「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2010年10月17日日曜日

フィールド・サイン!

登山口から歩きはじめて、もうすぐ御殿森の頭に着く付近で、
「ん! この臭い!」 前を歩くKageさんを止めて、「ケモノの臭いがするだろう!」
どこかで嗅いだことがあるような動物の臭いだ!
鼻をたよりに臭い源を捜す。登山道から10メートルも離れていないところにあった。
この臭いの記憶を思い出した。ブタ小屋の臭いだ。
はだけた地面は少し濡れており、強烈な臭いがする。
イノシシは発情すると、自分の尿を身体に擦りつけるのだろうか?動物園の飼育係の人たちに聞くか、調べなくてはいけない。
この場所は、そのようにイノシシが行動したように思える。

御殿森の頭から高畑山までの道沿いに一箇所だけ、休み台がある。
この休み台では一度も休んだことがないが、台の端に新しいテン糞があった。
アケビの黒いタネとサルナシの果皮が見える。
ゲットしてきたので、学生たちに調べさせよう。
御殿森の頭から舗装道路へ出る尾根を下ると、タヌキのタメ糞だ。
写真を撮り、ゲットしようとこの大きな果実を見たら、カヤの実である。
堅い果皮ごと丸呑みしたようだ。大きなアーモンドのような種子が中に入っている。
カヤの実は熟すと果肉がトロケて甘くなるが、タヌキは地面に落ちた実を拾い食いしたのだ。丸ごと呑み込まずに少し噛むともう少し果肉部分が消化できそうなもんだが、、、、。
ギンナンが山盛りになっているタメ糞を見つけたことがある。
もちろん、たくさんレジ袋に採って、沢で洗い、ザックにつめて家に持ち帰った。
もう、5年も前の奥湯河原での野外実習のことだ。

2010年10月16日土曜日

高畑山は異様な、、、、

今日の高畑山までの最大の目的は、学生たちにサルナシを食べてもらうことである。
登山道を入って、すぐセリ科の花が咲いている。
学生たちが備え付けのヒル避けスプレーをスパッツに噴霧。
キク科のカシワバハグマだ、何故か葉が汚れている。
まるで、枯れ葉剤が掛かったようだ!
テンニンソウの群落のような斜面。
ここから林道へ向かって尾根を辿ると長者屋敷キャンプ場の前に出る。
高畑山への階段を登っていくと、異様な光景が目に飛び込む。
この山頂付近のヤマトリカブトだけが枯れている。
やまぼうしさんはこれを気にかけていたの?
まるで、トリカブトだけを枯らす薬剤が空から撒かれたのか?
葉が枯れているが、花を1、2個つけているのもあった。
でも、どうして?
大気汚染?
ヤマシャクヤクが真っ黒の種子をつけていた。
ちいさな株も含めて5株だったかな?
写真の黒い種子を一個採って、展望台への階段の左側の草むらに放った。
学生たちと展望台の上で恒例の記念写真!
まだまだヒルが元気だったが、たくさんの種類のキノコがあり、カラカサダケが2本もあったのでゲットしてきた。今日はお昼に食べることにする。
懸案のサルナシもとうとう見つけ一人一個づつ食べることができた。
しかし、少し固めだったので、本物の甘さ、旨さがない。
帰路は御殿森の頭からの尾根を下って道路に出た。

トリカブトの群落が枯れたのは、最近の雨による影響ではないのか、カシワバハグマの葉も農薬が撒かれたように葉が汚れていたのも気になる。

2010年10月15日金曜日

丹沢実習:三叉路で!

いつ降ってもおかしくないような空模様。
予報では降らない。
今日は丹沢実習の日、3名が本厚木にやって来た。
バスに乗り、三叉路で下車。
学生たちがスパッツをつけたり、ヒル避けを噴霧している間に、
バス停付近の柿の実にひきつけられる。
美味しそう!サラダに和えたら丁度良さそうだ。
柿の木の近くにコムラサキシキブの実が目立っていた。
高畑山へ向かって歩く。
まだまだヒルが多い。登山道をユラユラとヒルがぼくらを招いている。

御殿森の頭で
登山道を覆っていたマテバシイ(だった?それともタブノキ?)の倒木も電動ノコで切られていた。

2010年10月14日木曜日

チリの銅鉱山事故から、、、

昨日、新幹線「のぞみ」が名古屋・三河安城間の火災で40分近く停まった。
いつまで続くのかと思えるほど停車していた。
車内の空気は皆イライラしている感じがした。
チリの銅鉱山事故で地下に閉じ込められた人々の気持ちを考えた。

帰宅して、夕食は先日採ったムカゴご飯だった。
テレビでは、チリの鉱山事故の救出を流していた。
自分が僅かな時間のロスにイライラしたことに反省だ。
ビールを飲んで、救出された彼らに乾杯だ!
庭に出るとヤブカに襲われるので、庭に出るには、丹沢山塊を歩く以上の重装備をしなければならない。虫除けを顔や首筋、手首に吹き付け、厚手の長袖のシャツを着て、皮手袋をつけ、長靴を履く。
そうやって、今朝、庭に出た。ミョウガの花が咲いていないか見た。あった!今年のミョウガは7月から採れ続けている。今回も5,6個を採った。
テレビでチリの鉱山事故のリーダーである33人目の人が救出されたところを流していた。
地下の採掘現場のリーダーだというが、自分自身も含めて33人もの人々をよくしっかりまとめたものである。事故があってしばらくは外の世界との連絡も取れなかったのだ。その時も、秩序をもち、絶望させず、希望をもってまとめ上げてきた人間として賞賛に値するだろう。

ミョウガは漬物、味噌汁、天婦羅、ネギやシソの変わりに、和食にはどれにも合う。

2010年10月13日水曜日

備中高梁市の臥牛山

写真は伯備線備中高梁駅からの臥牛山(クリックすると山頂にお城が!)
昨日から備中高梁市に来ている。
早朝から現場視察であったが、サルには会えなかった。
今回のサルの保護管理委員会は増えたサルたちによるの農作物への被害を食い止める方策、さらには、保護管理計画を作ってから20年になろうとしているので新しい計画の作成であった。
臥牛山のサルは全国に6箇所ある天然記念物指定地域に行動域を持った群れである。
だから文化庁の管轄だ。

しかし、サルはサルだ。他地域の多くのサルと同じように農作物に被害を与えている。
万能な解決策は今のところない。
できるだけ被害を減らせるようにすることだ。

サルなどいらない、捕獲してしまえ、殺してしまえと言う声があがっている。

臥牛山のサル問題は全国のサル問題と同じ背景と原因がある。
委員会に出席し、意見を述べてもむなしく感じる。
それはサルの問題ではなく、地方行政の、地域経済の、国の農業林業の、さらに言うならば、国家政策の不在がはっきりしているからだ。

物を言えないサルたちに問題を転嫁している。

2010年10月11日月曜日

え!もう寒いのに!

先日の物見峠の随道の付近で:
物見沢側の林道沿いで、コクサギがカモシカかシカに食べられた痕を見つけた。
ん?これは、、、アゲハの幼虫であることが判るが、、、、、?
クリックして拡大して見てください。
オナガアゲハの幼虫である。
この幼虫が2匹いた。
恐らく鳥糞状態の時はもっと多くの幼虫がいたのだろう。
コクサギがまるでシカやカモシカに食べられていたようになっていたので、
大きくなって令数を重ねてから鳥たちに見つかったのだろう。

我が家の狭い庭にあるユズの葉にもアゲハの幼虫がついていることがある。
アゲハの幼虫たちはミカン科の葉を食草にしているのだが、カンアオイを食草にしているのはギフチョウだ。チョウを含む昆虫たちの幼虫は食べる草の種類が限られている。
親の昆虫たちは触覚でそれらの草木の匂いを嗅ぎ分けて、辿り着いて卵を産む。
ぼくらはミカン科やクスノキ科などの葉は、葉を揉むことで匂いを嗅ぎ分けられる。
昆虫たちの触覚の匂い鑑別能力を調べている研究者もいるのだろう。
自然の楽しいことや不思議なことに興味をもつ子供たちがたくさんでてきて欲しい。

2010年10月10日日曜日

同窓会!

昨日、6時半新宿集合の専門学校卒業生の同窓会に誘われた。皆さんもう27歳になる。

この頃の学生にはバカ呼ばわりしても何の問題もなかった。
しかし、今はそんな言葉を吐こうものなら、もうそっぽを向かれるか、あるいは学校を辞めてしまう。

今の学生の気持ちは小学生のように繊細だ。
だからすごく素直でもある。
しかし、もう18歳以上であるため、考え方、物の見方がある程度固まりつつある。

写真の者たちが学生の頃は、山でのキャンプ生活についてとくに注意する必要もなかった。

しかし、今の学生たちはぼくらが普通だと思っている日常生活の基本を知らない。
知らなくても十分生活して行ける。

スーパーでは、一人用の鍋の材料までそろっている。
インスタント食品は便利さを生み出したが、生まれてくる若者を劣化させ、社会全体まで劣化させている。

インスタント食品を持ち出したが、便利な物は時間を短縮して有効に使える時間が増えたが、今まで息抜きになっていた食事を作ったりする時間が無くなり、短縮されて出てきたたくさんの時間を有効なものに使えてない。

2010年10月9日土曜日

ナツメの実!

昨夕、机に向かっているとピンポンが鳴った。
娘に「出てくれ!」と叫ぶ。
玄関から戻ってきた娘は、「はいこれ! お父さんが欲しがっていたからだって!」
とレジ袋の入っているを突き出した。
ナツメの実である。
昨年、前の家のナツメの実を写真に撮ったり、駐車場に落ちている実を拾って齧っていたのを家人に見られたことを思い出した。
今年もどんな花が咲くのか気にかけていたのだが、いつの間にか実になっていた。
ナツメは北海道生まれのぼくにとっては子供の頃からの憧れの木である。
「♪ あの子はだ~れ、♪ 誰でしょうねぇ~」
「♪ なんなん、ナツメの花の下、お人形さんと遊んでる~♪」
「可愛いみよちゃんじゃ ♪ ないでしょ ♪ か~」
という唱歌?を知っているでしょうか?
確か、このような歌詞だったが、違っているかな?

神奈川県に住み着き、ナツメの実は何度か見たことがあるし、食べられるということも知った。
しかし、まだ、ガブリと齧りついたことがない。
食べてみた。何だか林檎か梨のような味で、少しボソッとしている。
中には、ラクビーボール状の種子(長径15ミリ、短径10ミリ前後)が一個だけ入っている。
種皮の周りの果肉がきれいに除けない。
来年こそ、ナツメの花を見たい!

2010年10月8日金曜日

ハナビラニカワタケを食べる

6日(水)に土山峠・辺室山で採ったハナビラニカワタケ
ナラの木にへばりついていた。
採った時は、干からびていたので、この5分の1以下の量であった。
水に浸けたら戻ってこの籠一杯になった。
根元の汚れている部分を取り去ってさらに水に浸ける。
汚れた部分を取り去ったが水に浸けていたら、まるで寒天状になった。
小さな虫もついていたので、熱湯で湯がいて綺麗にしたのが下。
これを、三杯酢、酢醤油、マヨネーズと和えてみたが、酢醤油が良い。
味は無い。薄く切ったコンニャクといった感じだ。
すべて食べてしまった。
和風よりも中華か洋風のスープだと生けそうだ。

キノコは、子供の頃食べたボリボリの味が忘れられない。

散歩して!

あまりにも良い天気なので教室を出て外に。
キンモクセイの香りが街中を覆っている。
マテバシイ、ヤマモモ、クスノキ、アオギリ?、タイサンボク、シラカシ、、、。
さらには鳥が糞として落としたタネの芽生えた木、クサギ、ネズミモチ、アカメガシワ、シュロ、ソテツ、シャリンバイ、、

民家の塀からこぼれるように咲いていた花!アップしたものだ。
この花の形アフリカで見たのと同じだ。
携帯で写真を撮っているとこのお家の夫婦がやって来る。
事情を話す、奥さんが花が咲いている枝を折って、どうぞとくれた。

枝を水に浸けてるだけで、根が出るようだ。

濡らしたティッシュにくるむ。上手く根が出てくれると良いが、、、。