「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2023年4月24日月曜日

坐骨結合からの左右坐骨間の広がり  Spread between right and left ischium from sociatic symphysis

日本に生息するイヌ科Canidaeの頭骨では、下顎骨だけでもイヌCanis familiaris、キツネVulpes vulpes、タヌキNyctereutes procyonoidesを容易に区別することができる。では、骨盤ではどうだろうか?
イヌは飼っていた14歳で亡くなった中型犬雑種のクロ♂のものだ。キツネ♂、タヌキ♂は東丹沢で死骸を見つけ洗ったものだ。ここではクロに合わせて恥骨・坐骨結合(老齢化すると結合する)しているキツネとタヌキを選んだ。
非常に大雑把な話しをする。図1&2からイヌやキツネの坐骨結合から坐骨へ流れる角度(坐骨弓)が広がっている。しかし、こうやって比較するとイヌの寛骨は随分大きいね。イヌのクロは柴犬くらいの大きさだったが、キツネやタヌキとは比べ物にならないくらい大きい寛骨をしている。
キツネの腸骨の仙結節と寛結節は置いた面にほぼ垂直になっているが、イヌ、タヌキは寛結節が外側に広くなっている。
図1.背側からみた骨盤:左からイヌ♂、キツネ♂、タヌキ♂
〇坐骨結合、→仙結節、←寛結節、a腸骨、b恥骨、c坐骨
図2.腹側からみた骨盤:左からイヌ♂、キツネ♂、タヌキ♂

次に、寛骨を真後ろから恥骨結合・坐骨結合を軸として左右の坐骨の広がりを見ると、イヌ、キツネは同じくらいの広がりだが、タヌキは明らかにイヌ・キツネより左右の坐骨は狭い。
イヌ科のイヌ、キツネ、タヌキの寛骨でも3種を区別することができることが判った。イヌのキツネ、タヌキの順に寛骨が小さくなるが、イヌの寛骨の大きさは他の2種より著しく大きい。また、タヌキでは左右の坐骨の広がりが狭い。
図3.背側後方から見た坐骨:上からイヌ♂、キツネ♂、タヌキ性不明
黒線は坐骨結合からの左右の坐骨の広がりを示す
この坐骨結合からの左右の坐骨の広がる箇所には、尻の穴があり♀では膣孔が開く。つまり、子供が生まれてくる出口がある所である。イヌもキツネもタヌキも5、6頭の赤ん坊を産む。イヌやキツネ、タヌキは♂の坐骨である。イヌのクロは14歳であった。恥骨・坐骨結合はあるが、仙骨と腸骨は癒合していなかった。また、キツネ、タヌキの仙骨も癒合していなかった(木工ボンドで接着しただけだ)。モグラなどの無盲腸類は寛骨と仙骨が癒合・合体しているが、他の哺乳類では寛骨が恥骨や坐骨で癒合合体しても仙骨は癒合しない。但し、手持ちの標本の内、イノシシのものだけが仙骨と寛骨が腸骨部分で癒合しているものが1個ある。相当老齢化したイノシシだと考える。
では、同じイヌ科の3種の動物なのに何故、このような坐骨の広がりの違いがあるのだろうか?次回はこの違いについて言及した。

友人の息子の奥さんが「ひだか市民ネットワーク」から出て埼玉県日高市の市会議員になったようだ。何だか嬉しい!

2023年4月23日日曜日

投票後の少しの散歩  A short walking after vote

今日は、午前中に市議選の投票に近くの小学校へ行き、次いでにそのまま禁止されている散歩をしてきた。投票場の小学校から5分くらい歩くと引地川沿いまで行ける。その途中の昔の家の横に藤棚があったので、まだ咲いているかな?っと思いながら連れ合いと散歩した。咲いていたが、花の色が褪せ、下には花がたくさん落ちていた。
そして、ハルジョオンが咲き誇っていた。ハルジョオンを見て、散歩してきて良かった!っと思った。4月2日以来の散歩だ。やはり、屋外を歩いて草木に接すると心が洗われる。
図1.藤棚のフジの花は盛りが過ぎた!
図2.ハルジョオンが何だか懐かしい
図3.どの花もピンクだからタニウツギ
ピンクのタニウツギを撮っていたら、ウグイスがすぐ近くで鳴いている。見上げて探していたら、見つけた!電信柱のすぐ側の木の梢で鳴いている(図4)。散歩している女性もウグイスを探している。ぼくは手招きして教える。3人で「ウグイスが鳴いている姿を初めて見た!」っと感動だ!
図4.ウグイス見つけた!何処か判るかな?
帰宅して、お昼を食べ終え、NHKの恒例の囲碁番組を見る。これだけはぼくの独占だ。
下は、図4のウグイスが鳴いている場所だ!

図5.図4の拡大

2023年4月22日土曜日

サル以外の哺乳類には恥骨・坐骨結合があるがサルは恥骨だけが接す   Mammals other than monkeys have a pubic/sciatic symphysis, but only the pubic bone is in contact with monkeys

 標本のタヌキやサルやネズミの寛骨や骨盤(左右の寛骨の間に仙骨が入る)を見ていて、サルの仲間と他の哺乳類では大きく異なる点があることが判った。なお、寛骨は腸骨と恥骨と坐骨が大腿骨が接する部分で癒合・合体しいるが、若齢の時はこの三つの骨が離れている(図1)。

図1.1歳ニホンザルMacaca fuscataの骨盤左斜め下から
赤線は恥骨と坐骨が接している箇所
実は、サルの仙骨を挟んで左右の寛骨を恥骨結合させるのにいつも困っていた。イヌやネコのしっかり左右の寛骨が結合するが、サルではそうでなかったからだ。
図2はスローロリス君の骨盤である。どの部分が腸骨で、坐骨か恥骨か、わかりますね。スローロリスの寛骨は恥骨部分だけがしっかり癒合・合体していることがわかります(図3)。これを恥骨結合と云いぼくらヒトもそうです。
図2.スローロリスNycticebus coucangの骨盤左から

図3.スローロリス♂の骨盤腹側からみた恥骨結合
恥骨結合の後ろの△部分の広がりを恥骨弓

しかし、他の哺乳類は恥骨だけでなく左右の坐骨も癒合・合体している(図4&5)。
図4.左からイヌCanis familiaris、キツネVulpes vulpes、タヌキNyctereutes procyonoidesの腹側から見た寛骨と坐骨弓△
図5.左からシカCervus nippon、カモシカCapricornis crispus、イノシシSus ccrofaの背側から見た寛骨と坐骨弓△
しかし、ノウサギの左右の寛骨は恥骨結合はしっかりしているものの坐骨結合はまだしっかり癒合していない(図6)。この個体はまだ若い個体の可能性が高い。
図6.ノウサギLepus brachyurusの腹側からみた寛骨
いろいろ寛骨を見ていたら、ヒミズでは坐骨ばかりでなく恥骨も結合しない(図7)。が、アズマモグラは恥骨結合が見られる(図8)。
図7.ヒミズUrotrichus talpoidesの骨盤 左斜め腹側から
図8.アズマモグラMogera woguraの骨盤 左斜め腹側から

初めはサルの仲間は恥骨結合があるが、恥骨・坐骨結合があるイヌやネコの仲間や偶蹄類とは違うと思って、いろいろ眺めていたら、若いノウサギでは坐骨結合が進んでいなく、さらに真無盲腸類のヒミズでは恥骨結合も無いが、モグラでは恥骨結合が見られるなど。①恥骨結合なし、②恥骨結合あり、③恥骨・坐骨結合ありの3タイプがある事が判った。しかし、これらの違いが㋐系統分類、㋑生態‣生理の違いによるものか?これからの課題である。

2023年4月20日木曜日

ハハコグサが咲いている  Pseudognaphalium affine is in bloom.

今日は、朝から晴れているので、ラン鉢の植替えをやっているが、鉢の周りに根や株が巻き付きお手上げ状態だ。朝からミズゴケを水に浸しており、早く株を2,3株くらいにでも分けて植替えしたい。でも、しゃがむので腰が痛くなる。で、時々立ち上がっては狭い庭を歩く。ハハコグサが咲いている(図1)。Wiekipediaで検索したら、アジアからコーカサス地域に広く分布しているようだ。中国では漢方薬としても利用され、日本では餅草としてっと書かれている。春の七草の「ごぎょう」だから、食べて旨いのかな?東北では花だけを餅や団子にまぜて食べている(辺見金三郎、「食べられる野草」保育社)。ヨシ!今夕の酒のツマミとして花を摘んで茹でて酢の物で食べてみよう。

図1.庭のハハコグサPseudognaphalium affine 左にムラサキケマンが見える
図2.ハハコグサの花
図1に映っている花穂を全部摘んだが、ほんの少しの量だ。お浸しではなく、卵焼きにして食べた。砂糖と醤油を少し加えた。ダメだ!ボソボソした感触でハハコグサの苦みも無い。それでも全部ウィスキーを飲みながら食べた。

2023年4月19日水曜日

ChatGPTに訊いた  I asked ChatGPT

 今、話題になっているChatGPTを使ってみた。ぼくの腰部脊柱管狭窄症による坐骨神経痛の「手もみ」と「鍼灸」治療について尋ねた。「手もみ」では30分以上の早歩きの散歩やストレッチを勧められた。が、「鍼灸」では散歩やストレッチは禁止された。この違いについてChatGPT-4に訊いたのだ。以下がそのやりとりだ。 

坐骨神経痛の治療において、散歩が奨励されるかどうかは、原因や症状の程度によって異なります。運動や散歩が推奨される場合があります。

一方、鍼灸治療においては、神経の刺激を与えることで痛みを緩和するため、散歩や運動は痛みを悪化させるため、禁止される恐れがあります。また、鍼灸治療は、経穴や経絡と呼ばれる特定のに針を刺すため、その部位に負荷をかけないようにする必要があるため、散歩や運動部位が制限される場合があります。

しかし、鍼灸治療においても、個人差や症状の程度によって異なるため、治療前に専門の医師や鍼灸師に相談し、適切な治療方針を確認することが重要です。が悪化しない程度の軽度の運動やストレッチなど、医師や鍼灸師と相談しながら行うことができます。

はい、ありがとう!

よろしくお願いします。何か他に質問があれば、お気軽にお聞きください。

 どうだろう。まるで、医者と話しているようだ。ChatGPT-4を使って、医者が患者とのやり取りから適切?な処置を導く事も可能だね。あるいは、国会答弁も可能だ。

ぼくにとっては、個人が買えるPCが出て、和文や英文のソフトや表計算ソフトが出た時はある種の革命だと思ったが、今では知らない事を検索したり、翻訳したり、海外に居る人とも顔を見ながら話し合えたり、囲碁番組で一手毎にAIが次の最善手や勝率を予想したり、自分の考えを訊く事ができるChatGPTの出現は、人間そのものの存在さえ問うようで、恐ろしい。

Amazonで一昨日ランの植替え用の水苔を頼んだ。今日、配達される。これも凄い。

2023年4月18日火曜日

エビネが咲いている。   Calanthe is in bloom.

 今日もラン鉢の植え替えをした。でもやったのは一鉢だけだ。ミズゴケが無くなってしまった。後片づけをしていると、夕日が当たった処にジエビネの花が咲いている。このジエビネもクサボケと同じく、ここに引っ越してきた時に出ていたものだ。当時は、娘が通う小学校の校庭の斜面にもジエビネがあった。昔は木陰には春にはジエビネが咲き、夏にはヤマユリが咲き誇っていただろう。そのヤマユリやクサボケも線路沿いの土手に出ていたが、何故か土手全体が厚いビニールの敷物で覆われてしまった。ヤマユリもクサボケも死滅するだろう。夏の夜にはウマオイやクサキリも鳴かないだろう。

図1.ジエビネ
さぁー、16時から鍼灸治療だ!電車に乗って行くわけではなく、近いので気楽だ。

2023年4月17日月曜日

着生ランの株分け   Plant division of epiphytic orchids

我が家の近くのヤエザクラの開花と共にラン類を屋外に出した。一昨日、昨日、今日と鉢の株分けを行った。大半のカトレアやデンドロなどの着生ランの鉢は鉢から出て鉢の周りに着生し、さらにその上に積み重なっている。その為、乾燥する季節には鉢がすぐ乾いてしまい。一日毎に水を上げなくてはだめだ。でも、日本の着生ランのフウランもカヤランもヨウラクランもそのままほったらかしにしている。それでも元気だ!
しかし、カトレアは冬場に花芽が伸びてきては花枯れするようになった。霧吹きをコマメに掛けてやれば良いのだが、このところは何だか面倒になってきている。株分けすると、鉢を増やすな!っと連れ合いは云う。株分けするとどうしても鉢数が増える。それに花が咲いている時期に客がくれば、花が咲いている鉢を持って行ってもらう。鉢は割らない限り、再生して使う(右の大鉢)。が、やはり素焼き鉢やミズゴケも買い求める。
図1.鉢の周りに着生しているミニカトレア
図1のミニカトレアの鉢も株分けしようと思ったが、もう、これはこれで良い事にしようと鉢を手に取って眺めまわしただけで諦めた。こんなのが他にもあるからだ。我が家の庭は半日も陽が射さないが、それでもヤエザクラが咲いてから庭木の下に吊るして直射日光を避けてはいるが、それでも日焼けを起こす。午後3時過ぎからの西日に依るものだ。

先ほど、座って鉢を眺め回していたら、腹が大きなトカゲが足元をゆっくり通った。カメラをとるには動かなくてはならない。ヤツの行く場所を確認してから、カメラを持って腹の大きなトカゲが消えたブライダルベールの叢を足で掻き回したがヤツはどこに行ったのか出てこない。

2023年4月15日土曜日

可愛いハエトリグモ  Cute jumping spider

パソコンの画面にハエトリグミがいる。何と跳び下りてキーボードの上に降りた。動き回る、どうか4,5秒でも動くのを止めてくれ!っと願いながらカメラを向ける。キーボードがこんなにも汚かったか!っとハエトリグモを撮ったが、ピンボケだし、Escキーがこんなにも汚れていることを知った(図1)。
このハエトリグモの名前が判らない。1時間くらいネットで調べてみたが、判らない。ピンボケだからよけいわからないのかな?しかし、ハエトリグモはこのパソコンの前にも、居間のテーブルの上にも現れる。が、娘も連れ合いもハエトリグモだけは邪魔者扱いにしない。動きが可愛いのだ。その動きに魅了されてしまう。
図1.ハエトリグモ
昨日は風が強い中で、カトレアの植え替えを行った。この5,6年全く植え替えをしていないので、どの鉢も鉢の周囲を根が多い、さらに株も鉢の外に着いている。まー、これはこれで板に着生したランのようで見かけは良いが、乾燥しやすいので、花芽ができても花枯れしてしまうことがある。それで、植え替えだが、初めは鉢の周りから根を薄いナイフで剥がしていたが、そんな生易しいものではなかった。結局、素焼き鉢を叩き割って株を剪定鋏で切り分けた。
植え替えできたのは全体の1割にも満たない。晴れた日にまた植え替えしなくては、、、。今日は風が止み雨が降ってくれて良かった。


 

2023年4月14日金曜日

シランが咲く   Bletilla blooms

昨日の午前中に、庭の水道栓で、知人の畑から掘り起こしてきたアライグマの骨を洗った。が、まだ1ヶ月程掘り起こすのが早かったようで、まだ完全に腐ってはいなかった。それで、ストッキングから上下肢は取り出して、ある程度洗ったものの、手首足首から先は、皮が付いたままの状態なので、味付け海苔が入っていたプラ容器に容れて水を浸し物置に置いた。頭部や脊柱部はストッキングのまま2.7リットルのペットボトルの上をカッターで切り落としてその中に収めて、縁側の日陰に置いた。

しかし、轢死体を引き取った時は大きなオトナ個体だと思っていたが、関節部分の軟骨の骨化がまだ不完全であり、洗う前から長骨と離れていた。

内臓を取り除いて、剥皮・除肉したが、土に埋めて骨を取り出すのはなかなか面倒だ。季節はもちろんの事、そこの土の質によって骨にした時の状態が大きく異なる。30センチ以上深く埋めるのは腐るのが遅れ、最悪の場合は死蝋化してしまう。この場合はそのまま放置しても腐らないので、取り出して煮てから埋めると良い。可能なら土が骨の1,2センチ上にかけるくらいが良い。しかし、庭や畑だとネコ、カラス、ネズミなどの掘り出されることがあるので、埋めた場所に上に1センチ四方以下の網目の金網を乗せて四隅をしっかり押さえておくことだ。 

庭のシランBletilla striata
お昼を食べてから、水道栓の周りを綺麗に洗い、出したままだった物を片付けた。朝、蕾だったシランが咲いている。

2023年4月13日木曜日

ヒメウツギやスズランがもう咲いている   Slender deutzia and lily of the valley are already in bloom

 庭に、以前連れ合いが寄せ植えで貰ったブーケの花の中にヒメウツギがあったので、それを二節ごとに切って挿し木にした。その内の1本が20センチくらいになって花をつけ始めた(図1)。丹沢の山々ではウツギの白い花がたくさん咲き誇っているのだろうか?ウツギは若葉かおる5月になってからだ。この背丈の低い園芸品種のヒメウツギは開花が早いのだろうか?さらに、スズランも咲いている(図2)。これも早い!見るとシランも赤紫色の蕾を膨らませている。エ?今年はだいぶ早いかな?

図1.ヒメウツギDeutzia gracilisの園芸品種
図2.ドイツスズランConvallaria majalis
今朝、パソコンに向かっていたらJアラートの警告が出た。北朝鮮からのミサイルが北海道近辺に落ちると云うものだ。北海道に居る人たちはさぞかしびっくりしたことだろう。しかし、ウクライナではそれが毎日どこかで警報が鳴っている訳だ。今回のアラートは関東地方の住民にとっては人騒がせなものだが、北海道に住む人たちにとっては近辺に落ちなくて胸をなでおろしたことだろう。このような警報が日常になっているウクライナが気の毒だ!