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2019年9月8日日曜日

テンは昆虫をどうやって感知して食べるのか?  How do martens find insects and eat them?

昨日の二の足林道から鐘ヶ嶽への一回りのルートで見つけたテンorタヌキ糞を水洗いした。「今の時季は昆虫が多くいるので、昆虫食が多くなっているだろう。」っと水洗いする前は考えていた。

しかし、昆虫が内容物の大半を占めたのはテン糞1だけで、テン糞2ではテンがエゾエノキの木に登って果実を食べ、タヌキ糞1と2では、タヌキが落ちているまだ熟していないカキの実を食べ、さらに腐葉層に混じっていたサルナシやクマノミズキの果実を食べたようだ。

図1.テン糞1
内容物:サルナシ種子3個、直翅目脚・外皮・産卵管・触覚、甲虫外骨格・脚・外羽・内羽

図2.タヌキ糞1
内容物:サルナシ種子、カキ種子1個、腐葉砕片、カマドウマ脚・外皮、砂泥

図3.テン糞2
内容物:エゾエノキ果皮・果肉・種子16個

図4.タヌキ糞2
洗うまで図4の糞がテン糞かタヌキ糞か判らなかったが、その臭いからタヌキ糞とすぐ判った。動物糞はテン、アナグマ、タヌキの臭いが違う。
内容物:カキ果肉・果皮・未熟種子、クマノミズキ種子1個、腐葉砕片、甲虫内羽・外羽、土砂

テンはまだ堅いサルナシやエゾエノキの実を食べ始めている。いよいよ秋の果実食いに入り始めたようだ。さらに、盛んに活動している甲虫類も彼らの餌食となっている。タヌキは相変わらず落ちた果実や腐葉層を漁っている。
気になるのは、テンもタヌキも食物は匂いで見つけている筈なのに、タヌキは腐葉層を漁っている時に枯葉などの隙間にいた昆虫を見つけて食べている筈だが、その発見方法は匂い?それとも動くのでその口吻のヒゲで感知するのだろうか?同じように、テンは甲虫などの節足動物はどうやって感知して食べるのだろうか?テンは腐葉層をタヌキやアナグマのように漁っているわけではない。カメムシのように独特の匂いを出すのはムカデくらいなものだ。だからムカデが多いのは理解できるが、他の昆虫はどうやって感知して採食しているのだろう?

図5.テン糞①・③とタヌキ糞②・④の位置

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