鈴木庸夫さん等が出した「草木の種子と果実」(誠文堂新光社)2800円が
出版社から送られてきた。
慌てて袋を開いて本を取り出し、中を見た。
さすがに植物カメラマン!と思った。
種子がどれも1mmメッシュの方眼紙の上に置かれて、しっかりと撮られている。
種子の色、大きさ、表面の模様がはっきりわかる。
もちろん、実の写真も載っている。
昨日は、この本を寝床に持ち込んだ。
この本が20年前、30年前に出ていたら、、、、。
日本の野生動物のフィールドワークはもっともっと発展していただろう。
そんなことを思いながら見た。腕が疲れたので、横向きなってページを捲った。
今朝、目覚めてこの本は何度も見返すことが多いだろうから、
カバーを図書館の本のようにフィルムで覆って保護した。
種子と果実は、APG植物分類体系別に整理されて乗せられている。
だから、近縁種の種子の違いも開いたページで判ることになる。
これからきっと鈴木さん等は、種子の大きさや形状、色、種皮の模様などから
野外で見つけた種子が、鳥糞やテンやタヌキの糞に入っていた種子が、
すぐ判別できるような種子検索図鑑を作ってくれるかな?
0 件のコメント:
コメントを投稿