだろう。それに伴なって昆虫相や哺乳動物相も変遷していくと思うと恐ろしい。植物相は変れても、哺乳類は変われないで、死んでいくのかな?
現在の地球の温暖化は、我々人間が引き起こしたものであると云われている。石炭・石油などの化石燃料を使うことによる温室効果ガスの二酸化炭素が最大の原因であることが解かっている。
ぼくらが使っているエアコンの電気は、日本では化石燃料を燃やしてお湯を沸かしてタービンを回して作っている。ぼくが子供の頃の習った社会科で覚えているのは「日本は国土の大半が山岳地帯なので、川の流れが急で水力発電に適している」と云う事だった。で、小学校の修学旅行でも水力発電所の見学があった。それが、今、日本の電力源を調べると火力59.1%、原子力33%、水力7.6%、その他0.3%だ(2010年度)。何と水力が7.6%だけであって、6割近くが火力発電だ。日本という国土を生かした発電システムになっているとは言えない。
宮ヶ瀬ダムが出来る前に唐沢の途中に保養施設があり、そこは唐沢の水を利用した水力発電であった。いつも発電している訳ではなく施設を利用する時だけ沢の水を引いて発電していた。
アフリカにいた時、屋根の上に、長さ1m、幅50cmくらいのソーラパネルを2枚取り付けた。部屋の中には車用の12V蓄電池を4個置いて、部屋の蛍光灯と小さな電気釜とノートパソコン、プリンター、CDラジカセ、無線機、ラジオ用に使った。もちろん、同時にこれらの電化製品を使うことはできない。ノートパソコンとプリンター、蛍光灯、CDラジカセ、無線機は同時に仕えた。3.11後、計画停電が続いたので我家の屋根にもソーラパネルを置いた。
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