昨年秋に豪雨被害にあった奄美大島の野生生物保護センターにいる
教え子の女性から今回の地震のお見舞いメールをいただいた。
ベルギー、中国、イタリアの知人からもお見舞いメールがきた。
皆、生きていればすぐレスを頼むというものだった。
あのTVでの津波の惨状を見ればそういう気持ちになる。
だが、あまりにもお粗末な東電の原発や停電の対応に嘆き、悲しんでいる。
津波や地震の被害に遭われた人々への対応よりも原発が今では最大の問題だ!
東電の発表では、どうして下請けの企業と言わないで、協力企業という曖昧な言い方をするんだ。
東電の社員は、現場では何もできない無能社員であることが分かる。
今の、日本は公私を問わず、実際の現場作業は下請けだ。
恐らく、東電では、実際に現場で問題が生じた時に身を挺して作業に当たれる社員は皆無だろう。そのような技術も知識もないだろう。金で下請けを操っているだけだ。
この下請け、派遣制度の欠陥が露呈している、利潤追求ばかり追い求めている姿勢を問われている。
さて、奄美大島の教え子のYさんから下記のアマミノクロウサギの写真を20枚くらい送ってもらった。もちろん、頭骨を側面から上面からと撮ったものを送ってもらった。
アマミノクロウサギはアカンボウを穴の中で育て、巣穴から出る時には穴を塞いで出て行くようだ。
で、このアマミノクロウサギの頭骨は、ノウサギの下顎、鼻骨を持ち、アナウサギ(飼いウサギ)の上顎を持っているとさえ言えるくらい。両者を混ぜたような頭骨をしている。
もちろん、これは送られてきた写真により判断したものだ。
今回の地震津波の記事が載った新聞がある。
今回の原発事故については、政府は原発の専門家や設計者、さらには関西電力など他の電力会社の専門家を集めて対応すべきではないのか?そのくらい重大なものだろう。
2 件のコメント:
美しい標本ですね〜。これなら私も欲しくなります。
ノウサギの生態もよく調べられてないのですか?
論文を探しても見当たらないのです。
林道周辺にあれだけ食痕があるのに、寝床すら確定できないもどかしさがあります。
専門家はいないのですか?
原発はあきらめ、方向転換した方がいいですね。どんどん状況がひどくなってきていますよ。
昨夜は始めての計画停電を迎えた。
辺りは真っ暗闇となったが、星は見えなかった。
山用ローソクを灯し、ラジオをつけ、ノートパソコンで仕事をした。
中国でのキンシコウ調査地の村は電気は村を流れる川を利用した水力発電で、管理が悪いようで停電は日常茶飯だった。
そのために買っておいた、充電池を使ってパソコンをつかった。
外出したいが、無用なガソリンを消費するのは止めようと控えている。
ノウサギやアナウサギについて北海道に平川浩文という研究者がおります。ホームページを作ってますよ。
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