「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2012年8月2日木曜日

我が家にハクビシン! A masked palm civet's foot-print!

朝食後、2階のベランダに洗濯物を干しに上がった連れ合いが、
「お父さん、動物の足跡があるから来てみて!」との声。
どうせ、ハトやカラスの足跡だろうと思いながらいった。
連れ合いがベランダの手すりの上を拭こうとして気が付いたようなのだ。
少なくても昨日はなかった。昨日は丹沢から帰ってきた後、すぐ汚れ物を洗濯機につっこみ
シャワーを浴びた後、干した時手すりの上を見ている。
見て、すぐハクビシンと思った。どうだろう?
どうも昨夜から今朝にかけて、雨樋を伝って登ってきたようである。
下りは庭のアメリカハナミズキの木に跳び移ったようだ。
すぐカメラを取りに戻り、また、すぐ10円玉を取りに階下へ、次いでにスケールも持ってくる。
これが、問題の足跡だ。
 これほどはっきりとプリントされるなんて、嬉しい限りだ。

朝日が強く、反射するので、撮る角度が難しかった。 
この足跡がある、ベランダへの出口、ぼくの部屋の寝室だ。
もちろん、網戸だけでカーテンも開けて寝ている。
このハクビシンはぼくが寝ている時にうろうろしていたのだろう。
今年、我が家に窓にはヤモリが見当たらない。
さては、このハクビシンにやられたのか?ヤマアカガエルのチビガエルもすでにいなくなったが、まさかこのハクビシンにやられたわけではないだろう。
睡蓮鉢のグーッピーは大丈夫だ。

しかし、こんなにも身近すぎる程身近なところにハクビシンは徘徊しているんだ。
まさか、アメリカハナミズキに掛けたシジュウカラ用の巣箱に入っているわけではないだろう。
もっと、家の周りの動物調査をしなさいということなのかもしれない。
しかし、我が家は小田急線の線路から50メートルも離れていないし、駅まで5分くらいの場所だ。
こんな所にも生息できるハクビシンの適応能力に脱帽するしかない。
この辺りの家では、大抵何がしかの果樹を育てている。
それらを狙って生活できているのだろうか?それにしてもスゴイ!

ちょっと不思議だ! Wonder about the toilet of raccoon dog!

タヌキのトイレ(タメ糞の場所)を利用しなくなったのは、
糞中に含まれていた種子が発芽して苗となり、
その苗がタヌキたちのお尻に触るようになったので、
その場でウンチするのをイヤになったせいだと考えたことをアップした。

下は土山峠から湖岸の林道を歩いて、林道終点からの尾根上である。
もう、苗はこんなに伸びた。
 上の場所よりもさらに100メートルくらい登った場所。
同じく、苗が育っている。まったくウンチが見られない。
苗がお尻に触れるのが嫌なら、何故、その隣の場所をトイレにしないのか?
この辺りは、シカの食害の影響で、
下草などの芽生えがほとんど見当たらない剝き出しの林床である。

30センチでも1メートルでも離れた場所をトイレにすると良い筈だ。

まさか、このトイレを利用していたタヌキたちは全員死亡したのだろうか?
タヌキのタメ糞場は一家族だけでなく近隣の他のタヌキたちも利用するようなので、
全員死亡したとは考えられない。

あるいは、タメ糞場は、臭いによるタヌキたちのコミュニケーションの場であると
云われている。この場を利用するタヌキたちにこの場の利用はもう止めようという
情報が流されたのだろうか?

いずれにしても利用しなくなった理由をどう考えますか?
いつも簡単にタヌキの新しい糞が拾えていた場所なのに少し残念でもある。


2012年8月1日水曜日

宮ヶ瀬尾根にて!

宮ヶ瀬尾根は乾いている。
ヒルにはまだ会ってない。
イタチやテン糞を拾う。
ここ猿ヶ島に30分も休んでいる。
爽やかな風があるのだ。

ヤマユリ見事!Lily beutiful!

これは、早戸川に行くときに通る鳥屋地区の民家の石垣から生えていた見事なヤマユリだ。
その香りが道路いっぱいに広がっている。
風呂上りの浴衣姿の艶やかな女性の感じがする。

 ヤマユリが咲く時季は強い風が少なく、風で花弁が飛んだり、茎が折れたりしたのを見たことがない。蒸し風呂のような暑さの中でのヤマユリの姿と香りにはホットする。


早戸川沿いのイタチ糞 Weasel scats in the Hayato river side.

帰路に早戸川沿いの岩の上にあったイタチ糞だ。
少し古く4,5日は経っている。
乾いて固くなっているので、糞を持ち帰ったビニール袋の中に水を容れ柔らかくさせた。
洗うと大半が哺乳類の短い毛(ネズミ科かトガリネズミ目もの)が大半を占め、
僅かに骨片と、小さなムカデの外骨格や脚がでてきた。
骨片、右の大きな骨片は、胸椎と腰椎のものと思われる。
左上のモノは歯に似ているが、どこの骨がわからない。
手持ちのネズミ科とトガリネズミ目の椎骨をしっかり比較した表を作らなければ
いつまでも椎骨では小動物を同定できないことになる。
ともかく、テンやイタチは夏季になると脊椎動物を食べられるようになるようだ。
土山峠にも行って調べなくてはダメだ。



2012年7月31日火曜日

真夏の花 Flowers in the mid-summer.

今回の早戸川歩きで、是非見たいと思っていたものの一つが、
このタマアジサイである。蕾の時の様子はタマゴタケ科の幼菌に似ている。
もちろんクリックして拡大できます。
ヌスビトハギが一株咲いていた。
これは、秋になると登山者にひっついてどこまでも運ばれるだろう。 
まだ、早かったかな?と思いながら探しながら歩いて見つけた時は嬉しいものだ。
isa隊員、k-ta隊員ややまぼうしさんと歩いた時教えてもらったものだ。
大好きなバイカウツギという名前と混同してしまう、バイカツツジだ。 
涼風で揺れるので撮るのが難しかった。 
雷滝の前の岩壁にはヤマユリが咲いている。
何本、咲いているか判るかな? 
もちろん、あでやかなヤマユリを撮るために、対岸の岩壁下まで行く。
見上げて撮った。 
帰路、鳥屋地区の民家の垣根に見事に咲いているヤマユリを撮っていた。
通り過ぎる車の中から、農作業姿のおじさんが車を徐行しながら、
「きれいダネェー」とニコニコしながら声を掛けてくれる。
何だか、この言葉で疲れも吹っ飛ぶ。
このヤマユリは明日にでものせます。

2012年7月30日月曜日

久しぶりの雷滝! Long time at the Kaminari water fall

 
今日は、久しぶりに雷滝に行ってきた。
往路・復路とも一人にも会わなかった。
魚止め橋から舗装されていない林道のヘアーピンカーブのところに駐車して、
歩き始めたのが7時半頃である。
カーブを曲がってすぐ、神奈川県県警の立ち入り禁止の看板。
もちろん無視して進むと、
すぐ、巨岩の落石が道路を塞ぐ、
通り過ぎてから撮る。
落石ひどくあったようで、歩きづらい。
完全に道路を塞ぐ落石だ。
さすがに、ここは自転車なら運べるがバイクはここでUターンだ。
以前もここは落石で塞がれてあったが、その上にさらに落石があったのだ。
早戸川の対岸の尾根は崩壊しているのが縦間から分かる。
経験したことがないような豪雨があったようだ。
案の定、橋は流され、しかもその痕跡もない。
酷い、豪雨で川が暴れたようだ。
パンツ一枚になって渡渉。流れが早く、冷たい。
2回目の渡渉だ。
今度はズボンを膝上までたくし上げる。靴を脱ぎ、靴下を脱ぎ、また履く、実に面倒だ。
ここでもズボンも脱ぐのだった。膝上まで水深があった。
水が冷たくて気持ちが良い。
雷滝に着いたのが、ほとんど10時だった。
なんと2時間半もかかったのだ。
雷滝の水量もスゴク、こうやって撮ってもカメラに水滴が付くほどだ。
以前はぼくが立っているところから水辺に下りられたが、今回は、水量が多いため
ぼくが立っている岩のところまで水がきている。
泳ごうか、どうしようか迷った。辞めた。友人たちがいたなら水に入っただろう。、

水滴が当たるし、涼しいというよりも寒いので、早めのお昼を食べて帰ることにする。
帰りは、岩伝いに跳び移れるところえらんで渡る。
帰路は、伝道で、一目のつかないところまで川を遡上して素っ裸になって
水に浸る。あー男に生まれて良かった。

2012年7月29日日曜日

コンパスと太陽 Which do you trust the compass or the sun?

昨日、5時に八重洲の居酒屋で高校時代に友人と会った。
その居酒屋では何度か彼と会っている。
ぼくは東西線の葛西から行くときは、大手町で降りて地下道を歩いて
東京駅の八重洲北口に出てから行く。
大手町からいきなり地上へ出て行った時も、
東京駅八重洲北口まで行ってからその居酒屋へ向かう。
昨日、専門学校のパソコンのグーグルで
東京駅八重洲北口と東西線の日本橋駅との位置関係を頭の中にいれだ。
とにかく日本橋駅から西に歩くと東京駅につくことがわかる。

コンパスは持っている。
このところ災害が起こった時を想定して、
使わなくなったコンパスを学校へ出かけるデイバックの中に
しのばせている。ぼくにとっては鬼に金棒だ。
これさえあれば、夜中でも曇りでも家の方向へ歩くことができる。

東西線の日本橋駅から地上に出た。強烈な熱風だ!
磁石を見た。西を目指す。が、背中に太陽光線が当たる。
ん?何故だ?太陽が今沈んでいく方が西だ。
ビルの影響?そんな思いで少し歩いた交差点でコンパスを見る。
やはり、太陽とは逆の方向が西だ。
コンパスが狂っている?
今、太陽が出ている方が西の方向に間違い無い筈だ。
コンパスがおかしいのだ!と腹を決める。

で、歩いていくと交差点の看板にに「直進→大手町」とある。
そのまま歩いて行くと電車が高架線を走っているのがみえる。
無事、八重洲駅前の居酒屋に入る。
日本橋の駅を出てから25分も歩いた。でも、5時10分前着であった。

先ほど、いつも山に持っているコンパスと昨日のコンパスを見比べた。
やはり、昨日のものは狂っている。西に160度くらズレテいる。
どうして、このような狂いが生まれたのか?
この磁石は頂いたものなので、山に持っていかず机の上の引き出しに容れたままだった。
しかし、何故、狂うのか?
パソコンなどの影響だとしても、NとSの磁力が弱められたとしてもN,Sは変わりない筈だ。

2012年7月28日土曜日

テン糞から出てきた骨 Bones which were included in the marten scats

仏果山ルートで見つけたテン糞から出てきた骨を乾燥して、
詳しく見た。
先ずは、10時5分に見つけた、大きなムカデを含むアカネズミ?の毛が多数含まれていたものから出てきた骨。
赤線で囲ったAの中に左下顎切歯と臼歯が4個ある。
このうちの右の大きな臼歯がBの下顎骨の穴にすっぽりおさまった。
この下顎骨は右のものである。”え?”と思って、切歯を再び見た。
やはり、左の切歯だ。Cが第三から第六までのどれかの頚骨である。
DとEは胸骨である。

ここで、手持ちのアカネズミの歯や下顎骨と比較すると一回り、小さいのだ。
アカネズミのチビを食べた?のかあるいはカヤネズミを食べたのか?
カヤネズミの標本がないので、しっかり同定できない。残念。

下のは、8時35分のテン糞から出てきた骨片だ。
昨日は、小型哺乳類(齧歯目かトガリネズミ目)とアップした。
しかし、骨が硬くしっかりしている。赤の矢印で示した骨は、大腿骨や肩甲骨などの
関節に着く軟骨だ。さらに、赤の線で囲った骨は、脛骨の一部のようだ。
トガリネズミ目のものではなく、齧歯目のものだ。
アカネズミではなく、リスの可能性もある。 
いずれにしても、テンたちは、ムカデはほぼ丸呑みだが、小型哺乳類の場合はガリガリ噛み砕いて食べるようだ。

昨日、慶應日吉の動物行動学、252名分の採点と評価をつけ、パソコンで送信。
終わった!夏休みだ!と飛び上がりたいが、今日は葛西のTCA専門学校のチャレンジキャンパス、終わったら八重洲の居酒屋で高校の同級生と会い、新しい本を渡す。
丹沢の早戸川に身体を浸けたいネェー!


2012年7月27日金曜日

細尾根上のテン糞とタヌキ糞 Marten & raccoon dog scats on the narrow ridge within 1km.

土山峠・仏果山・仏果山登山口のコースで、
6か所でテンとタヌキの糞を見つけ、拾ってきた。
最初は、土山峠バス停を下って、まもなく道路上にテン糞であった。
恐らく、昨夜というよりも今朝早くのものだ。
6時14分
大きなムカデ(orオオゲジゲジ)一匹分
登山道を登って、革籠石山の道標を過ぎて、細尾根になったところで、タヌキのタメ糞だ。
8時19分
土壌動物の脚、外翅、外骨格の一ミリ前後の砕片、土砂
 
岩の上にテン糞だ。
8時26分
ムカデ一匹の殻
上のテン糞からすぐにまたもやタヌキのタメ糞(タヌキのトイレ)だ。
8時30分
土壌動物の砕片、シデ類の苞鱗の一部、不明植物砕片、土砂
 
なんとすぐにまたテン糞である。
8時35分
小哺乳類(齧歯目orトガリネズミ目)の毛多数、骨片
 
仏果山山頂着が8時50分であり、ここは、涼しい、747mという標高と草木のおかげだろう。
宮ヶ瀬越を9時36分に通過して、仏果山登山口への南西に走る尾根を下る途中にまたもや新鮮でしかも大きいテン糞だ。
10時5分 
大きなムカデ1匹分、アカネズミ?の毛多数、左下顎切歯1本、臼歯2本、骨片多数
今回は車道と登山道歩きであったが、テン糞もタヌキ糞も草が生えていないところで見つかったことだ。これは、草が生えていないから見つかりやすいということもあるだろう。
しかし、それ以上にテンもタヌキも草が生えていない剝き出しの岩や土の上にウンチをしたいのだ。っと感じている。
とくに、革籠石山から仏果山までの1キロは細尾根である。
幅1メートルもないところがたくさんある。
当然登山者が足をおくところは草木が芽生えることができない。
そんな訳でこの細尾根にウンチをしやすいのだろう。
さらに尾根は両側の斜面に生息している動物たちの行動域が重複しているところでもあるだろう。
それらの要因があって、糞がまとまってあったのだろう。
 
もう一つ、云っておきたいことがある。
それは、テンは動き回るムカデやネズミなどの小型哺乳類を捕食しているが、
タヌキは、土壌動物のばかりのようだ。タヌキにとっては冬の方がまだ落ちている果実もたべられたのに、この時季は土壌動物を食べているだけだ。アナグマとの違いが見えてこない。
テンはムカデを食べても恐らく一噛みくらいで丸呑みしているが、
タヌキはミミズでも昆虫などの節足動物でもかなり念入りに噛んでいるようだ。
0.5ミリメッシュの茶漉しで水洗いすると残るのは大きな土砂と噛み砕かれなかった脚や外骨格だ。それでも2ミリ以下の小片になっている。
しかし、テンはネズミのような小哺乳類を食べるときは、丸呑みではなく、
頭の部分はかなりガリガリ噛んでいるのが分かる。