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原発不要・核廃絶


2015年2月27日金曜日

テン糞の位置と中身  The locations and contents of seven marten's scats

24日(火)に歩いたルートで、見つけ拾ってきたテン糞の発見場所と内容物。
GPSの軌跡の中で①~⑦はテン糞の位置である。
テン糞①
この糞は水沢からいよいよ焼山・鳥屋の登山道に向かおうとする時の最後の水沢の沢の中の大きな岩の上にあった。
水洗いすると大半が流れた。全て細かな植物繊維からなる。大きな水鳥の糞だったようだ。
前回も草食生の水鳥の糞とテン糞を間違えた。いずれの場合も持ったとき軽く感じた。
 テン糞②
ササ原が終わって、下草が無くなり始めたところで、コインの左の二つの塊をゲット。
キブシ種子、ヤマネ?下顎切歯毛多数(詳細は分析中)
 テン糞③
登山道の岩の上に
キブシ種子、カマドウマ脚・腹部、小哺乳類毛
 テン糞④
ガレ場を越えてやってきた焼山0.9kmの道標のある、休み台の下に。
キブシ種子、ケンポナシ種子・果柄、小哺乳類骨片・カギ爪・毛(詳細は分析中)
小哺乳類でカギ爪を持つのはリスかモモンガ?かな?

 テン糞⑤
奥野林道の未舗装の沢側路肩の上
キブシ種子果皮果肉、ムカデ外皮2匹、昆虫脚外骨格

 テン糞⑥
キブシ種子果皮果肉
 テン糞⑦
テン糞⑥と10メートルも離れていない沢側路肩
ムカデ外皮、昆虫胸部外骨格脚、両生爬虫類の骨片(詳細は分析中)

前回はネクタイ尾根で見つけたテン糞の中にヤマネの臼歯が入っており、今回もテン糞②はヤマネと思われる歯が混入しており、さらに、テン糞④には小哺乳類の毛と骨片と小さなカギ爪が出てきた。今、手持ちの骨片と対照しているが、非常に小さい爪なのでヤマネかモモンガかもしれない。
いずれにしても、厳冬期のテンは、小動物を食べる時は丸飲みではなくかなり歯で噛み砕いてから呑み込んでいる。まだ、しっかり他の季節に小動物を食べた時と比較していないが、
印象では、厳冬期はしっかり噛み砕くが他の季節はほとんど噛み砕かないで呑みこんでいる。

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