「特定秘密保護法反対」
自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。
原発不要・核廃絶
2024年4月23日火曜日
丸飲みするネコ科の口蓋 Palate of Felid that swallow whole.
2024年4月22日月曜日
反芻するシカとカモシカの口蓋も凹む Palates of deer and serow that ruminate are also concave.
サルの仲間の口蓋は凹んでいて歯列は放物線を描くようだった。一方のネコの口蓋は平で歯列はハの字型であった。食物の摂取の仕方で、サルの仲間は臼歯で咀嚼を繰り返すが、ネコは咀嚼は殆どなく丸飲みのようであり、サルの食物の摂取の仕方が、口蓋に表れていると考えた。
サルと同じように口に入れた食物を何度も頬歯で咬む行動をする動物に反芻類のシカやカモシカがいる(図1)。何度も咀嚼すると云うことは左側で咬んでいたものを右側に移動して噛み、また、左側へ移動させて咬む。この咬んでいる物を移動させるのが舌や頬の運動だ。移動させるには口蓋が凹んでいる方が、食物を上に上げて反対側へ移動させさせ易いと云うことだろう。
さらに、草食性のウサギの仲間もそうだ(図2)。シカ、カモシカの左右の頬歯は放物線を描くようになっており、ハの字型ではない。それは面白い事にウサギでもそうだ。
2024年4月21日日曜日
良く咬む動物の口蓋は凹む The palate of animals that chew well is concave.
サルとネコの頭骨の裏側(底面)の口蓋部分(上顎骨口蓋突起と口蓋骨)を見ていて、大きな違いがある事に気がついた。それは、サルの口蓋は凹んでいるが、ネコではほぼ平である(図1)。また、サルの左右の歯並びは切歯を頂点とした放物線を描くが、ネコではハの字型になる(図1)。
2024年4月20日土曜日
美味しいお浸しの三つ葉
齧歯目では後眼窩突起があるものと無いものがいる In rodentia, some have postorbital process, others do not.
2024年4月19日金曜日
食肉目ネコ型亜目の後眼窩突起 Postorbital process of Feliformia in Canivora
前回はイヌ型亜目の後眼窩突起をアップした。今回は日本に生息するネコ型亜目のネコ科、ジャコウネコ科、マングース科の動物たちの後眼窩突起を見てもらう。
2024年4月18日木曜日
食肉目イヌ型亜目の後眼窩突起:クマやアナグマが目が悪い Postorbital process of Caniformia in Carnivora : Bears and Badgers have poor eyesight
日本に生息するの食肉目イヌ型亜目Caniformiaのイタチ科、イヌ科、クマ科、アライグマ科の前頭骨から張り出す後眼窩突起を見てもらいたい。
イタチ科では、前頭骨からガッシリしているが太くて小さな後眼窩突起が出ている。イタチが最も前方に出ており、三種とも後眼窩突起が盛り上がっている。イタチ科の後眼窩突起はイヌ型亜目の中ではもっとも小さなものである。後眼窩突起は眼球保護・視覚と結びついていると考えられるので、イタチ科の中ではイタチが一番目が良いと考えられる。そして、アナグマは一番目が悪いと思われる。



図1.イタチ科Mustelidae 左:アナグマMeles meles 中:テンMartes melampus 右:イタチMustela itatsi