「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2020年9月29日火曜日

山はもう寒かった!  I have already felt cold in the mountain.

今日は、広沢寺温泉無料駐車場から見城山・日向山・弁天の森キャンプ場と歩いてきた。風が強くて、涼しさを通り越して寒く感じる程であった。
秋の花、ヤマトリカブト、コウヤボウキ、マンジュシャゲ、カンアオイが咲きはじめていた。図1は、帰路の二の足林道のシカ柵に絡みついていたキキョウ科ツルニンジン属のツルニンジンかな?それともバアソブ?
図1.ツルニンジンCodonopsis lanceolataの花
図1''.  こんなにたくさん咲いている


2020年9月28日月曜日

彼岸花  Red spider lily

このところ全く涼しくなった。夜など寒いくらいだ。昨日、境川沿いの土手を散歩していたら、彼岸花が咲いている。思わず手持ちのガラケイで撮った。コロコロした茶黒色の大きいコオロギやバッタも跳び出る。秋だ!

前期の試験の採点も終わった!授業は楽しいが、この採点が一番イヤだ!可能な限り60点以上を上げたい。特に今年は4月から教室での対面授業をしていないクラスは尚更だ。が、配信した動画を見てくれなかったのか?と思うような学生も少数いて、上乗せして60点以上にしたいのだがそうできない学生がいて困った。まー、仕方がない。追試だ!後期に頑張ってもらおう。幸い、10月から始まる後期の授業は教室での座学だ。学生たち一人一人の顔をしっかり見て話しをしよう。
境川の横浜側の土手に咲いていた彼岸花Lycoris radiata
ヒガンバナの鱗茎はアルカロイドのリコリン(ヒガンバナの属名のLycorisから)を含んだ有毒植物だが、澱粉が豊富なので、鱗茎を磨り潰して水に晒して毒をぬいて食べられるようだが、食べてみたいとは思わない。アフリカで食べたキャッサバは、煮て水に晒して粉にしたものをウガリとして食べた。煮たイモを水に晒す過程で発酵するので、このキャッサバのウガリは独特の発酵臭がした。
 

2020年9月26日土曜日

涼しい!  It's cool!

 良かった!台風は何事もなく過ぎてくれた!随分涼しくなった。

庭にタイワンホトトギスが咲いている。山でもホトトギスやリンドウ、センブリが咲いている事だろう。発情し始めたサルもいる事だろう。

タイワンホトトギスTrichyrtis formosana
タイワンホトトギスだから小種名をformosanaと云うんだ。タイワンザルの英名がFormosan macaqueと云うからformosaは台湾を意味すると思っていた。が、formosaを調べるとポルトガル語で「美しい」の意のようだ。台湾は富士山より高い3952メートルの玉山があり、台湾全体がどっしりした大きな山のようで美しい。最初に台湾にやってきたポルトガルの宣教師?は台湾を海上から眺めて美しいと思ったのかもしれない。

2020年9月25日金曜日

コムラサキの果実は鮮やかな紫色になって鳥に食べられる  The fruits of Japanese beautyberry became to beautiful purple and can be eaten by birds

 今回の台風は東の海上に逸れていった。風を警戒して庭木の枝にぶら下げているラン類を取り入れていた。が、それを昨日ど外に出した。だいぶコムラサキの実が色付いてきたを見て、先ほど庭に下りた。

このところ庭に出るのに躊躇する。ヤブ蚊が多く、しかも刺されたた凄く痒いのだ。庭に面する窓を開け、網戸を開けようものなら蚊がすーと入ってくる。コムラサキを撮っていたら、手の甲を刺されてしまった。今、キンカンを塗りながらタイプしている。

コムラサキの果実Callicarpa dichotoma

このコムラサキはヒヨドリか他の鳥が我家の庭に種子散布したものだ。鳥はこの実を食べるが、まだ、丹沢の哺乳類の糞からこの種子が出てきたころがない。コムラサキはシソ科であるが、同じシソ科のクサギの実は熟すと青黒くなるが、この種子も哺乳類糞から出てきたことがない。テンやタヌキは臭いで果実を探している筈だ。コムラサキもクサギの実も熟すと色を紫や青黒く変えて訴えている。これが判るのは鳥だけだ。哺乳類は色の変化では解らない。匂いだ。サルナシは未熟の固く緑色の実が熟しても色は大して変わらないが甘い発酵臭を出す。これで哺乳類は判るのだ。
しかし、サルは視覚の動物だ。サルは鳥のようにムラサキシキブやクサギの実を食べるかな?覚えていない。

2020年9月22日火曜日

またモグラを貰う! I got a mole again!

 昨日はNさんから貰ったモグラを解体した。連れ合いには黙って冷凍庫に入れていたモグラを取り出した。が、凍っていて皮を剥きづらいので、お昼過ぎまで自分専用の冷蔵庫(缶ビールやジュースなどの飲み物専用)に容れといた。が、カチカチの状態は変らない。机の上に置いたままにした。

ぼくは、哺乳類や鳥の解剖・解体はイヤだ。気味が悪いのだ。しかし、魚や烏賊を捌くのは大好きだ!得意だ!何が違うのだろう。魚や烏賊を捌くのは子供の頃から毎週の如く目にしていた。だから、腹を開いて内臓を取り出すのも物心着く頃から見ていた。が、哺乳類や鳥は年に一度だけしか目にしない。家で飼っていたウサギやニワトリを父親が正月向けに潰して皮を剥き、毛を毟る。そこまでは特に気味が悪い訳ではない。毎年の年末の恒例の行事だった。しかし、腹を裂き、内臓を取り出す時に息を潜めるのだ。前足や手羽を肩から、足を股関節から身体から離すのは何でもない。しかし、内臓になると気味が悪く思うのだ。

モグラは10分くらいで剝皮し、腹を裂き、内臓をピンセットで取り出し、少しだけ徐肉し、洗ってそのまま100円ショップで買ったガラス瓶に容れて水に浸し、動物蛋白分解酵素を入れて机の下に置いた。

昨夕、Nさんがモグラがまた獲れたと持ってきてくれた。これは、明日学校に持って行って野生動物専攻の学生たちに見せて上げよう(図1)。それとも解剖するかな? モグラを始めて見ると前足の手の大きさに驚くだろう。取り敢えず、こっそり冷凍庫だ!

図1. 2匹目のアズマモグラMogera imaizumii
Nさんはモグラのトンネルは不思議だ!と云う。穴を掘った時に出た土はどこへやるのだろうか?と云うのだ。モグラ塚で作られる土の量はトンネルの長さに比べると少なすぎると云うのだ。うーん、そうだが、、、。

2020年9月21日月曜日

引地道を歩く   Walking on the Hikichi road

先日、17日に引地川親水公園まで歩いた時に見たものをアップします。
図1. ミヤギノハギLespedeza thunbergii
「萩、尾花、葛、撫子、女郎花、桔梗、藤袴」の秋の七草の最初に出てくるハギだが、夏に咲くミヤギノハギというのがある。でも、このところ涼しくなった。
図2. ヤブミョウガPollia japonica
ヤブミョウガと云う名だが、根元に出てくる花芽を食べるショウガ科のミョウガとは違ってツユクサ科だ。花は似てもいないが、茎や葉の様子はミョウガに似ている。このヤブミョウガが出るところは如何にも湿った藪で、マムシが出てきそうな場所だ。
図3. アオサギArdea cinerea
引地川ではコサギはしばしば見るのだが、アオサギは珍しい。

2020年9月20日日曜日

モグラをゲット   Got the Japanese mole!

昨日11時過ぎに知人のNさんから電話が入る。モグラが獲れたけれど要るかと云うものだ。もちろん、欲しいと応える。今、畑に居ると云うので貰いに行くことにする。直ぐに出掛ける。図1、1'のモグラだ。今朝、トラップに掛かっていたようだ。胸からお腹にかけて潰れている。
図1. アズマモグラMogera imaizumii お腹から
図1'. モグラ 背から
このモグラを捕まえたトラップが図2のようなバタンキュー式のもので、強烈だ。これで仕掛けが作動してモグラのお腹を締め付けて殺したようだ。一瞬で死んだだろう。
図2. モグラのトラップ
このトラップを図3のようにモグラのトンネルに仕掛けるのだ。そして前後のトンネルを踏み固める。モグラはトンネルを修復しようとするので、前後を踏み固めると事によって、モグラはトンネルを掘ることだけに集中してしまい、トラップに気が付かないで掛かってしまう。気の毒だ!
図3.今仕掛けているトラップ
この畑には今、ナス、トマト、サツマイモ、カボチャ、里芋、落花生、ショウガなどの根菜とネギや空心菜などの葉物が植えられている。モグラは地中にトンネルを掘るので、そこに根が伸びていた野菜は水分が吸えず、枯れてしまう。またトンネルはアカネズミ(多分)が利用してイモ類を食べる。この畑はさらにハクビシン、ノウサギもやってくる。ハクビシンが折角実ってきた落花生を狙いにやってきていた。網を破って入っている。また、カボチャはネズミに派手にいくつもヤラレテいた(図4)。
図4. ネズミ歯型がついているカボチャ
家庭菜園ではモグラやネズミは害獣扱いだ。しかし、両者とも作物に害を及ぼす昆虫などの節足動物を食べるので、短絡的に害獣扱いするのは拙いだろう。家庭菜園では油粕や堆肥などの有機物を肥料として土に梳き込むのでどうしてもミミズやヤスデ、ダニなどの土壌動物が多くなり、モグラを呼び寄せることになる。ミミズなどの土壌動物は土を改良し、植物が育成・成長しやすいようにしている。有機肥料・ミミズなどの土壌動物・モグラの3者の関係があってこそ畑の土壌は改良されていくものだと思われる。しかし、実際の耕作者は、モグラの被害に出遭うと腹が立つ!

2020年9月19日土曜日

ブドウ属ではないノブドウ  Nobudou which is not included in Vitis genus

 昨日、引地川親水公園まで歩いた時に、川沿いにある大学の土手にノブドウがあった。ノブドウの実は白くて青や紫色になるものは寄生された実のようだ。堀田満著「野山の木」Ⅱ(保育社)によると、茎は無毛or褐色のちじれ毛があり、葉の表は無毛で光沢があり、裏はうすく毛がある。と書かれている。近縁のエビヅルには、若枝にはくも毛があり、葉の表面は無毛、裏面は赤褐色のくも毛を密生する。っと書かれている。現場では、虫メガネも持っていないので、今日、再び行って枝を30センチと果実を5個取ってきた。もってきた標本の若枝には毛があり、葉の表も裏も脈にそって毛がある。どうも、決めてに欠くが、消去法でノブドウとした。それは、白い果実が殆んどだからだ。

図1.白い実のノブドウAmpelopsis glandulosa
図1'. 青い実もある。
持ってきた果実から種子を取り出して洗った。果実から種子は1個から3個入っていた。ノブドウはブドウ科であるがノブドウ属であるので、ブドウ属Vitisのエビヅルやサンカクヅル、ヤマブドウや大好きな甘酸っぱいキャンベルや甘いデラウエアなどとは種子の形が違う。
図2. ノブドウの種子

2020年9月18日金曜日

美味しそうなカラスウリ  The Karasu-uri, kind of melons which looks delicious!

昨日は目覚めたのが5時半だったので、山行きを諦めた。連れ合いは7時頃起きてきて部屋にいるぼくに「山へ行かなかったの?」と訊いてきた。朝、3時半に目覚めたのだがまだ30分早いと思って眠ってしまたのだ。で、10時頃散歩に出た。この頃は散歩に出るにも用意に時間が掛かる。髭を剃り、サブザックの中にカメラ、携帯、GPS、ビニール袋、味海苔が入っていた円筒状のプラのふた付き容器、タオル、小銭の入ったがま口だ。カメラ、携帯、タオル、小銭はいいだろう。GPSは歩いた距離を知るためだ。ビニール袋は何か興味深い不明の植物の葉や茎を入れるため、プラ容器は昆虫かカエルかカナヘビ、小魚などを捕まえた時に使うのだ。
散歩ルートは引地川沿いに歩いて、親水公園までだ、往復10キロだった。決められた散歩コースではなくて、引地川沿いにポツンポツンと立ち並ぶ古い農家や新しい家の前の道を歩いた。厚木から南下する道が藤沢道と引地道に分かれる聖ヶ谷(図1)を過ぎてそのまま南下して引地道を歩く。この穏やかな道が江戸以前からある引地道であることを知る。
図1. 聖ヶ谷(ひじりがやと)
引地道と親水公園との間は農地であり、梅林にカラスウリTrichosanthes cucumeroidesが絡みついていた(図2、2'、2'')。子供の頃、釧路ではアジウリというものがあり夏のスイカと並ぶ大好きな果物であった。そのアジウリに形状や紋様が良く似ている。食べると甘いのかも?っと思わせる(図2')。サルが食べるのは今頃だ!カラスウリやキカラスウリも食べる。カラスウリとキカラスウリの種子の形が明らかに違うのでの千葉県高宕山のサル調査で、サル糞の中からカラスウリやキカラスウリの種子を見つけてこれはカラスウリ(図3)、これはキカラスウリの種子と言い当てて誇らしく思ったことがあった。もう、40年も前の事である。
図2. カラスウリKarasu-uriの実だ!
図2'.  美味しそうな瓜に見える
図2''.  少し色付いている
図3. カラスウリのお腹に帯を巻いたような種子(20200130仏果山のサル糞)
キカラスウリの種子はスイカのタネ状で凄く大きい

2020年9月17日木曜日

小さなハエトリグモ  The little jumping spider

我が家にはロボロフスキーハムスターがコンパニオンアニマルとしている。これは連れ合いと娘が家族のように世話をしている。しかし、もう、毛が薄くて疎らで動きも悪い。以前のように廻しゴマで遊ぶこともなくなった。娘が貰ってきて3年は過ぎたので、ぼくはもうハムスターはいつ死んでもおかしくないからな!と云っている。
さらに、グッピーと金魚のコメットと朱文金がいる。グーッピーはいつも水槽がいっぱいになるほど泳ぎ回っている。次々に生まれ死んでいっている。グッピーはコンパニオンアニマルという範疇には入らない感じがする。それは一個体一個体に注意を注ぎ込まないからだ。
我家にはもう一種の動物がいる。コヤツはぼくの部屋のパソコン画面の上を歩いてカーソルを追ったり、居間にいてピョンピョンと跳びまわっている。不思議なことに虫嫌いの連れ合いも娘もこのハエトリグモに対しては追い払ったりしない。手に乗せ遊んでもいる。
我家に何匹のハエトリグモがいるの?判らない。家の中に入って来る小さな虫を獲ってくれているのだろう。
日本の家の中ではアダンソンハエトリとチャスジハエトリが居るようだが、我家のコヤツはどちらかな?いずれにしも地味な色をしているのでメスと思われる。
ウィスキーのビンの上のハエトリグモ