「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2013年3月12日火曜日

満開の河津桜 The Kawadu cherry in full bloom.

お昼前に連れ合いと二人で引地川沿いのカワヅザクラを見に行ってきた。
コメントをしてくれたfairyringさんのブログhttp://hana0142406107subaru.blog81.fc2.com/
を見て、東京で咲いているなら一時も早く見に行かなければと思ったのだ。
はい、花見を楽しんでください。
 
 
 
 
 
今日は、ちょっと肌寒いが、土手にはツクシが出、オオイヌノフグリの青い花が絨毯となり、
ヒメオドリコソウが小さなピンクの花が朝の日差しを浴びていた。
春、突入だ!

サルの食痕    The feeding signs of Japanese macaques.

越後湯沢では、サル、ウサギ、カモシカ、タヌキのフィールドサインを見つけることができた。
今日は、サルが残した食痕をアップする。
林道は雪に埋まっているが、日向の斜面の雪が融けて笹の葉が出ている。
そんなところは動物たちの御馳走がたくさんあるところだ。
これは、サルが葉をつかんでがぶりと採食しながら移動した痕だ。
その下には、ササの花が散らばっている。 
これはササの葉を手で引き千切って二度に渡って噛み切ったのだ。
10円玉の上の半円に欠けた部分が口にくわえて噛み切った歯型だよ。
上の歯を持ち帰り、手持ちの標本のニホンザルメス4歳の下顎と噛み切られた痕
を合わせた。ぴったり合う。
4、5歳の個体が食べたのだということが云えるかな?
このササはかなり大きなオトナオスが噛み切ったようだ。群れのボスかな?
10円玉との大きさの比較でわかるネ。
このヤマグワの樹皮を食べた歯型が残っている。
下顎の左右一対の歯型が白っぽく残されている。
これは、子ザルが樹皮を齧ったと判る。 
以下、サルの食痕をアップする。
これは、サワグルミの樹皮食いの痕だ。
サルの歯型が残っているのが判るネ。
サワグルミを折ってまでして食べている。
サルが枝に顔を横に向けて、両手で枝を持って食べる姿を思い浮かべることができる。 
ヤマグワの冬芽食いの痕。横枝のところどころポチポチと白くなっている。
サルは冬芽を一個一個噛み切っている。
これは、歯型が残されていないが、木に登ってヤマグワの冬芽をこうやって食べるのは
ニホンザルの特徴だ。下北半島や房総半島のサル、箱根のサルでも同じだ。
噛み取られた冬芽があったところだ。 
昨年も同じように冬芽が噛み取られた筈だと、探した。
これは、昨年の冬芽が噛み取られた痕だと判断できる。
ニセアカシアの樹皮食いの痕。ニセアカシアやヤマグワはサルの冬のメニューです。
こうやって、樹皮ごと剥して食べてしまいます。
まだ、まだあります。次回にアップします。

2013年3月11日月曜日

雪解け斜面の木の花  Tree flowers in the slosh slope.

越後湯沢の魚野川の沿いの雪に埋もれた林道を歩く。
川の西斜面には上越線の無人の土樽駅が見える。
この駅は群馬県側から長い清水トンネルを抜け出てきて最初に停まる駅だ。
あの有名な「雪国」に登場する
群馬側では雪があるのは谷川連峰の山だけで、平地には全く雪がない。
が、谷川連峰の下を通って作られた清水トンネルを抜けると
全て、白銀の雪の世界だ。
一度、汽車で清水トンネルを抜けてみたいものだが、、。
 
斜面に黄色いマンサクの花が咲いている。
これはマンサクの花を探していたのではなくて、サルの食痕がないか
川縁の斜面の木々の枝や幹を見ていたのだ。
下のほうにある太い枝が齧ったサルの歯型がついている。
 サルの太い枝の樹皮食いの痕である。
このヤナギはバッコヤナギだったかな? 
柔らかい真っ白の綿毛が出てきている。
しばらくすると萌木色の雄蕊を伸ばしていくのだろう。
雪国の越後湯沢も春の足音が急速に近づいてきている。
丹沢がどうなったのか気になり始めてきた。
近くの河津桜もどうなったか?
庭ではピンクのジンチョウゲが満開になり、白いジンチョウゲの花がほころび始めた。

雪上に虫がいっぱい Many bugs on the snow.

これは、1558mの大源太山だ。なんだかすごい山容だ。
これは、最初の日と三日目の午前中に歩いた雪で覆われたキャンプ場やゴルフ場
から見上げたものだ。
 日差しが強く、暑いくらいであり、雪上面にはこの虫がたくさん歩き回っている。
何をしているのか、忙しそうに歩き回っているのだ。
この虫、Google検索で「雪面 虫」、画像をクリックしたら、すぐ出てきた。
セッケイカワゲラ属の仲間のようだ。
歩きながら、雪の中の小さな有機物やプランクトンを採食しているようだ。
しかし、すごくせわしげに歩きまわっている。
沢は氷ついていないから沢から上がってきたのか?
何故、跳ばないのか?
歩き回って、異性を探しているのではないだろうか?っと思って
交尾しているような絡まった二匹を捜したがいない。
まったくデタラメのぼくの考えでは、異性と交尾し、メスはすぐ卵を雪の中に産み
雪解けとともにその卵は沢に流れて孵化して沢の石にくっついて大きくなる。
以下のサイトに生態が載っている。
寒くないと生きていけないようだ。
 


2013年3月10日日曜日

カモシカに出逢う。

越後湯沢、帰る日に出逢ったカモシカの動画を見ていただこう。
動かない、こちらを気にしているが、逃げる気配がない。
もう一本、動くが頭を左右後方に動かしてこちらを見るだけ。
この個体がようやく歩き出した。
前後足の蹄を開いて、できるだけ雪面への接地面を広げている。
それでも、ズボット埋まる。
動かなかったのは足が雪の中に埋まってしまうことも原因かな?
カモシカが行ってしまってから、カモシカがいたところまで下りて足跡、食痕、糞の写真を撮る。


2013年3月9日土曜日

カモシカに会う Met serrow!

今日は、カモシカに会えたのだ。
楽しすぎて、疲れ、眠くなった。
今は帰路の高速バスの中。

これは誰の仕業かな? Some animals have eaten the barks!

これは誰の仕業かな?
何本かの木の幹がこのように樹皮がかじりとられている。
木の種類はミズキやサワグルミだ。
わかるかな?

2013年3月8日金曜日

越後湯沢は雪の世界

昨日、お昼前に湯沢に着いた。
お昼を食べ、早速スノーシューをつけ沢沿いの道を歩く。
もちろん道は一メートル近くの雪に埋もれている。
スノーシューでも埋まることがあるが、野うさぎが大きな後足で歩くような感じで雪原を移動する。
サルが笹の葉を食べた痕、フジの樹皮や冬芽を食べた痕、ウサギがミズキの樹皮をかじった痕、ウサギのウンチなどのフィールドサインがたくさんある。

帰路、温泉に入って、食堂で飲んで帰って飲んで大満足で寝る。
熟睡のため4時頃目覚め、携帯でこれをうっている。

2013年3月7日木曜日

高速バスに乗って!

新潟行きの高速バスに乗るため朝一番の戸塚発の湘南新宿ラインに乗る。最後尾の車両の壁を占めることができた。
池袋駅発が9時だが、通勤ラッシュに巻き込まれるので小田急をやめて池袋まで戸塚だけの乗り換えで済む行き方を選んだのだ。
今、まだ8時まだ一時間ある。
仕方がない。荷物が3つもあるのだ。トランク、スノーシュー、それに僕の山行きには欠かせない大きなサブザック。これらを持ってラッシュの電車には乗れない。
越後湯沢の植物写真家の鈴木庸夫さんのところに行くのだ。

スノーシューを履いて植物を見ながらサルを観察するのだ。まー、これは僕の願望だ。夜は温泉に入り、お酒も飲みたい。これも願望だ!
まだ後40分以上もある。僕の前を大勢の通勤者が靴音をかつかつ鳴らしながら通って行く。

2013年3月6日水曜日

卒業式

今日は専門学校の卒業式があった。
写真を撮ったが容量が大きすぎたのだ。
だから、この梅の花を添付する。
謝恩会があり、ビールを飲む。学生たちの二次会が19時半からある。あまりにも遅い。まー、若者としては着替えもあるし遅い時間ではないのだ。
こちらにとっては帰る時間だ。

今の時代は、若者にとっても大変な時代だ。革命が起こってもおかしくないのだ。
若者の優しさに便乗して経済会は自分たちの利益しか考えていない。
働き手を粗末にする労働形態は間違っている。

2013年3月5日火曜日

沈丁花も開花始まる。  The beginnig of Daphne sp. 's bloom.

ジンチョウゲのアカバナの開花が始まった。
この写真は昨日撮ったものだ。先ほど庭を見たら、一つの花房で二つ三つ咲き始めている。
毎年のように思うが、紅梅は白梅よりも先に開き、おなじように沈丁花もピンクの花の方が白いものよりも先に咲く。これは赤い方が白い方よりも熱を吸収しやすいことにも関係しているのかな?
 
今日の温かさで、サクラも例年どおり3月下旬から4月上旬に咲くのだろう。
それで、ベルギー人のBurtonさんに、例年通り開花するので、
来日予定が決まったら知らせてとメールする。
彼とは、1974年から数年間、奥湯河原のサルを追った。
当時のサル仲間にも集まってもらい、わいわいやることになりそうだ。
3年前にベルギーに行った時に、彼は是非もう一度日本に行きたいと云ってたのだ。
 


テン糞見っけ!  Finding a marten's scats!

3月2日スギ花粉が舞う伊勢沢林道で真新しいテン糞を見つけた。
表面に骨片が浮き出ている。
水で洗うと、ほとんど毛だけかと思うほどの毛の量であった。
花鉢の受け皿に洗った内容物を空けると、大半が1センチ前後の細く柔らかい毛であった。
①水を注いでは浮いた毛を慎重に、②水をこぼしながら取り除く。また、水を少し注ぐ。
①、②を10回以上繰り返す。これが一番気をつかう。
底に溜まったのは骨片や歯や砂利だけとなる。
大きな砂利を取り除いて、水分を蒸発させたものがこれだ。
白いプラスチックの鉢の受け皿に入ったままだ。
さらに、これらから大きな骨片やどの部分か分かるものを取り出したのが次の写真である。
これは、拡大鏡を当ててやらなければ小さな歯を見落とす。
洗って、自然乾燥も含めて半日かかる。
 
下が、どの部分の骨か、歯か分かる骨片である。
ネズミ亜科のネズミの歯であるので、大きさからアカネズミかヒメネズミと思われる。
それは、左の赤線で囲った切歯の厚さと臼歯の形状でわかる。
クリックして拡大して見て!
左の赤線で囲った歯の、L,Rは左と右の上下の切歯だ。
上顎の切歯は半円状になっている。
臼歯と囲んだ赤線内の左上の臼歯2本は第三臼歯である。
切歯は手持ちのアカネズミものよりさらに薄く、第三臼歯がさらに小さいので
ヒメネズミの可能性が高い。
歯を含む頭骨、頚堆、腰椎、仙椎、尾椎があるので、アカネズミかヒメネズミ一頭分の骨が混入していたと思われる。
 
他の残りの骨はかなり細かく砕かれている。 
上の写真の茶や黒の小さな物は砂である。まったく果実の種子は混じっていない。
テンにとってはネズミ一匹でも満足すべき食事だったのだろう。
 

2013年3月4日月曜日

シカの変形した角  Antler deformity of a sika deer.

 先日の伊勢沢林道を歩いていてシカの脱落した角を見つけた。
これは根元から5センチくらいのところで押しつぶされたように細くなって、
欠け、しかも広がっているのが分かる。
中がえぐれている。
 拾って、ガードレールのポールの上に上げて裏から撮った。
裏にはまるで肉食動物が齧ったようだ横線がある。
しかし、横線やえぐられた跡は死後齧られてできたものではない。
時々、オスジカには、奇形とも思えるようなイビツな角を持った個体がいる。
それは左右両方の角がおかしいというよりもどちらかの角が変形している。
右の角が変形している場合には、左の後脚が悪く、左の角がおかしいシカは、右の後脚が悪いようだ。
このYouTubeのシカは右角が変形して、左後足が悪い。
論文もいくつか散見されるが、
どれも後足の怪我が角の発達に影響を及ぼしていると結論している。

2013年3月3日日曜日

防災訓練 The training for a disaster prevention.

今日、朝からお昼まで近くの小学校で、町内会の合同の防災訓練があった。
花粉症が酷いので、辞めようと思ったが、町内会組長の最後のお勤めとして出てきた。
昨年秋には、応急救護訓練と、震度体験訓練、濃煙体験訓練を受けたので、
今年は、埋没トイレ設置訓練と負傷者搬送訓練に参加した。
しかし、一回くらいではその時になって、どの程度活用できるか?
まー、やらないよりはましだろうということで参加したのだ。
昨年もそうだったが、今年も多くの人たちが集まった。
自分自身の防災意識の高まりにも驚くばかりだ。
最後に、消防団の操法訓練と救助犬救出訓練のデモンストレーションがあった。
救助犬は生き埋めになっている人を見つけ出すという想定で、隠れている人を探すのだが、
それには、参加者が皆拍手を送った。
連れ合いと二人で参加したが、参加品として懐かしいドロップとゴミ袋さらにはお弁当代まで町内会費から支給された。

マヒワ Carduelis spinus

昨日、伊勢沢林道を歩きました。
ウソやカラ類の混群、マヒワをすぐ近くで撮ることができました。
動作が可愛いねぇー。これだものバードウオチャーが増える訳だ。
しかし、マニュアルでピントを合わせるのは不可能に近い。
オートフォーカスが無かった時代にどうやって撮っていたのか?
昨日、丹沢から帰ってきてから、酷い鼻水、くしゃみ、さらに頭がぼーっとしている。
夜中、鼻水で目覚め、どうしても寝られず。3時に起きる。
机に向かっている方が、鼻が詰まらない。寝ていると鼻づまりになる。
今日は、10時から町内会の集まりで防災訓練、組長なので出ない訳にはいかない。
昨日は一応、マスクを胸のポケットにしのばせていたが、使わなかった。
この症状を軽くするにはやはりマスク?

2013年3月2日土曜日

春霞み!  The haze of spring!

今朝、6時にYabeさんの車に乗って、伊勢沢林道を歩いてきた。
「春はあけぼの ようよう白くなりゆくやまぎわ、、、」という枕草子の序文そのものの
景色を見ながら山麓に近づいていった。
雪は溶け、陽の当たらない場所に汚れた雪が残っているくらいであった。
今はもう3月、これからは朝起きる度に温かい日を迎えることになる。
だが、ヤマハンノキが花穂を下げているものの、ほとんどの木々の芽は
まだまだ堅いものであった。
1060メートルある焼山方面を見上げると、沢には白い雪がまだたくさん残っている。
これからこの斜面が、新芽の膨らみで萌木色に代わり、さらにその中に、
淡いサクラのぼんぼりがところどころに灯るのは4月の半ばくらいになるだろう。
 
 


2013年3月1日金曜日

春はすぐそこ! Spring is right there!

2月26日に近くの引地川沿いの河津桜の様子をお伝えした。
あれから、寒い日が続いていた。
今日は風が強いが温かくなってきたので、様子を見に行ってきた。
それぞれに木に3個から5個くらい開花している。
伊豆の河津では満開のようだ。しかし、ここでは、温かい日が続けば今週末かな?
といった感じだ。 
全体の様子はこうだ。 
春はすぐそこにきているが、どうしようか迷っているようだ。
思い切ってドアを開けて入ってきてもらいたい。
 
カワヅザクラを撮っていると、専門学校の野生動物保護専攻の担任のNakajimaさんから
学生たちの就職の内定や合格などの情報が携帯メールに知らされた。
動物園関係、ビジターセンター、レンジャー、インタープリター、繁殖センター、
環境教育、動物病院、ペットショップ、アウトドアショップ、などなどだ。
自分の事のように嬉しいものだ。

2013年2月26日火曜日

春の気配はまだ? A hint of spring, is not yet?

引地川沿いに植栽されている河津桜の様子を見に行った。
赤く膨らんで今にも開花しそうな蕾がいくつかあったが、どうもこのところの氷が張るような寒さにやられてて、開きかけたが、霜や寒さに痛めつけられたようであった。
開きかけた花弁を必至に閉じて耐えているように思える。 
 
これなどは、可哀想な感じさえする。 
凍るような寒さで花弁の細胞の一部が壊れてしまったのではないの!
全体としては蕾は皆膨らんでいて、温かい日が続いたら開花するだろう。
一方、ソメイヨシノはまだまだ堅い冬芽状態だ。 

土手にオオイヌノフグリの小さな花が太陽の光をたくさん受けとめていた。
ここでは春がやってきている。
 


厳冬期のタヌキ糞の内容物  The contents of laccon dog scats in the severe winter season.

ハタチガワ沢と堤川との分水嶺に当たる尾根が、宮ヶ瀬尾根・熊ノ爪を結ぶものだ。
「出合い」から「熊ノ爪」の尾根で、ぼくがここを歩くようになってから必ずあるタヌキのタメ糞地点が
出合いからの最初のウエイポイントの位置である。
その次のウェイポイントの位置もタヌキのタメ糞場所だ。
タヌキのタメ糞は尾根上にあることが多いのは、ぼくの山歩きが尾根歩きによるからだろうし、
タヌキは斜面よりも尾根上、あるいは見晴しの良い場所を彼らのトイレにするのではないだろうか?それは臭いが周囲に広がりやすい場所であり、それは即ち他個体との臭いによるコミュニケーションをする場合には適地であると云えるのではないだろうか?
このところ、動物たちの糞をする場所に興味をいだいている。
(出合いから熊ノ爪までが稜線となっていることを分りやすくするため、堤川やハタチガ沢の支流を青く書き入れた。尚、この赤いルートで8キロほどしかない)
ともかく、今回拾ってきた、タヌキ糞の内容物は、
12時37分:昆虫の翅、外骨格、環形動物(ムカデ?)の外骨格であった。
でも大半が泥であった。
(尚、10円玉の下の古い糞や左下方の毛は、シカの毛であろう)
12時50分、ここでは新しそうなものを2個ゲット。その内容物は、
一つは:1、2センチのシカ毛7本、キブシの種子6個、昆虫の外骨格、翅
他一つは:キブシの種子5個、ムカデ一匹分の外骨格と脚、昆虫の外骨格が出てきたが
これらの大半は泥であった。 
タヌキも厳冬期は相当、食べ物に困っているのだ。
林床の腐葉土の中にひそんでいる節足動物や環形動物などの土壌動物を食べているんだ。
雪の為、アナグマの糞を見つけられないが、アナグマと大同小異の食事内容なのだろう。
もっともアナグマは厳冬季は仮眠する場合もあるようだから、この時季はタヌキが
アナグマの食物を漁っていることになる。
栄養がとれなくて、さぞかし痩せたタヌキとなっているだろう。見てみたいものだ。
もっとも1月10日に土山峠付近で見つけたタヌキの轢死体は軽かったことをアップした。
この時季はタヌキに限らず野生動物たちは、秋に蓄えた脂肪も使い果たしてきているのだ。

2013年2月25日月曜日

イノシシ糞の糞粒の形状 The shape of scat pellets of a wild boar

堤川林道の雪が溶けてアスファルトが剝き出しになっているところに
イノシシ糞があった。
下の写真の塊がイノシシの糞塊である。
 
上の写真の糞塊の場所はどこにあるかわかりますか?
そう、上の方にありますね。
このイノシシは木の根の樹皮か草の根を食べたのでしょう。植物繊維質でできた固い糞塊で、こんなにも1メートル四方に散在している。
一個だけみるとシカ糞かな?カモシカ糞かな?と戸惑う人がいるかもしれない。
しかし、イノシシの糞粒は、大きさがまちまちである。 
形も大きさも一定してない。 
下は、カモシカの糞粒である。
ほぼ一定の大きさで円筒上である。これはシカの糞粒も同じだ。
このような糞の大きさや形状は直腸の 


2013年2月24日日曜日

シカ柵の網目の大きさ The mesh sizi of the deer guard fence.

ノウサギの足跡が至るところにあったが、ここでは不思議なミズキがあるところにあったノウサギの行動から少し考えた。 
このウサギこうやって飛び跳ねながら新しくできたシカ柵の網をくぐり抜けて、柵の向こう側にも足跡が続いていた。 
このシカ柵の網目をくぐり抜けられない動物は、シカ、カモシカ、イノシシだろう。
性成熟を過ぎたキツネ、アナグマ、タヌキなどもちょっと厳しいだろう。
もう2センチ網目の辺を長くしてやればシカ、カモシカ、イノシシ以外は自由に行き来きできるだろう。このシカ柵は新しいタイプのもので、古いタイプのものは地面から60センチくらいの高さまでネズミくらいしか通り抜けられないような細かな網目であった。
恐らく、このシカ柵を作成する担当者もシカやカモシカ、イノシシがくぐり抜けられなく、他の小動物たちが通り抜けられある大きさの網目を考えているのだろう。それなら、もう1、2センチ大きい方が他の動物たちが自由に行き来できると考えられる。