「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2019年5月12日日曜日

2)立ち木に捉まりながら登る!  Climbed the ridge grasping at the trees!

オジサンの気を付けてと云う言葉で、爽やかな気持ちになり斜めに降りてきている獣道を頼りに斜面を登り始める。このような所は人に見られたくないので、林道から見えない位置まで急ぐ。何と、2,3分も掛からないで尾根上に出た。立ち木があると捉まりながら登れるので楽だ!
地図を出して磁石で磁北線と合わせながら登っていく方向に磁石の→を向ける。711のピークを過ぎてから尾根は西に向かうことを頭に入れる。
8:12  ここから登る 時刻はスパッツを着ける前の撮った時刻
711ピークは急な登りで、ストックと使い、立木を引き寄せて登る
8:50 カモシカ糞だ!
711のピークを過ぎてからの鞍部が巾1.5mくらいの尾根で散歩道という感じだ!
8:51 木漏れ日の射す尾根を登る
次の小ピークはモミの古い倒木が覆っていたが、その上に落ちたばかりと思われる卵があった。生卵として飲んで精をつけようかなっと思った。その位新鮮なものだ!
8:53 朽ちた倒木の上に卵が、、、今しがた落ちた(落とされた?)、見上げるが巣らしきものは見当たらない。割れた部分が上を向いているのはどうしてだろう。この倒木に当たって割れたものだと思うが、、、倒木に腰掛けたままで撮る。アリンコが一匹中を覗いている。
知人の鳥専門家のMaru氏にメールに添付して訊いたところ、この卵はカケスの卵とのことだ。
又、①ツツピー ツツピーはカラ類の声でヤマガラ
②チュンチュク チュンチュク チュンチュク チーはメジロ
かも知れないとのことだ!
8:56 タヌキ糞1
割れた卵の2mも離れていないところにタヌキのタメ糞だ!
さらにまた、タヌキのタメ糞がある。何れもゲットだ!
9:00 タヌキ糞2
この辺りから巾50センチくらいの細尾根となる。北側の急な斜面になっている。南側は比較的穏やかだ。
9:02 神奈川県の杭だ!

9:10 タヌキ糞3

9:39 タヌキ糞4
 北東側に深く切れ込んだガレ沢となっている。西への登りは立ち木を掴みながら、、、。
9:39 タヌキ糞4の付近

9:44 シキミの樹皮にカモシカの角砥ぎの痕
細尾根を登ってくると急に開けた穏やかな尾根、立木に捉まり自分の身体を引っ張り上げるようにして登る。
10:20 ギンランが何故か2本を束ねたように数か所に出ていた。
西に向かう尾根が今度は北西方向に向かう。膝が上がらなくなっている。立ち木があれば木を掴み、あるいは抱くようにして身体を引っ張り上げ、最後に腕で木を下に強く押して身体を少しでも上げる。
10:49 大きなテン糞2だ!
2000年頃、伊勢沢を詰めて最後の行き止まりになる岩場を巻いて尾根に出て登山道まで歩いたことが2,3度ある。その頃の上部は胸以上あるササの中を泳ぐように掻き分けながら登らなければならなかった。その名残りの枯れたササが残っていた。これは大気汚染に因るものではないだろうか?東丹沢のササはどこも消滅しかかっている。
10:53 死滅したササ
太腿が悲鳴を上げているので、気持ち良く座れる場所を探しながら登る。丁度、倒木があったのそれに座り、スポーツ飲料と飲み水を一口ずつ飲む、水を絶えず補給していると足は攣らないと思っている。持ってきた豆餅を食べながら地図を広げ現在地をどこか確認し、また水を飲む。
11:26 上の見上げる。倒木に座って地図を見る。
この倒木の位置は登山道から300メートルくらい離れたところだ!と地図と磁石と回りの景色から判断する。
11:27 倒木のところから北側を撮る。
11:32 小さな小さなフデリンドウが陽の光を浴びている。
何と、休んだ倒木のところから10分もしないで登山道に出た!万歳!登山道に降り立ち、歩きやすさを噛みしめる。地図読みではあと300mと思ったが、登山道はすぐ側にあったのだ。
11:34 登山道だ!着いた!
11:35 登山道に降り立って登って来た尾根を撮る。

2019年5月11日土曜日

我家のシジュウカラのヒナ The young birds of great tits in our back-yard

庭のシジュウカラのヒナたちの鳴き声はガラス戸を閉めていても聞こえるまでになってきた。鳥は哺乳類とは違って人が見ても子殺しをしないようなので、親鳥がいなくなったのを見計らって屋根を開けて写真を撮った。
直接見たところでは、2羽が入り口付近に陣取っており、他の4羽は巣の中にいる。
面白い事に、ぼくが屋根を持ち上げたところ、鳴き声が止んだ。
一応、警戒していると云う事なんだろう。嘴も開けず、静かにしている。片手では上手く全体を写せなかった。もう少し、カメラを持ち上げて撮るのだった。
でも、まー、大きく成長しているし6羽が全部元気にしている。
手前に他のヒナの一部が写っている。

1)立ち木に捉まりながら登る!  I climbed the ridge grasping at the trees!

昨日は、5時半に家を出て清川村を目差した。が、日の出が早くなったことと大型連休明けもあってトラックやマイカー族の車で早くも混んでいた。それでも7時ちょっと前に水沢橋の林道ゲート前に着くことができた。
小鳥たちの賑やかな囀りの中を歩く。
①ツツーピー、ツツーピー ②チュンチュク、チュンチュク、チュンチュク、チー 
などと鳥の囀りのリズムを真似ながら歩く。長いレンズと三脚を持った鳥の観察者にあった。声を掛けるがこちらをチラっと見ただけだ。ほとんど無視されたようで気持ちが良くない。彼らは目的の鳥に集中しているのだ。花や虫には興味がないのかな?
ミツバウツギだ!以前はこの新葉を摘んで食べたっけ!

ヒメウツギが満開だ!

おー、これはまたし立てのテン糞だ!

フサザクラの葉で作られたオトシブミ

ガクウツギも咲いている

沢の方の斜面でヤブデマリの花が!

赤いアカメガシワの新葉が可愛い!

まだ蕾なのはマルバウツギかな?

ニシキウツギも蕾だ!

ゴージャスなシャンデリアの花を持つオオバアサガラも蕾

焼小屋橋だ!

 焼小屋橋を過ぎてカーブになる手前で振り返って焼山方面を見る。
新緑と青空が気持ちがよい!

まだ、ヤマツツジが咲いていた!

前回、4月19日にはここから登った!

前回降りたところで、林道上に座って、スパッツを着けていると林道を下りてきたぼくと同じ歳くらいのオジサンに声を掛けられる。
山に登るんですか?
エー、ここから登ろうと思うので、靴に泥や枝が入らないようにスパッツを着けているんです。
エ?ここから?
はい、ここからこの尾根を歩いて登山道までいくつもりです。
気を付けて下さい!
はい、ありがとうございます!
8:12 昨日はここから登った。
林道までの尾根登りは、気持ち良く歩けたが、太腿が上がらないので、無理やり引き上げる感じであった。それでもアセビなどの立ち木を掴んで足と腕で登ることができた。タヌキのタメ糞がいくつかあった。
GPS上の歩いた時間は6:56~16:10の9時間14分で、合計距離は18.5Kmだった。帰宅後に膝がひどく痛くなり、早寝する。
昨日歩いたGPSの軌跡

2019年5月9日木曜日

充実した日!  Good day!

今日は丹沢へ行くつもりだったが、昨夜の天気予報で明日の金曜日は晴れるとの事だったので、取り止め、午前中は久しぶりにグールドの「パンダの親指」を読み返し、昼食後は引地川沿いを散歩した。
引地川沿いに水田があり、その水田にシュレーゲルアオガエルがたくさんいたので、できれば2、3匹捕まえてこようと思った。
が、田は稲も水も無い状態だった。
カエルたちはどこに行ったのだろうか?もっと引地川を下ると親水公園に水場があるのでそこに移動したかな?

河津桜の横に植栽されたタニウツギ?の花が咲いていた。

また、エゴノキの蕾も膨らみ咲いている枝もあった。
 
これはマユミでしょう。
マユミの花! 

ミズキの花が咲いている。 
ミズキの花
センダンの花が咲き、実が落ちずについている

 散歩から戻ったら、釧路の従兄妹からアイヌネギが送られてきたので、少し近所に分けて、床屋に行った。夏向けに短くしてもらった。今夜はアイヌネギの酢味噌和えだ!旨いぞー!従兄妹のアキラに感謝!
今日は、充実した1日のような感じだ!

2019年5月5日日曜日

ヒナが6羽いた! There were 6 young birds!

虎谷さんからネコ避けのコメントを貰ったので、朝食後、2羽の親鳥が巣箱から出ていったのを見届けて巣箱の上に生け花用の剣山を二つ乗せた。そのついでに巣箱の屋根蓋を開けて写真を撮った。
登った脚立もしまって部屋に戻って、巣箱を見たら今度はキジバトが乗っている。剣山の上を気にしないで歩いている。
巣箱の上のキジバト

巣箱の上の剣山を2個乗せる

巣箱の中を撮ったヒナたちを見た。なんと、6羽いる!
まだ、産毛だけで、目も閉じている。
昨日来た鳥の専門家のMaruさんは、親鳥が2羽ともいない内に写真を撮っても、親はヒナたちを放棄しないと云ってくれたので、その言に従った。哺乳類なら飼いウサギでもそんな事をしたら親が子を食べてしまう。
確かに、Maruさんい云う通りだ。子供の頃、ぼくは小鳥の卵やヒナが入っている巣探しに夢中になった事があった。ヒバリの巣の中に卵を見つけて、孵化からヒナの成長まで毎日のように通って見た事があった。しかし、飼いウサギの生まれたばかりの目が閉じ、毛も生えていないアカンボウを見たら、もうそのアカンボウたちの姿を見ることはできなかった。
我家の巣箱の中のシジュウカラの6羽のヒナ

2019年5月4日土曜日

リス、アカネズミの骨の大きさ比較 The compariosn of the bone size of squirrel and field mouse.

リスSciurus lis(写真ではSと略す)とアカネズミApodemus speciosus(A)の骨や歯がテンなどの糞の内容物に入っていても、その大きさは明らかな違いがあるので見間違えることはない(下の写真)。
左から大腿骨femur、上腕骨humerus、尺骨ulnaと切歯incisorと臼歯molarである。リスの歯や骨とアカネズミのものでは大きさが格段に違う。
見た目は同じような小動物でもこんなにも歯や骨の大きさが違うので、骨端だけでも区別がつく。
図1.リスとアカネズミの骨の大きさの比較
S:Sciurus lis    A:Apodemus seciosus

今朝、5時頃目覚め、はっと思って2階のベランダから巣箱をつけたハナミズキを見下ろす。何と、あのネコが巣箱の上に乗っている。シィーッと脅すとヤツは巣箱から直接地面に飛び降りた。ぼくは急いで下に下りて雨戸を開け、ガラス戸を開けて庭に出ると、ヤツはアジサイの木陰から走り去った。もう、それから8時過ぎまでガラス戸の側にある椅子に座って新聞を見ながらシジュウカラを見守り続けた。幸い、親鳥がすぐ給餌をしてくれている。
このネコを追い払うにはどうしたら良いだろう。あるいは、木に登らせないようにするにはどうしたら良いか?

2019年5月3日金曜日

ネコの狩り  Cat Hunting!

今朝、5時半に起きて、階下に降り居間の雨戸を開けると目の前で昨日のネコがこちらを見ている。
コヤツはシジュウカラのヒナを狙っているんだ。
網戸を開けるとヤツは逃げていった。ぼくはしばらく窓は開けたままにしてカーテンを閉めているとシジュウカラがやってきて巣箱に入った。出て行くと、また、別の個体もやってきて入った。
巣箱の蓋を開けない限りネコにはヒナを捕まえることはできないだろう。しかし、ネコが木の側にいると親鳥たちも近づけない。
6:45 こちらを睨むネコ
3年前に横浜市のNoguchiさんから飼いネコが獲ってきたアカネズミやカナヘビなどを送ってもらったことがあった。
我家にやってくるネコも、もちろん近隣の家で飼われていて、獲ったエモノを飼い主に運んで行っているのかもしれない。
そう思うと、今年はまだヤモリやカナヘビを見ていないし、ここ5、6年庭の睡蓮鉢に産卵していたヤマアカガエルも今年は見なくなった。
欧米ではネコによる身近な動物たちの殺戮が問題視されていて、ネコを放し飼いにしない工夫がされ始めている。

2019年5月2日木曜日

ネコが巣箱の上に!  The cat was on the nest box!

庭の巣箱にシジュウカラが久しぶりに巣作りをしたのをお知らせした。その後、何故かシジュウカラは見るものも巣箱に卵を産み、抱卵しヒナに給餌しているとはとても思われなかった。

が、先ほど庭に出ようとカーテンを開けたら、目の前の巣箱の上にネコがいる。ネコは木からさっと跳び下りて下の日なたでこちらを睨んでいる。その生意気な顔を写真に撮ろうとしたら、悠然と歩いて隣家の玄関の方に消えた。

ネコが巣箱を狙っているということは、ヒナがいるのか?部屋から踏み台を持ちだして少し開いて鏡で覗いた。3、4匹のヒナが黄色い口を開けていた。慌てて屋根を下ろして蓋をする。
 ぼくが、部屋に戻るとシジュウカラが出入りしている。
 ヒナたちが啼き声を出さないのはネコに気づかれないためなのか?
あー、それにしても良かった。
シジュウカラはこの巣箱を放棄したと思っていたのだ。
親鳥がエサをくわえて巣箱に入ったならヒナたちは喜びの大合唱となる筈なのに、その声が聞こえない。親鳥の声は聞こえるのに!
この補聴器はうるさいほどの小鳥の声が聴こえると思っていたのに!

2019年5月1日水曜日

アカ、ヒメ、カヤの骨の大きさ比較  The bone size comparison of three mice.

 4月に入って1日、9日、19日に伊勢沢林道を歩き、24日に専門学校の丹沢実習で仏果山を歩いてきた。いずれの場合もテンなどの糞を拾ってきて内容物を調べたが、歯や上腕骨や大腿骨などの長骨の近位端か遠位端が混じっているとかなりの確度で小動物種が同定できるようになってきた(と自分では思っている)。以下は、もちろん丹沢山麓に限定しての話しである。
 糞の内容物2cm以下の小哺乳類の毛が入っていた場合は、歯や骨が混じっていないか目を皿のようにして探す。何故か、このような毛は毛玉になっているので、それをほぐすことになる。もちろん僅かしか毛がはいっていない場合もある。
 小哺乳類とは、ここではリスよりも小さな哺乳類だ。そうなるとトガリネズミ目か齧歯目となる。
 トガリネズミ目か齧歯目は骨が見つかれば分かる。歯が見つかれば確実だ!
 今回は齧歯目ネズミ科Muridaeネズミ亜科Murinaeのアカネズミ、ヒメネズミ、カヤネズミの骨による仕分けである。ヤマネこれまで9個の糞から確認しているが、臼歯が出てこない限りぼくには同定できない(ヤマネの死骸が欲しい)。また、ハタネズミ亜科のネズミは犬歯の厚さと臼歯でネズミ亜科と区別できる。しかし、何故かこれまで丹沢では1個の糞からしか見つかっていない。
 下の図1を見て欲しい。見ての通り右から、肩甲骨、上腕骨、橈骨、尺骨、大腿骨、脛骨+腓骨、上下切歯と左下顎骨と切歯である。上段がアカネズミ、中段がカヤネズミ(切歯がない)、下段がヒメネズミの骨と歯だ。
 大雑把に見積もって中段のカヤネズミの骨の大きさを1とするとアカネズミは2でヒメネズミは1.5である。是非、長さや太さなどから見て欲しい。カヤネズミの頭骨部分がどこに仕舞ったのか、、、、。
図1. 3種ネズミの大きさ比較
上:アカネズミApodemus speciosus 中:カヤネズミMicromys minutus 下:ヒメネズミApodemus argenteus
from left scapula, humerus, radius, ulna, femur, tibia+fibula,upper & under incisor,  mandible with incisor & molar
このカヤネズミとヒメネズミはやまぼうしさんから死体を頂いたものだ(ボケていて、カヤやヒメの骨は無いと思っていた。それが突然思い出した)。

 図1の3種の骨比較から判断すると、アカネズミの骨標本さえ持っていれば、他2種の骨もある程度同定できそうだが、どうだろうか?