まだ暗い早朝4時にホテルのレセプションがある建物の前に集まる。
マイクロバスがやってきて、乗り込む。皆、ほとんど無言。
街角で親子連れ二人の旅行者を乗せて、気球の飛び立つ場所まで揺られる。
空き地に50名くらいの観光客やガイドがうろうろしているところに着く。
テーブルの上にクッキーがありお茶やコーヒーをセルフサービスで食べている。
日本人女性から貴方たちは〇〇さんのお客ですかと聞かれ、「いえアルフさんです」と云うと、「はい、〇〇さんですね」と云われ。彼女の指示に従って、新婚旅行と思われる日本人とアラブ系の旅行者と一緒にワゴン車に乗る。
少し、明るくなった中の荒野を走る。20分は走っただろうか?今まさに気球に熱風を送り込んでいる場所に着く。日本人女性から気球に乗る注意について説明される。着地の時にパイロットが「ランディグ ポスチャー」と云ったら命綱を握ってしゃがむことだ。
ぼくは、ケニアでユーミンと熱気球に乗って酷い目に遭っている。着地の時に、風に流されてドスン、ザーザーザー、ドスン、ザーザーザーと生きた心地もしなかったのだ。着地後にシャンペンが出なかったらもう乗りたくないと思っていた。
今回も乗るのはシャンペンが出されるというからだ。
片側8名でパイロットも含めて17名を乗せて、熱気球はふわりと浮かびあがった。
もう、朝は開けている。
眼下をみると、車では気がつかなかった、植林が目に飛び込んできた。
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