「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2022年5月21日土曜日

新たな生き方! A new way of life!

昨日、お昼前に引地川親水公園まで散歩した。ほとんど引地川沿いに沿って歩いて行く。大きなカメラと三脚をもった人たちがカワセミを狙っている。このところぼくの歩き方は地面を見るのではなく、なるべく正面を見るように歩いている。どうも山道や遊歩道でも動物糞を探すために地面ばかり見て歩いてきたためか、背の丸みが酷くなってきている。先日、壁を背にして真っすぐ立ち、カガトと尻と背と頭の4点が同時に壁に付けられないことを知った。それだけ背骨が曲がってしまったんだ!
川面を見ながら歩いていると10センチはありそうな魚が飛び上がったしているそのすぐ後ろをカワウが潜って追っている。始めはコイが小魚を追っていると思った。その小魚はUターンして方向を変えたと思ったら捉まりカワウが頭を上げて魚を飲み込んだ。なんとカワウが魚を追って飲み込むシーンを2度も見たのだ。 
視線の方向が変わるとこれまで見たことがなかった光景を目にしたので驚きである。土手の葦の葉にデンデンムシがいたので手に乗せた(図1)。何故かこのデンデンムシは殻を上げて殻を回転させる(図2)。
図1.殻を上げるカタツムリ
図2.殻を回すカタツムリ
一昨日、渡台する友人Nと横浜東口のビールレストランで飲んだ。コロナ禍でずーっと台湾に行けなかったがようやく行けるようになったので昨日羽田から飛んだ。Nは卒業後旅行会社勤めをしていたが辞めて、大学に戻って教職の単位をとり、埼玉県の高校教師をしていた。英語、スペイン語、中国語など語学が堪能なので、教員仲間の添乗員となって海外に出かけていた。退職後も時々教員仲間を連れて海外旅行をしていた。そのNが台湾で神主をやるようなのだ。Nは学生時代に探検部にいて台湾の蘭に行ったり、ぼくとタイワンザルの調査をしたりしていた。彼と二人で知本の山を歩き、知本に降りてきては食堂でビールを飲みながら水餃子と空心菜炒めを食べたものだ。彼の全く予想外の新たな生き方を知って驚くやら羨ましいやらであった。Nはぼくと同じように背が丸くなっているが、気持ちは前を向いて生きている。
 

2022年5月18日水曜日

境川沿いを散歩  Walking along the Sakai River

雨曇りの肌寒い日が続いていたが、今日は久しぶりに良い天気だ。お昼を食べてから境川の遊水地公園まで散歩した。約1時間半の行程である。今日は、晴れたせいだろう。散歩をしている人たちやジョギングをしている人たち、球技場では、ソフトボールや野球、テニスを中高年たちがやっている。この日差しにの中では暑いだろう。ぼくも長袖シャツの腕をまくり帽子を時々脱いで手に持つ。汗っぽくなる。土手にクサフジがたくさん繁茂している(図1)。途中で、車道を渡る。車が停まってくれてぼくが渡るのを待っている。小走りに走った。イタッ!左足の脹脛が攣った!こんな所で攣るなんて、ピョンピョン跳ねて渡る。
車道を渡ってからしばらく川と畑の間の道を歩く。ん?草むらに何か走りこんだ。ヘビだ。尾を右足で踏み、腰を曲げて右手でつかんでひっぱる。アオダイショウだ(図2)。
帰宅し、玄関で靴を抜いだ時は右脹脛が攣る。こんなことで攣るなんてスポーツ飲料をガブガブ飲む。
図1.クサフジだ! 
図2.アオダイショウだ!

2022年5月13日金曜日

スイカズラが満開  The Japanese honeysuckle

雨の中で我が家のスイカズラの花が満開だ!部屋の窓を開けるとスイカズラの匂いが漂ってくる。スイカズラは生まれ故郷の釧路にはないが、キンシコウ調査で入った秦嶺山脈の岩場の尾根にも、カッパドキアのホテルの門も覆っていた。この匂いが大好きなので居間にもぼくの室内にも花枝を切って花瓶やコップに挿している。枯れて落ちた花も少し香るし、花枝は良く水を吸うので先っぽの蕾まで花を咲かせてくれる。
下の写真のようにツルが四方八方に伸びて花をつけている。新しく伸びたツルに花が咲くので、花が終わったら、殆ど丸坊主どころか太い支柱となる幹だけを残して選定する。それでも枯れることなく翌春にはたくさんツルが伸びる。
図1.ツルが伸びて満開のスイカズラの花
今日は、塩水橋から本間ノ頭への尾根の途中にあるヤマシャクヤクを見に花散策のグループを案内する予定だった。予備日をとったがいずれも雨模様のため取り止めた。まさか、このまま梅雨に突入することもないだろう。が、心配だ!
 

2022年5月12日木曜日

外来種 Invasive species

昨日は久しぶりに横浜市と藤沢市の市境を流れる境川の遊水地公園の周りを散歩した。遊歩道側の遊水池の淵に黄色い花のアヤメがあった。SonyのCyber-shotをザックに容れていたので、望遠にして撮った。手振れがするので5,6度シャッターを押した。その中でブレてないのが図1である。50mも歩かないですぐ側に群落とは言えないまでもたくさん咲いていた(図2)。何だ!遊水地公園を作る時に植えたのかな?黄色の花のアヤメは珍しいので帰宅してからすぐ調べた。キショウブと名付けられているアヤメの仲間で外来種で環境省は「要注意外来生物」に指定しているようだ。
外来生物で、植物は園芸や農作物から持ち込まれたものが多い。お花屋さんで普通に外来の鉢植えの植物や種子や球根が売られている。動物では外来種はペットショップから昆虫、魚、両性・爬虫類、鳥類、哺乳類が売られている。さらに、ネットでも購入できる。温暖化の影響で日本ももっと温かくなれば、さまざまな外来生物がキショウブやワカケホンセイインコやアライグマのように日本の野山の各地に侵入するだろう。
図1.キショウブ
図2.たくさんあった!

2022年5月10日火曜日

スイカズラの季節だ!   It’s honeysucle's season!

 昨日、埼玉の従弟の葬儀があった。肺癌で逝ったようだ。火葬の前の棺に納められた従弟の周りはたくさんの花で覆われた。雄蕊を取ったカサブランカの白い花が顔の周りを埋め、ピンクぽいデンファレの花茎が何本も足元まで覆った。さらにいくつかの種類の切り花が置かれた。これを見ていて、ぼくが死んだらスイカズラの花で埋めてもらいたいっと思った。そうしたら死ぬ時季を選ばなくてはならない。季節を選んで死ぬことができれば良いが、、、、、。

庭にスイカズラの花が咲いているので二本花枝を切り取って我がPCの前に置いた。途端に甘い良い香りが部屋中にたちこめる。目の前の小瓶に挿した2本の花枝を見ていて、この香りは雌蕊や雄蕊の匂いかな?と雄蕊や雌蕊を花から取って鼻を近づけたが匂いはしない、雄蕊や雌蕊を抜いた花の匂いを嗅いだ。花弁の筒の根元に方に香りの源があるようだ。この白い花は翌日には黄色く褪せていくが、それでも匂いは変わらない。

スイカズラの花
ぼくは花の香りが好きだ。2月下旬からジンチョウゲが咲いて良い匂いを漂わせ、スズラン、バイカウツギ、スイカズラと次々に良い香りを放つ花が咲き、6月に入ってクチナシが咲いて香りを漂わせ、初夏のヤマユリが山道に香り、暑い夏が過ぎて秋になってからキンモクセイが咲いて街中が強烈な香りで埋まる。ぼくの故郷釧路では6月頃のハシドイ(ライラック)の花の匂いも素敵だ! 園芸品種のスイセンやフリージャも好きな匂いだ。

2022年5月4日水曜日

死亡時期からのハクビシンの頭骨の年齢推定  Age estimation of palm civet’s skull from the death month

先日、知人の畑の網に絡まって死んでいたハクビシンが若者であって性成熟になっていない個体であることが解った。手持ちのハクビシンの頭骨を成長段階別に上から見ると(図1)、成長と共に口吻部が突き出し、後眼窩突起が発達し、頬骨弓が横に張り出し、矢状縫合が隆起し、項稜が盛り上がっている(図1)。
図1.成長段階別のハクビシンの頭骨上面から
Pp:後眼窩突起(前頭骨頬骨突起) Za:頬骨弓 Sc:矢状縫合 Cn:項稜
A:藤沢市湘南台 2011.01.16 交通事故で怪我♂死 B:藤沢市菖蒲沢 2022.03.07 畑の網に絡まり♀死 C:清川村宮ヶ瀬 2010.05.22 長者屋敷キャンプ場性不明死骸

頭骨を裏側から見ると、Bの畑の網に絡まっていた個体もAのまだコドモと同じように乳歯のままである(図2)。それは下顎の歯も同じく乳歯のままだ(図3)。
図2.成長段階別のハクビシンの頭骨底面から
(図を左クリックすると拡大)Paradoxurus hermaphroditus
図3.成長段階別のハクビシンの下顎骨Paradoxurus hermaphroditus)
AnimalDiversityWebによると日本に生息しているハクビシンは初春と晩秋に交尾季があるようだ(しかし、日本の捕獲業者のHPでは日本では年中あるようだ)。Asiatic palm civetParadoxurus hermaphroditusParadoxurus hermaphroditusParadoxurus hermaphroditusParadoxurus hermaphroditusの妊娠期間は60日くらいだ。そして離乳は2ヶ月で母親から分散するのは生後3ヶ月目だ。1日に2キロくらいまで移動するようだ。性成熟ませ約1年かかる。このAsiatic palm civetとハクビシンの生理機能がほぼ似ていると考えた。
交尾季が初春:3月下旬か晩秋:11月下旬とすると、3月下旬に交尾して5月下旬ころに出産し8月下旬ころ分散することになる。一方、晩秋の11月下旬に交尾すると、4月下旬ころ分散することになる。
いずれの場合も見つけた時のA、B個体の状態とは異なる。Aは1月なのに親から離れて動き回っているところを車に轢かれた。母親から離れた直後の個体だとすると誕生後3ヶ月経っているとすると生まれたのは10月と云うことになる。

日本の捕獲業者のHPにあるように、家屋の屋根裏を巣にしているハクビシンは季節に関わらず年中発情・出産している可能性が高い。市街地・農耕地では冬でも食物を得られているからこそ屋根裏に巣を作るのだろう。江戸川区葛西にある周辺がビルだらけの学校にもハクビシンの糞があったが、糞を洗ったらクスノキの種子出てきた。さらに、ツバキのオシベが出てきた。おそらく、彼らはレストランの生ごみも漁っているから都会でも生存可能なのだ。

2022年5月1日日曜日

テイカカズラの花から!  From the flowers of star jasmine!

5月に入った。晴れれば初夏の陽気になる筈なのに、今にも雨が降りそうな肌寒い曇り空だ。そんな曇り空でも我が家の駐車場横のテイカカズラが咲き始めた(図1)。昨年暮れには伸びて絡まっているツルをことごとく切り落として太いツルだけになった。が、テイカカズラは秋に選定してもその年に伸びたツルの一部を残しておくとと春になって昨年の残ったツルから新たに出てくるツルに花をつける。
しかし、スイカズラやカロライナジャスミンは古いツルから新しく伸びたツルにも花が咲く。だから、春の花期は思いっきりツルを伸ばさせて花を咲かせるが花が終わった後はバッサリ切り、さらに何度か伸びるツルを切り落とす。それでも春になると花を咲かせてくれる。今、スイカズラもツルが伸びて蕾をつけているので今週末には咲きそうだ!
今、思い出した。百日紅(サルスベリ)もゴリゴリに切ってしまって幹だけになっても、新しくでた枝に花が咲く。
図1.テイカズラ
 あーあ、とうとう冷たい雨が降り出した。外が温かかったら洋ラン類の植え替え、株分けをしようと思っているが、この2,3日肌寒い日が続く。

2022年4月30日土曜日

アナグマの死骸  The carcass of badger

友人のY.N氏からタヌキ?の骨が欲しいか?っと連絡がきた。もちろん、欲しい。添付された写真を見た。毛の色から、これはアナグマだねと返信した。さらに写真を拡大してみるとウジが這いまわり、前頭部の骨が露出している。左前足に大きな爪がある。アナグマに間違いない。
しかし、アスファルトかコンクリートの上に死んでいるように見える。枯れた竹の葉も散らばっている。不思議なのは左上の方に青々としたコケ(蘚苔類)がある湿った場所だ!
Y.N氏にこの場所は神社の境内の裏なのか?とメールすると、折り返しメールがあり、彼の子息が買った埼玉県日高市の店舗の地下室のようだ。
図1.死骸
ウジが這いまわっているようなので、一度土に埋めてから送ってくれることになった。

2022年4月29日金曜日

カメムシの性行動?  Sexual behaviour of stink bug?

昨日、散歩をした。あのジャンボレモン(ポンテローザ)の花がそろそろ咲くだろうと思って側を歩いた。まだ蕾だったが、葉にカメムシが2匹いて、一匹がもう一匹を追っている。性行動なのか?図1の奥のカメムシが手前の個体を追っていた。もし、性行動だとすると手前の個体がメスで奥の個体がオスとなる。
図1.ポンテローザの葉の上のクサギカメムシ
このムラサキサギゴケの花に似たランナーが伸びた植物があった。ネット検索したらツタバウンランという帰化種であることが判った。もともとは園芸品種のようだ。葉も光沢があって綺麗だし、花も目立つ。 
図2.ツタバウンラン

2022年4月28日木曜日

フジの花の季節   It’s the season of Wisteria’s flower!

昨日、引地川沿いを散歩していたらフジの花が咲いていた(図1)。フジの花の季節になったんだ!さらにツルウメモドキの花も見つけた(図2)。もうすぐ5月だ。散歩から帰ってきてアジャンタムの植え替え・株分けをしようと水道栓の前に座って置いているガラス瓶を見たらボウフラが泳いでいる。エ?こんなところに蚊が卵を産んだんだ!その卵が孵ってボウフラとなって泳いでいる。早速ガラス瓶の水をオタマがいるスイレン鉢に移した。スイレン鉢にはグッピーもいるので食べてくれるだろう。
我が家の新しい巣箱には一度シジュウカラが巣穴を覗いていたが、営巣してくれなかった。今度の巣箱は前のものよりも一回り小さいので、これではヒナを2,3羽しか育てられないと嫌われたのかな?まー、来年様子を見よう。
図1.フジの花
図2.ツルウメモドキの花