昨日、雨が少し上がったので、日吉から帰宅した後、
先週の丹沢実習で、拾ってきた糞を洗った。
土山峠から辺室山への登山道を登り始めてまもなくである。
①タヌキ糞 コインの上に新しい黒い塊を拾ってきた。
祠の峠でお昼を食べた後、鍋嵐の方の道を少し行った暗部に、
②アナグマ糞 まだかなり柔らかいので、前夜のものかもしれない。
唐沢林道を歩いていると、
③キツネ糞 キツネ特有のかぐわしい?臭い。
①ムカデ 3センチくらい2匹分の外骨格、甲虫外骨格・脚・外翅・内翅多数、キブシ種子8個
②ムカデ6センチくらい7匹分の外骨格、昆虫類の外骨格、キブシの種子6個、スギの雄花5個、植物質、双子葉の葉の切れ端、木の枝先2個、ドングリの帽子状のもの3個、両性・爬虫類の骨片多数。
③小哺乳類の毛多数、有機物不明物質多数
③のキツネ糞を除いて、タヌキ糞とアナグマ糞の内容物に共通しているものは、
ムカデや昆虫の外骨格、キブシの種子である。アナグマの方はタヌキよりもさまざまな物を食べているようだ。
一方、キツネはこの糞からでは、小哺乳類を食べただけで、他のものは食べていない。
温かくなってきて、食肉目の動物たちは動き回る節足動物や小脊椎動物を食べられるようになったようだ。しかし、これからはキイチゴ類やクワの果実が増えていくだろう。
まだ、テンなどの糞洗いが残っている。
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