「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2018年11月2日金曜日

フィールドサインと、、1) Animal's field signs and ,,,1)

丹沢の植生を守るためにシカの個体数調節が上手く進んでいるせいか、シカの警戒音を聞いたり、姿を見たりすることがこの2、3年前から少なくなってきた。シカを見なくなったと同時にカモシカも見かけなくなった。
そのせいだろう。シカやカモシカの糞や足跡や食痕、角砥ぎなどのフィールドサインも少なくなった。
一方、イノシシによる掘り起しは増えたように思える。

獣道を利用して斜面を登って尾根に出ると、間もなくテン糞が岩の上にあるのをMikuさんが見つけた。サルナシの種子が見える。
9:27 テン糞
テン糞を見つけてから間もなく、キク科モミジハグマ属のキッコウハグマだ!この時は、名前が出なかった。
9:30 キッコウハグマ
乾いた尾根上に小さなカモシカの糞が、、、カモシカに会えるかも知れない。
9:45 カモシカの幼獣の糞
おー、カモシカの角砥ぎの痕だ!でも古い!
9:49 カモシカの角砥ぎの痕
 お!また、カモシカの角砥ぎの痕だ!この辺りの尾根の木の幹には角砥ぎの痕が多くあった。
カモシカの角砥ぎの痕
カモシカに注意して歩いたが、見つけられず!419ピークを過ぎてからシカ柵を潜ったり、扉から出たり、倒れた柵を乗り越えたりしながら登る。宮ケ瀬尾根と出合う「岩のピーク」の手前はシカ柵に沿った険しい登りであり、少ない立ち木を利用して登った。学生たちには迂回をするように勧めたので少し時間が掛かる。
11:09 岩のピークで
岩のピークから宮ケ瀬尾根を南下する。間もなく、タヌキのタメ糞だ。マメガキを食べた糞のようだ。タヌキたちは林床に落下したマメガキを食べたのだ!
11:18 タヌキのトイレだ! 
タヌキ糞を学生たちと分け合い、宮ケ瀬尾根を進もうとするが、尾根の右側は崩壊しており、しかもシカ柵が倒れかかっていて通ることが難しい。そのため少し戻ると、シカ柵に潜れそうな穴がある。「ぼくが潜れれば皆大丈夫!」と云って、ぼくはザックやストックを下ろし、タヌキやアナグマが通っているような穴を林床に這いつくばって通る。Mikuさんはまるでリスかネコのように軽やかにすーっと通る。他の人たちは立ち木を利用して柵を乗り越える。若いので身体が柔らかい!羨ましい!
11:45 堤川林道へ降りる所に辿り着く。ここで、たっぷり時間を使ってのお昼だ!そのため、上半身が寒くなる。それでも熱いコーヒーを飲んだして1時間ちょっと休む。
13:05  寒くなってきたので集合写真を撮って出発だ。林道へ下る途中の崩壊地で、鍋嵐方面を見る。見える黄色線で示した宮ケ瀬尾根をどんどん南に歩いていくと「熊ノ爪」のピークだ。
13:10 鍋嵐方面と黄色線は宮ケ瀬尾根
崩壊地からスギ(ヒノキ?)の林の中にジグザグにつけられた山仕事の道を下る。最初の頃はこのような仕事道を見つけられなかったので、尾根をまっすぐ下りたものだ。まもなく、林道終点だ!
13:34 林道終点のマメガキの実
この柿の実を採って、種子を見てもらう。

皆無事林道に降り立った。もう、14時頃のバスには間に合わないので1時間遅れのバスにするので、ゆっくり探索しながら歩くことにする。

2018年11月1日木曜日

昨日のルートと時刻 Yesteraday's root and time

下に昨日の丹沢実習のルートと時間を示す。
土山峠から堤川林道への道は一般人が入りづらくなっている。以前は辺室山登山口から山の縁沿いに歩いて、林道に出た。今は溝が掘られていて歩けないようにしている。しかし、ぼく以外は柵を軽々と跳び越えた。
8:38 出発前、堤川に掛かる橋を渡る前 陽の光を浴びて!
 8:54 ノブドウの実がたくさんついている
8:57 シカやイノシシの獣道を利用して沢沿いの斜面をジグザクに登る。
9:06 登るHaruka君
9:10 地図の①の場所から登ってくる学生たちを撮る。
①の位置から
9:53 ピーク419に着く②
②の位置
11:06 岩のピーク③
11:45 ハタチガ沢林道と堤川林道の出合い④ ここでお昼を食べる
13:10 辺室山と物見峠を結ぶ「祠の峠」から鍋嵐までの稜線、熊の爪や719ピークが見える⑤。
⑤の位置から
13:32 堤川林道の下りる⑥。
堤川林道に下りてからも、テン糞を見つけたり、マメガキやアオツヅラフジ、ノブドウの実を採って種子を確かめたり、ヤクシソウやリュウノウギクの花を撮ったりしながら歩く。
水場に着いた時は、このままペースだと土山峠14:56発(ぼくは15:05だと思っていた)のバスに間に合わなくなるので少し急がせる。
14:42 林道から尾根を目指して登った位置⑦に着く。
⑦の尾根への登り口
14:50 バス停の時刻表を見ると14:56発だった。間に合って良かった!
14:52 Haruka君が下りのバス停の木の枝にあった小鳥の巣を持ってくる。誰の巣かな?
バス停で小鳥の巣を見せてくれる
地図 歩いたルートと主な位置
歩いた距離はGPS上で8キロちょっとあった。時間は6時間10分。

2018年10月31日水曜日

丹沢実習 The Tanzawa outdoor excercise!

今日は、専門学校の丹沢実習だった。
Chen君が休みだったが、教務のMさんが参加した。
本厚木駅前から7:40発宮ケ瀬行きのバスに乗って、土山峠で降り、堤川林道に入る。
歩き始めて間もなく、堤川林道沿いの斜面に取り付き尾根を目指して登る。
尾根に出てから、宮ケ瀬尾根との出合いまで南西を目指して登る。これで汗をかいた。シカ柵を巻いたり、潜ったり、乗り越えたりをしながらさらにもちろんメインの自然観察をしながら宮ケ瀬尾根との出合の岩のピークまでバスを降りて歩き始めてから2時間20分かかった。
11:07宮ケ瀬尾根との出合の岩のピークで
この岩のピークから、宮ケ瀬尾根を南下して、堤川林道とハタチガ沢林道との出合の場所でお昼にした。ここで、この年の丹沢実習では初めてMSRでお湯を沸かして、インスタントラーメン、インスタント味噌汁、ウィンナーを食べ、最後に甘いカフエオレを皆で飲む。
13:05堤川林道とハタチガワ沢林道との出合で
上の集合写真後、堤川林道に下りて、土山峠14:56発のバスに乗って戻る。歩いた距離はGPS上では約8キロであったが、フィールドサインと秋の景色で心地良い疲れで自分としては充実した実習であった。

2018年10月30日火曜日

懐かしい人々との再会  Reunion with nostalgic people!

先週末から忙しい日々が続いた。
土曜日が、新橋で釧路湖陵高校の東京同期会、日曜日が専門学校で高校生向けの授業、月曜日の昼が横浜東口のそごう10階の「イルピノーロ スカイテラス」でタンザニアで23,4年前に知り合った青年協力隊の人たちとの昼食、その日の夕方6時から池袋で釧路市立鳥取小学校の松組の会があった。いずれも懐かしい人たちとの再会だ。
あまり飲まないようにしたが、そうも行かなかった。

下は、月曜日の昼食の後、マクドナルド横浜ベイクォーター店でコーヒーを飲みながら海面を見つめお喋りをする。
ボラの子供の集団が海面を飛び出て水面がすごく泡立っていた。

そうそう、「イルピノーロ スカイテラス」の昼食は、一人1980円で乾杯スパークリング付き、オマール海老のパスタや前菜3種、豚のグリエなど全4品だった。海老と銘柄豚が旨かった。また、パスタのスパも旨かった。
たまーにはこんなお昼も良いものだ。ぼくは、夜もあったので飲んだのはスパークリングワインだけ!ネット予約した。

2018年10月26日金曜日

日本の秋の風景  The landscape of autumn in Japan

お昼を食べて、境川沿いを散歩してきた。ほぼ8キロを1時間半かけて歩いた。
境川の両側には川に沿って遊水地がつくられており、ビオトープのような池があるのはほんの一部であり、大半が野球、テニス、サッカーなどの運動競技場となっている。今日のような平日は定年退職者と思われる人たちがユニホームを着てソフトボールの試合を行っていた。
散歩している人を除いて、自転車に乗っている人、ジョッギングしている人は頭から足の先までそのスタイルであり、特に自転車乗りはヘルメット、サングラス、グローブ、シャツ、パンツ、靴下、靴にお金を掛けており、それよりも自転車にお金を掛けている。ママチャリなどでは走っていない。
そんな、舗装されたサイクリング道路は避けてぼくは砂利道や少し離れて農道を歩く。
小学校の国語や社会の教科書で見たような農村の秋の風景だった。
稲わらを燃やす匂いが懐かしい

カラスかヒヨドリかに食べられた柿の実

赤い実が目立つので近づいて見るとシロダモだった。

2018年10月24日水曜日

貰った大きな柿と梨  Big Nashi pear & Big fruits of Kaki persimmon that were gotten.

いつも野菜を貰う知人から大きな柿の実と梨を貰った。余りに大きいのでしばらく食べずに玄関の靴箱に上に置いておくことにした。
下のパソコンのキーボードからその大きさが判るだろう。
先ほど、専門学校から帰ってきて、この柿を剥いて食べた。タネ無しだ!穏やかな甘さだ!食べやすい。
大きなタネ無しの柿の実

今日水曜日は火曜日に引き続き専門学校だ!専門学校へは、JR東海道線に乗って行く。戸塚から乗ることもあれば、横浜から乗ることもある。
朝、6時半に家を出て、その日の気分によって横浜市営地下鉄か相鉄線に乗る。地下鉄や相鉄線はぼくの家からの最寄り駅が始発なので、必ず座れるが、戸塚や横浜は満員電車となる。
戸塚や横浜でJR東海道線に乗ると、イヤな思いをすることが多い。そのイヤな東海道線で、自分だけのささやかな喜びというか安堵感を持つことがある。それは、吊革をつかまえ、前後左右というか回りの人からもとくに押されず。しかも回りの人もぼくを気にかけず、ぼくも回りの人を気にかけないで済む時である。この駅から駅までの10分くらいのささやかな喜びの時間があると、その日は気持ち良く授業を始めることができる。
しかし、通勤電車でイヤな思いをすること多く、多くの通勤者は月曜日から土曜日までの6日間の毎朝、疲れた身体でさらにイヤな思いをしているのだ。その点、ぼくは週に2度だけだ!もっともっと我慢しなければいけないと思う毎日である。

2018年10月22日月曜日

今の時季にテンが食べているものの大半がサルナシ The most food which the marten eats is arguta fruit in this season.

今回の大山北尾根実習で、見つけ拾った糞はテン糞で、タヌキのタメ糞跡は何か所かであったが、形のある糞塊は無かったので、拾わなかったが、タメ糞跡にはたくさんのヤマボウシの種子が散らばっていた。タヌキは落下したヤマボウシの実を食べたのだ。恐らく落下したサルナシの実も食べていただろう。
以下に、見つけたテン糞1~5の写真と水洗いした時の内容物を示す。
テン糞1
サルナシ種子・果皮、直翅目メス産卵管3個・外骨格・翅

テン糞2
サルナシ種子・果皮

テン糞3
サルナシ種子・果皮、ヤマボウシ種子、直翅目産卵管・肢

テン糞4
サルナシ種子・果皮、直翅目産卵管・肢

テン糞5
ヤマボウシ種子、キブシ種子
これら5個のテン糞の内容物を表1にまとめた。5個中4個のテン糞にサルナシが含まれ、今の時季はサルナシがテンたちの主要な食べ物であると言える。ヤマボウシの種子も2個の糞に入っていたが、テン糞3では
1個だけであり、テン糞5では3個だけであった。木の枝についているヤマボウシの果実を見なかったので、落ちている物を拾ったのかもしれない。テン糞5ではヤマボウシの種子の他にキブシの種子がたくさんあった。早くもキブシの実食いになっているのが驚きだ。
テン糞5はネクタイ尾根の張り出し部分の標高1150m付近にあった。
表1 テン糞5個の内容物
植物質はそれぞれの果実の種子や果皮が糞に混入し、直翅目では産卵管や肢が含まれていた。


2018年10月21日日曜日

久しぶりの大山北尾根 16号鉄塔ー大山山頂・バス停

16号鉄塔下で休み、13:15までの30分をランチタイムとした。休むと冷えるので皆に防寒のためにレインギアの上着を着てもらった。
集合写真を撮って出発だ!
16号鉄塔から少し下って再び登り始める。カマツカの木が何本もあり赤い実をたくさんつけている。直ぐ小ピークに達し、再び少し下る。
写真2 カマツカの実
稜線の西側は崩落している。その際に尾根道がついている。
写真3 小ピークの4人、元気だ! 
写真4 アカモミタケを持ち帰る
ミズヒの頭を過ぎ緩やかな尾根を下っていくと鞍部にヌタ場だ。イノシシの毛があり、カモシカの糞があり、シカの足跡があった。偶蹄類が皆ドロ浴びをして外部寄生虫を落とすのに使っている。
学生たちは、毛を一本一本泥から採取したのをチャック付きのビニールの小袋に入れる。
写真5 鞍部のヌタ場
写真6 これは、大きなシカの足跡だ!
写真7 カモシカ糞だ!
Yamoto君とChen君がシカの角を見つける。ぼくは気が付かなかった。
写真8 シカの角を持つChen君
西沢ノ頭への登りでタヌキのタメ糞跡があり、周りに無数のヤマボウシの白っぽく見える種子が散らばっている。糞虫が糞を運んだ穴も見える。
写真9 タヌキのタメ糞跡だ!
Chen君が再び先に行く。しかし、どうもおかしいので、「ホッホッーホー」と声を張り上げると、何と右手の方から「ホー」と返事がする。獣道を行ってしまったのだ。西沢ノ頭で落ち合う。
写真10 膝が痛いMikuさんをアテンドするH担任とYamamoto君
また、タヌキのタメ糞だ!しかし、しっかりした糞塊?糞粒?がないので、拾わなかった。やはり、ヤマボウシの種子が散らばっている。
写真11 タヌキのタメ糞 
こんどは、サルナシの種子と果皮ばかりのような少し太めのテン糞だ!
写真12 テン糞だ!大きいのでメスのかな?
写真13 テン糞と思って拾うが、カモシカ糞を誰かが踏んづけたものかもしれない。洗ったらテン糞だった。
今日のChen君は足が軽いようだ。体重を10キロ減量したせいだろう。ぼくは、なかなか減量できない。このような山行で2キロは減るのだが、、、。
写真14 絶好調のChen君
写真15 また、トリカブトだ!
木の根元からナラタケっと思ったが、茎にツバがついていない。ナラタケモドキだ!半分を残してゲットだ!
これとアカモミタケを翌日連れ合いと二人で味噌汁にして食べようとした。味噌汁を作っている連れ合いが叫ぶので、何事かと行って、キノコを煮ている鍋を除くと汁が墨汁のように真っ黒だ!え?どうして?マイタケなら判るが、アカモミタケとナラタケモドキを一緒に煮たら汁が黒くなる?連れ合いは、気味が悪いと云って味噌や大根下ろしを入れるのを止める。
ぼくは、アカモミタケとナラタケモドキのカサ2枚を皿に取って醤油をかけて食べてみる。ん?ナラタケモドキで、ナラタケと同じだ。さらに、2枚取って食べる。連れ合いは食べないと云う。ぼくも残りはさらに黒くなったので、後ろ髪を引かれるが捨てることにする。
どうして、墨汁を流したような汁になったのだ!
写真16 ツバがないのでナラタケではなくモドキだ!
晴れていれば、富士山が見える場所に来ても富士山は灰色の雲に隠れている。リンドウがあった。
写真17 リンドウ
写真18 曇り空で富士山が見えず、残念!
写真19 最後の登りを頑張る!
写真19 脚立を乗り越える
山頂には、太った男性の登山者が一人いた。ガスストーブでお湯を沸かしていた。ぼくらは集合写真を撮って、登山者にお先に!っとロープウェー駅を目指して下る。
写真20 山頂で集合写真
何と、途中で、山頂にいた登山者に追い抜かれる。もう、ロープウェーの最終便に乗ることを諦める。Mikuさんの膝が痛そうなので、Chen君とYamamoto君が彼女の荷物を代わるがわる持って下る。
それでも、彼女の膝は大山の下り道には酷過ぎる。見かねたChen君が背負おうと申し出るが、急坂だし、大きな岩がごろごろの道なので、辞める。秦野駅からヤビツ峠までのバスでは、彼女はぼくに席を譲ってくれた。50分くらいもザックを背負って立ってバスに揺られていたのだ。
17:15に阿夫利神社下社への急な階段に辿り着く。
写真21 下社への急な階段で
参道(女坂)に沿って、要所要所に街灯の明かりがついているので、ヘッドランプの明かりは必要ない。この参道の街路灯には助かった。
夜、暗くなってからでも下社までのお宮参りをする人がいるということなのだろう。
写真22 伊勢原の街の灯りが、、、
写真23 ウマオイのメスがいた。
4日たった今日もまだ両足の腿の筋肉痛で、椅子に座るのも立ち上がるのも辛い。