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2014年8月3日日曜日

衝撃のインド India shock!

8日間の北インドの旅行を終えて帰ったきた。
インドはスリランカと同じく緑が豊富であった。
見た哺乳類はハヌマンラングール、アカゲザル、ウシ、スイギュウ、ラクダ、ウマ、ロバ、ヤギ、ブタ、イヌ、リスであった。
これらの哺乳類はヒト、ヒト、ヒトの海の中に混然と生きている。

飼い主のいない野良犬たちがゴミ漁りをするのは日本でも見慣れた光景であった。
が、ヒト、サル、ウシ、ウマ、ブタ、リス、ヤギたちがゴミ漁りをしている。
ウシやウマが道路沿いの新聞紙を食べる。
インドで生を受けたヒトや動物たちは自分がともかく食べ物にありつこうと頑張っている。
おそらく、インドではヒトの乳幼児の死亡率は日本とは比較にならないほど高いことだろう。
丈夫な身体を持って生まれたものだけが生きていける社会のように思われる。
灼熱の太陽の下でたくましくも、気の毒にも感じる。
ぼくが20歳の頃に見た台湾の混然とした社会には若かっただけにすぐ慣れた。
30代の東南アジアの貧富の差にもすぐ慣れた。
4、50代のアフリカの混沌にも度胆を抜かれたが疲れなかった。
しかし、インドは人々が途切れずにいて、
街の交通渋滞の中の隙間で生きている人や牛たちがいたり、
道路沿いの街路樹の下で生活している人、ゴミの中で生活する人や牛や犬たちがいたり、
観光地の王宮跡でもインドの観光客で溢れかえる。
観光できるたくさんのインドの人々がいる。一方、腹を空かせて餓死寸前の人々もいる。
一方、どうしてこんなところでサルが生きていけるのだろう。インドの国鳥のクジャクが生きていけるのだろうと思うほど、動物たちが周りにいても人々は気にしない。
日本ではすぐ排除されてしまうヘ野生動物が、インドでは嫌われずに生きていける。
インドは野生動物が生活していけるほど人々の心が豊かな国なのだ。
人が出したゴミで溢れていることが、動物たちを生かしているのかもしれない。
っと今思い始めている。

4 件のコメント:

fukuda, fumio さんのコメント...

家の壁の縁を移動中のサルはアカゲザルです。
これは、バラーナシで。

fukuda, fumio さんのコメント...

赤い敷石の上のリスをインドで買ってきた、”Indian Mammals"A field guide by Vivek Menonを調べた。
これは、Five-striped or Northern palm squirrelという英名のリスのようだ。さらに北方には背中に3本線のものが分布していて、南には黒ずんだ3本線のものが分布しているようだ。

bluetittit さんのコメント...

いやぁ、すごいですね。衝撃的としか言いようがありません。私は海外滞在はイギリスとマルタ(島)あわせて一年くらいしか経験がありません。

イギリスは徹底的に原野や森を切り開き、人間の手で自然(というか耕地)を再編成したような感じの国でした。野生動物に対する接し方も、日本とはずいぶん違っているように思えました。何というか、人間が管理できる範囲の自然をうまくコントロールしようとする態度とでも言うのでしょうか…

その国、その土地の歴史や文化によって、動物への接し方が大きく変わってくるのかもしれないですね。

fukuda, fumio さんのコメント...

イギリスとマルタ(島)に合わせて1年ですか!

イギリスは徹底的に原野や森を切り開き、人間の手で自然を再編成したような国とのこと。納得です。欧米と日本やアジアとの自然観の違いがありますね。

その違いは、土地の歴史・文化さらには、宗教観の違いかな?と思っております。