「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2009年6月12日金曜日

ヤマユリの香りのカサブランカ

カサブランカが咲き出した。
今年は花が10個咲きそうだ。
このユリはヤマユリを原種として品種改良されたものなので、
ヤマユリの匂いを少し薄めて高貴にしたようだ。
昼間も夜もこの匂いを漂わせている

匂いといえば、5月29日にハタチ沢林道で折り取ったバイカウツギはまだ匂う。

2009年6月9日火曜日

暗闇と音の世界!

ピアニストに感動「第13回ヴァンクライバーン国際ピアノコンクール」
 辻井伸行氏 優勝!

ヒト、現世人が地球上に誕生してからまだ、数万年しか経っていない。
サルがヒト化への道を歩み始めてのは500万年前、
サルの祖先のプレシアダピスが木に登り始めたのは5500万年前、
さらに、哺乳類が出現したのは中世代三畳紀後期の2億5千万年前だ。
哺乳類が生まれてからおよそ1億9千万年の間は恐竜の世界であり、
哺乳類たちは恐竜を恐れて夜中の暗闇の世界で活動していた。
恐竜たちが絶滅して6500万年前に哺乳類の時代の新生代を迎える。
が、この1億9千万年の間に、哺乳類の目は衰え、
色の区別をできない色覚障害となり、
鼻と耳だけを頼りに生きてきた。
そこで、木に登ったサルの祖先は次第に目を回復させてきた。
が、長い歴史的背景のお陰で今でも、視覚障害に苦しむ。

ぼくは、生まれてから両親を見たことがない20歳の青年が
超一流のピアニストとして、優勝をしたことを知り、
暗闇の世界に生きていても、
過去のぼくらの祖先の哺乳類の匂いと音の世界の鋭敏さ
を発揮したことに凄い感動だ!

2009年6月8日月曜日

バイカウツギの香り(匂い)の持続性

先月、29日の春の丹沢観察で、ハタチ沢を歩いた時に、林道沢側の崖っぷちで咲いていたバイカウツギの花枝を折り取った。
皆でその香りを楽しみ、スイカズラの匂いと比較した。
ぼくは、バイカウツギはその花の美しさと香りから「丹沢の女王」と名付けている。
机の上のパソコンの横に置いてあるが、まだ、匂いを漂わせる。
この萎れた花に鼻を近づけて嗅ぐと、「丹沢の女王」が香りで生きている。
決めた、来年はもう少しバイカウツギの花を集めて小瓶に詰めてポリプにしょう。

しかし、もう既にカリカリに枯れた状態なのにどうして匂うのか?
バイカウツギにとってはもういくら匂いをだして、虫たちを誘ったとしても意味がないのだ。
それともこの匂いには別の機能があるのだろうか?匂い、香りの持続性って不思議なことだ。

2009年6月7日日曜日

チャレンジキャンパス

専門学校のチャレンジキャンパスがあった。参加学生は千葉県出身の女子高生一人である。
2時間を少し休み時間をとって話しを続ける。
野生動物保護専攻のクラス。
毎年、学生数が減少し今年の一年生はわずか4人だ。
来年もこの程度なら、この専攻がつぶれる。いきおい、来てくれた高校生には驚くようなお客様扱い。
こちらも首にならないように、高校生のご機嫌を損ねないようにしなければいけない。

この頃思う。衣食足って礼節を知る。というのは衣食足らない人が満ち足りた人への希望であるのか?

2009年6月5日金曜日

挿木の季節

これから8月までは挿木の季節だ。
下のアジサイは、もらった花を、花が萎れた後、葉を二枚だけ残して鹿沼土に挿木したものだ。
山のノイバラも、スイカズラも挿木で鉢植えにしている。
観葉植物に凝っていた時は、欲しいものがあれば、大抵挿木で増やした。
挿木の方法は、小学生の時に祖父より教わったものだ。
菊は春になると折って挿したものである。
そうそう、山のリュウノウギクも我家のベランダに二鉢もある。

バイカウツギを挿木で増やそうと思ったが、その年に伸びた若枝ではダメだった。前年の枝からだと大丈夫だろう。

挿木も、植物を育てるのも、熱帯魚を育てるのも、小鳥を飼うのも、同じだ。相手が何を望んでいるか分かろうとすることである。

2009年6月4日木曜日

ドクダミの花の白さ

この梅雨空のような重苦しい雨曇りの下で、庭のドクダミが白い花を咲かせている。
この白い花、暗いところでもまるで白いドレスをまとったバレリーナーのように華やかだ。
ドクダミ科ドクダミ属ドクダミで、ハンゲショウもドクダミ科である。
の匂いがあって嫌う人もいるが、解毒作用があり昔は年寄りがお茶代わりに飲んでのんでいたようです。

このドクダミの葉を天麩羅にしてもイケマスし、茹でて味噌和えにしても美味しいです。さらには、茹でたものを細かく刻んで炊き込み御飯にしてもほのかな香りがあって美味しいですよ。但し、御飯の色が少し黒ずみます。これらは、こちらに来てから覚えたのです。


2009年6月3日水曜日

忘れ物!

先ほど、学校から帰ってきて、鉢植えのカサブランカの蕾を見たら、ぼくを見て隠れるヤツがいる。
そっと見るとクモ君がごちそうを捕まえて今まさに食べようとしている。
「ゴメンゴメン、でも写真を撮らせてね、すぐ戻るから!」と云って撮ったのがこれだ。
雲山さんに教わったやり方で少しじっとしていてもらった。

今朝、家から出た時には、あ!携帯忘れた!と気がついた。
駅近くになって、あ!財布も忘れた!と慌てて戻る。
少し、小走りで戻り、靴を脱がずに土足のまま我部屋に入り、携帯と財布をとり、小走りで駅へ、、、。
が、左の脹脛が痛い。肉離れ?
2時限目の「動物行動学」の授業を終え、戻ってきた。
慶應日吉校舎は駅から3、4分のところであり、助かった。
しかし、痛い。こんなことで肉離れになるなんて、がっくりだ!登山靴ではなく、運動靴なら、きちんと走っていたはずだ。ほんの小走りのような走りで肉離れ!あー、信じられないが、現実だ。先月25日に63歳になった。あと、7年生きると70歳を越える。もう、いつ死んでも良いとは思わない。まだまだ、動物観察を、花の香りを、山歩きを、お酒を、人生を楽しみたい。が、何だかこのところ少し疲れている。

ユウスゲ(キスゲ)の芳香

ユリ科ワスレグサ属のユウスゲが咲いた。
当初、一株だけだったが、今は六株となった。
夕方に咲いて、スズランの香りにも似たほのかな良い匂いを漂わせ翌日の昼過ぎに萎れる。
1日だけの花だが、つぎつぎに咲いて匂いを振りまく。
花の芳香は、青春の香りだ。一時だけ遠い日を想いだす。
キンシコウの調査地の秦嶺山脈の山麓の農家の周りにも咲いていて、新芽は炒め物に、蕾や花も油炒めで食べた。我家では新芽を酢味噌和えで食べている。
湘南台付近にはこのユウスゲがたくさん自生している。
これからヤマユリも咲いてくれるだろう。
昔は普通にあった野原が線路沿いの斜面にのこる。

2009年6月2日火曜日

花は香りが必要!

ナルコユリ
ヤマボウシ
ヤマツツジ

雨模様の中の丹沢自然観察会であった。

ナルコユリは長者屋敷キャンプ場近くで、他の木の花は高取山山頂付近で。

ぼくの大好きなスイカズラの高貴な香りが湿った空気の中を漂い。

イボタノキも強烈な匂いを漂わせていた。

さらに、丹沢の女王のバイカウツギの豪華な香りを楽しむことができた。

バイカウツギ10センチくらい枝を折り取ってきたが、

三日目なのにまだ豪華な香りを楽しめる。

5月が過ぎると、生まれ故郷釧路のスズランの香りを思い出す。

この時季は原野のスズランの匂いばかりでなく、

摘んで持ち帰ってコップに挿したスズランの花が、

学校の教室や各家庭の部屋に清々しい上品な香りを漂わせていた。

2009年6月1日月曜日

春の丹沢:シカの足跡

ハタチ沢を歩いていると、シカ!
警戒音も出さないでメスジカが2頭、崩壊地をかけ上っていく。
赤い↑:シカがこちらを向いている。
写真をクリックしてみて!
彼らが登って行った足跡。
わりと二つの爪が開いている。
沈まないように開くのだろう。
舗装された林道の上に彼らの泥足の跡が、、、。
傘の先の方へ移動。
こんなにも蹄が開いているんだ。
今まで、このように開いた蹄跡は、カモシカの足跡と考えていたこともあった。
これで、またまた足跡でのシカ、カモシカが難しくなった。