一昨日の夜、生まれ故郷の釧路に来た。
予想はしていたよりも温かかったが、それでもマフラーやコート、手袋無しでは外は歩けない。
街路樹のナナカマドの実も萎み、厳冬期には飛来するヒレンジャクなどの鳥に食べられるまで
その日をじっと待っている。
今回釧路に来たのはお袋の七回忌のためだ。
昨日、米町にあるお寺で法事を行い。帰路、米町公園に立ち寄った。
ここからは釧路港や阿寒の山々まで見渡せる。
啄木の碑があったりもする。
下の写真をクリックすると拡大するので、啄木の歌を読むことができます。
灰色の空で覆われているため、阿寒の山々は見えなかったが、
港や街並みを見下ろすことができた。
一度、家に戻り、着替えてから春採湖畔にある竹老園東屋に向かった。
コースの蕎麦料理を食べ、兄貴夫婦と分かれぼくら夫婦と妹で近くの千代ノ浦海岸にいった。
燈台に波がぶつかり白波となっていた。岸壁では釣り人たちが竿を寒そうに握っている。
お寺や公園があった丘陵が波に飲み込まれそうに思った。
子供の頃、十勝沖地震があった時、丘陵の下に住んでいた人々が津波を避けるために家財道具などの荷物を背負って坂を登ってくるのを歯をカチカチ鳴らして見ていたのを思い出した。
あの3・11の時のような巨大な津波があったなら、この丘も波に飲み込まれてしまう。
そうすると、釧路では逃げ場がないことになる。
人通りの少ない幣舞橋では、観光客と思われるカップルが港をバックに自撮りをしていた。
駅前の和商市場によって、マダラの半身、オヒョウ、ヤリイカ、ツブ、スジコ、コマイの一夜干しなどを買い。
夜はそれらの刺身で飲んだら、疲れなのか缶ビール2本で眠ってしまった。
雨の音で目が覚めた。
今夜は兄貴夫婦を呼んでマダラの刺身とフライなどでパーティだ!
今夜は兄貴夫婦を呼んでマダラの刺身とフライなどでパーティだ!
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