12月5日の丹沢実習:大山北尾根の続きです
ネクタイ尾根付近にあったクマ糞だ。左の木の根の上に置いた10円玉と大きさを比べてみて!
大量のウンチだ。水洗トイレにこれだけ一度にしたら詰まってしまいそうだ。
見たところ、ブナFagus crenataの実BeechnutかミズナラQuercus crispulaかコナラQ.serrataなどの
ドングリAcornを食べたかな?と思われる。
皆さんはどうおもうだろうか?
クマ糞を見つけてからクマ棚を探しながら歩くと、あるある。
クマ棚と云われているものがこの付近から大山山頂にかけては多数あった。
1ヵ月くらい前のものだろうか、随分派手にコナラの樹上の枝を折っている。
コナラのドングリがたくさんなったのだろう。
大山北尾根上なので風雨が強かっただろうが、飛ばされずにこうやって残っている。
幹を見たが、はっきりした爪痕を確認できなかった。が、爪をあてて登ったのでコナラの幹がまるで魚の鱗が取られたようにところどころ樹皮が剥がれている。
上のクマ糞を洗った。ノコギリで木を挽いたような木屑の塊やら、ドングリの種皮と思われる(橙色で囲った)ものであった。
上のクマ糞はコナラのドングリを食べたものであった。
クマはサルのように食べながら樹上からは排泄しないんだ。
木から下りてからしていることが分かる。
そう、クマもテンも樹上に登って果実などを採食している時は、ウンチをしない。
でも、サルやシカは食べながらでもウンチをする動物だ。
そう、クマもテンも樹上に登って果実などを採食している時は、ウンチをしない。
でも、サルやシカは食べながらでもウンチをする動物だ。
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