「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2019年9月14日土曜日

熊ノ平へ 続)  To the peak of Kumanodaira! continued;

音見沢橋を渡らずに林道を直進したところで、休憩&朝食にした。約20分の休憩だった。スパッツを着けるべきかどうか迷っが面倒なので止めた。実は、シャガンでスパッツのゴム紐を靴底に回すのが大変なのだ。身体が硬いので、深く前屈することが大変なのだ。だから、冬にアイゼンを装着するのも一苦労する。アイゼンは必要な場所は無ければ歩けないので、身体を必死に折って前屈して取り付けることになる。
7:45 両手にストックを持って出発だ!山仕事の人たちが作ってくれた仕事道を利用する。
8:05 斜面にイグチの仲間がでている。これは、ヤマイグチに似ているがどうかな?でも、食べられるだろう。持ち帰る。
図1.黒っぽいイグチの仲間

図2.裏側の管孔も黒っぽい
6月に倒れていた木は同じように倒れている。シカやカモシカも倒木を避けて通る獣道が作られている。もちろん、ぼくも利用させてもらう。尾根には道がある。これは哺乳類ばかりでなく、鳥類やカメもが作った動物の道だ。それをヒトも利用する。しかし、ヒトがつくる自動車道路は動物が歩いたら轢死するだけだ。もちろんヒトも歩いては通れない。
山の踏み分け道はヒトも動物たちも利用する。つまり、ヒトや動物が協力して山道を作っているとも言える。

8:17 スミスネズミがクルミを食べた痕かな?
図3.クルミの食痕
8:23 このキノコは?
図4.
図5.ベニタケ科のキノコだ!
8:26 これは(図6)イグチ?
図6.
 違う、ムラサキシメジだ。食べても土臭くてぼくには美味しく感じられない。だから、抜いたところに埋め戻す。
図7.ムラサキシメジだ!
8:33 ん?これはイグチ科のアカヤマドリの幼菌かな?
図8.イグチ科
8:48 ポツポツと雨が降ってきた!今日の天気予報は曇りだったが、、、。これは、マズイと思い熊ノ平で休まずにすぐ東の尾根を下ることにする。
図9.雲が下りてきた
8:54 これは誰の跡だ!イノシシ?シカ?カモシカ?ここで寝たり、身体を擦ったわけではないようだ。獣毛は見つからなかった。
図10.誰れが土を掘った?
図11.しっかりした足跡も分からず。どうもイノシシのようだ。
この後、尾根の左側の植林地をくだって林道へでる。しかし、この伊勢沢林道へ続く新しい林道は作ってからほとんど整備されていないので、数か所で崩壊滑落している。林道に植栽されたイネ科の牧草で靴やズボンはびしょ濡れになる。もっと尾根を行ってから下るのだったと思い、尾根から下るにはどこが良いか右側の斜面を見上げながら歩く。
9:22 鞍部にあたるヘアピンカーブを曲がる。こちらも長く細いイネ科の髪の毛のような牧草に覆われている。歩き辛い!ん?真っ赤なイグチだ!傘の表面がヌルヌルする。ゲットだ。味噌汁で食べよう。
これはバライロウラベニイロガワリという少量でも猛毒で命を落とすものだと判った。文末を読んで欲しい。
図12.林道左側に真っ赤なイグチ
図13. 茎を切ると青くなった。
9:28 テン糞だ(図14)。まるでイタチ糞のように細いがテン糞だろう!
図14. テン糞2
9:32 白い花のハギだ!
図15. 全体に白い花だが、ピンクぽいのもある。
9:34 萩に続いて尾花のススキだ!(図16)
図16. 秋のススキだ!
雨が本格的になってきたので、ザック内の雨具を出そうと思うが、濡れた方が気持ちが良いと思い。帽子を被り直しただけ。
9:38 林道下の斜面にイグチだ!これは採りに行っている暇はない。
図17. イグチの仲間
10時20分に車に到着だ。幸い、途中から小降りになり、霧雨状態になった。車は雨で綺麗に洗われていた。汚れていたので良かった!雨は宮ヶ瀬では降らなかったようだ。道路が渇いている。
GPSの記録をみると、10キロ歩いたことになっているが、ぼくとしては7,8キロだと思っていた。
食べようと思って持ってきた図1の黒っぽいイグチは管孔を取ろうとしたら、1ミリくらいのウジがたくさん埋まっていた。そのまま庭に捨てた。図12の赤い大きなイグチは管孔を取り外すと、青くなり、水に浸すと水が綺麗な青いインク色になった。このまま味噌汁だと色も悪くなると四つ切にして煮た。煮汁は鰹節で出汁をとったような薄褐色になり、キノコの傘の赤色は褐色になった。今夜このキノコと大根おろしの味噌汁にしよう。先ほど、湯掻いて色が薄い褐色なった煮汁をシンクに流す時に匂いを嗅いだら良い出汁の効いた匂いではなく、これまで嗅いだことがないキノコの汁の嫌な匂いだ。で、昭和45年発売の清水大典他著「原色きのこ」家の光協会を見た。ウラベニイロガワリに類似する。で、ウラベニイロガワリをネット検索するとバライロウラベニイロガワリが出てきた。これだ!なんと猛毒だ!捨てよう!今、庭に捨てた。イグチを煮たナベを洗いなおそう。
図18.歩いたルート

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