1月15日の丹沢実習で、土山峠から辺室山・物見峠を通って、不動沢左岸の尾根を下った。
歩いたルート図は下のFig.1にアップした。
今回は、タヌキ糞だけを水洗いして、糞内容物を調べた。
9:47、タヌキ糞①
マメガキ種子、サルナシ種子、腐葉砕片、砂、シカ毛多数
9:57、タヌキ糞②
サルナシ種子、ケンポナシ種子・果柄、バッタ産卵管・脚、シカ毛、小哺乳類毛
10:18、タヌキ糞③
マメガキ種子、腐葉砕片、小哺乳類毛多数
10:23、タヌキ糞④
マメガキ種子、ケンポナシ種子、寒天質状の物質、1、2センチ白毛・骨片(白毛と骨片からイノシシかな?)、1x3センチ四方の赤く厚い布切れ
12:42、タヌキ糞⑤
マメガキ種子・果肉・果皮、サルナシ種子、1センチ白毛
表1.タヌキ糞①、②、③、④、⑤の内容物のまとめ
5個の糞の内、マメガキの種子は4個から、サルナシの種子は3個から、ケンポナシの種子は2個の糞から出てきた。冬季のタヌキの糞内容物としてはお馴染みの物だ。キブシの種子が出てこないのがちょっと不思議だ。
動物質として、4個の糞からシカ毛やイノシシ毛と思われる毛が入っていた。10日(日)に辺室山一帯に猟犬の鳴き声と銃声がしていたので、狩猟後解体した後の捨てられた内臓を食べ、骨を齧ったものと思われる。タヌキ糞④の寒天質状の物はイノシシ?の内臓から出たものかもしれない。また、④から出た厚く赤い布きれは解体時の猟師の衣類の一部かもしれない。
③からはヒミズかジネズミの毛と思われるものが一塊出てきたが、骨や歯は出てこなかったので、同定できなかった。
動物質として、4個の糞からシカ毛やイノシシ毛と思われる毛が入っていた。10日(日)に辺室山一帯に猟犬の鳴き声と銃声がしていたので、狩猟後解体した後の捨てられた内臓を食べ、骨を齧ったものと思われる。タヌキ糞④の寒天質状の物はイノシシ?の内臓から出たものかもしれない。また、④から出た厚く赤い布きれは解体時の猟師の衣類の一部かもしれない。
③からはヒミズかジネズミの毛と思われるものが一塊出てきたが、骨や歯は出てこなかったので、同定できなかった。
Fig.1.1月15日のルートとタヌキ糞①~⑤があった位置
まだ、テン糞を水に浸けたままだ。外が寒いので、庭の水道栓で洗うには腹の下に力を入れなければ風邪を引いてしまいそうになる。しかし、我が家の周りの雪は全て消えてしまった。
30日(土)に再び、辺室山を自然観察で歩くが、もう一度降雪を期待する。
まだ、テン糞を水に浸けたままだ。外が寒いので、庭の水道栓で洗うには腹の下に力を入れなければ風邪を引いてしまいそうになる。しかし、我が家の周りの雪は全て消えてしまった。
30日(土)に再び、辺室山を自然観察で歩くが、もう一度降雪を期待する。
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