日が差しはじめてきたので、窓を開ける。
あ!この匂い!
キンモクセイの香りが部屋に入ってくる。
先週から街を歩く人たちの気持ちをやわらげてくれる匂いだ。
我が家の庭の選定され、切り詰められたキンモクセイにも橙色の小さな花。
庭木は可哀想だ。自由に伸ばしてやりたいが、近隣の家との兼ね合いからそうもいかない。
毎年、毎年切られることになる。
そういえば、先週の伊勢沢林道でも工事車の荷台に乗った人が林道を覆う枝を切り払っていた。
山でも木々は自由に手足を伸ばすことができないのだ。
ウサギに食べられ、シカやカモシカに食べられるならまだしも、ヒトの都合で切られる。
まるで経団連の御手洗キャノン社長のように都合が悪くなれば切り落としていく。
ヒトがヒトを切るのは殺人と同じだ!
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