シカが地面から60センチくらいのササの上部を食べた痕です。 皆さん、お答えご苦労様でした。
スケールが不明確だし、暗い画像だし、写真も下手なのでご迷惑をお掛けしました。
Ke-隊員って?が、すぐに個体を同定できました。
最後ににtake隊員が正解を出しましたね。
①は、2、30センチの草叢に雪が積もり、そこから跳び出してきたネズミの足跡ですね。
但し、ハタネズミかアカネズミかはちょっと判断が難しいが、尻尾の跡が足跡と一緒についているので、尾の長いアカネズミの可能性が高いと思います。でも、この日の雪はすごく柔らかいのでハタかも知れません。この子は林道を横切って山際の斜面のブッシュに跳び込んでおります。
②は、テンの足跡です。ここは晴れた日には、退職したおじさんが日向ぼっこしながら、林道沿いに花を植えたり、動物用に野菜を植えたり、果樹を植えたりしている場所で、水場があり、テンがやってくるところです。以前は、このおじさんは林道に座りながら、餌を撒いて小鳥の写真を撮っていました。
テンのつま先と踵(かがと)をあげた足跡が判りましたか?
実は、この日は雪が深かったせいか、他にあったのはシカの足跡だけでした。
やまぼうしさんへ:
ぼくはお勧めの本としてはCollins Guideの「Animal Tracks and Signs」 B&D Preben著 と
Peterson Field Guidsの「Animal Tracks」 O.J.Murie著 をお勧めします。
もちろん、英語ですが、写真や絵を見るだけでも十分判ります。動物たちの糞、足跡、食痕がたくさん載ってます。先ほど、アマゾンで見てみましたら、売ってます。Peterson(北米の動物たち)の方は改訂版になっているようです。
もちろん、日本の野生動物とは違いますが、Collins Guideの方は、欧州の動物たちなので、イタチ、テン、アナグマ、ネズミやリス、シカ、イノシシ、イヌやネコは日本の動物と同じと考えて良いと思いますので、いつも困った時に参考にしてます。1977年に5月に湯河原で一緒にサルを観察・研究していたベルギー人の留学生から誕生祝いとしてプレゼントされました。当時からサル以外の動物にも興味を持っていたんだということを改めて知りました。
3 件のコメント:
失礼しました。ke-隊員はtaka隊員です。
take隊員とtaka隊員と一字違いでわかりにくいとのことで、taka隊員はkーta隊員にします。この間は打ってる途中でアップになってしまいました。
しかしテンがそんな歩き方をするとは全然しりませんでした。
それとネズミの仲間があんな雪のときにポンと雪原に出てきたりするんですね。
やはり食べ物のため? とても危険だろうにと思います。
あ! はい、了解しておりました。
ぼくの想像ではあのネズミは、毎朝あのコースを散策するのを日課としていたんだろうと思ってます。
雪が積もっているので、雪をかき分けて地上に顔を出して、辺りを見渡し、OKと思って、ポンと跳び出て林道を横切り、いつもの山側斜面のブッシュの中に入っていって食べ物を探したのだろう。
そう、今、頭骨を四六時中眺めているが、どの動物の頭骨も皆、どうやって巧く食物を見つけ、捕まえ、咀嚼するか?
ただ、その為だけに頭骨が違っているだけかなと思っております。
伊勢沢林道の「水場」良く知ってます。
ヒマワリなんかが植えてある所ですよね。
テンが利用してるなんて
考えもしませんでした。
アニマルトラックの本ご紹介ありがとうございます。
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