白銀林道沿いの林の中のフクロウの巣穴となっていた樹洞から溜まっていたペリットを
採集してきたのは6月2日のことであった。
http://tanzawapithecus.blogspot.jp/2014/06/the-peritto-of-owl.html
少しづつ内容物を分析しようとした。
それよりもぼくはフクロウはおろか鳥のことについては殆んど知らない。
で、フクロウのペリットについて、調べていたら、興味深いサイトを見つけた。
http://www.pelletsinc.com/collections/catalog
フクロウのペリットを何と教材として販売し、しかもペリットから出てくる骨が同定できるように
ポスターまで売り出している。
で、輸送費が半分くらいかかるがポスターを注文したら、昨日、送られてきた。ビニールでコーティングされた立派なものだ。ネズミ、モグラ、トガリネズミ、小鳥の頭骨、下顎骨、肩甲骨、上腕骨、尺骨などが描かれている。一目で解るのだが、大きい。学校の教室に貼るならOKだ。
写真を撮って、小冊子にしてすぐぺらぺらめくって見られるようにしよう。
しかし、カエルや両性爬虫類の骨が無いということは、どういうことだ!
フクロウはカエルや両性爬虫類は食べない?
そんな訳はないだろう。
カエルや両性爬虫類は同定することが難しいから載せてないのかな?
日本では、アサガオの種子と鉢と土と肥料がセットになったものが小学生の教材用として売られている。しかし、日本では、フクロウのペリットを教材として使って、モグラやネズミや小鳥の骨を調べさせることができる小学校の教員がどのくらいいるだろうか?
欧米の動物学・博物学のすそ野の広がりと厚みを感じる。
しかし、ペリットが教材になるなら、テン糞やキツネ糞、タヌキ糞などの糞を教材として売っているところもあるかな?
写真はわざと綺麗に撮りませんでした。悪しからず!
1 件のコメント:
フクロウが夜飛び回って獲物を獲得する。夜間は両性爬虫類は活発に動き回らない。
カエルやトカゲも視覚で獲物を見つけて捕まえるんですね。夜は目が効かない。
しかし、フクロウは夜でもちょっとの光があれば目が効く訳ですね。
ぼくはフクロウも猛禽のようにヘビを食べているシーンを勝手に頭の中に描いていたようです。思い込みですね。反省!
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