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原発不要・核廃絶


2014年12月13日土曜日

新しい巣箱  A new nest box that was hung on a tree.

新たに別の小鳥用巣箱を掛けた。
TCA専門学校野生動物専攻の学生が作ったものだ。
古い巣箱も専門学校の学生が作ったものであり、これには昨年シジュウカラが卵を産みヒナをかえした。しかし、今年は誰もこの巣箱には入らなかった。
それは、巣穴の向きを我が家の方に向けたからだ。我が家の窓と巣穴とは1.5メートルくらいしか離れていないため、鳥たちは巣穴に入ることができなかったのだ。飛びながら巣穴に止まるには飛んできてホバリングして急カーブしなければならないからだ。

来春はシジュウカラが入ってくれるだろう。
2年前と同じ向きに、つまり巣穴は家の壁に平行して向けたのだ。
巣穴は東に向いている。
こうすると、飛んできてそのまま巣穴に止まることができる。
巣箱を掛けた木はアメリカハナミズキである。
写真1、古い巣箱

あらたな巣箱は古い巣箱と向かい合うような位置に巣穴を向けて掛けた。
この巣箱を掛けた北側は隣家との境界で2メートルくらいの間がある。
巣穴の位置を90度回転させて北向きが良いかな?とも思っている。
巣穴はスズメが入れるように大きくした。ヒヨドリは無理かな?
こちらの巣箱の木は表面が焼かれて焦げた状態となっている。
掛けた木はサルスベリである。両方とも巣箱は地表から2メートル半位の位置である。
写真2、新しい巣箱

さて来春はどうなるだろうか?
2年前に巣箱を掛けた時はシジュウカラが入った後からスズメペアがやってきて、
何度も巣穴にに入ろうとしていた。巣箱を設置したのは最近はスズメを見なくなってきているので、スズメに入ってもらいたかったのだ。だが、巣穴が小さすぎたようだ。
今度は穴を広げたので新しいのはスズメ、古いのはシジュウカラというように2種類入ってくれたら云うことない。今度は巣箱の蓋を開けて卵やヒナを観察してやろう。
アブラコウモリ(イエコウモリ)がねぐらとして利用してくれるような巣箱も掛けてみたい。

欧米では哺乳類の野外研究はどんどん進んでいる。スコットランドのアカギツネは見かけは一夫一妻だがオスは他のペアのメスと、メスは他のペアのオスと交尾して、その子供を残している。
見かけのペアのオスは自分の子供でもない子の育児をしている例が多く見つかっている。
一方、サルの仲間では、子殺し現象が一夫一妻制を促進させている要因のようだ。
つまり、ペアの子供たちがそのペアの片一方の親の遺伝子しか持っていない場合は子殺しに遭いやすいからのようだ。

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