「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2023年12月1日金曜日

モチノキだ! Mochi tree!

昨日の散歩で高校の裏側の道を通ったら校舎際にはモチノキがズラーット植栽されていた。藤沢では街路樹としても植えられているが、ヒヨドリが食べそうだが、我が家の庭に生えてきたことがない。
モチノキは実成が良い木である。山にあればさぞかしクマの餌にもなりそうだが、過去10年近くの動物糞の内容物を調べるとモチノキの種子が入っていた糞は無い。モチノキ属では、クマがアオダモの実を食べ、テンがイヌツゲの実を食べている。東丹沢の山にはモチノキがないのかな?しかし、街路樹や庭木にたくさんあるからちょっと不思議だ。Wikipediaでモチノキを見ると暖かい地方に生育する木のようだ。東丹沢の冬は雪も降るし、零下にもなるので東丹沢の山麓にはヒヨドリが糞を落としても生育しないのかもしれない。
図1.モチノキIlex integra
さぁー、散歩に行こう!

2023年11月30日木曜日

手首を回せない動物たち      Animals that can’t turn their wrists

それぞれの動物の前腕骨の尺骨と橈骨の形状は似ており、特に尺骨の形状については肘突起と深い滑車切痕があるため容易に見分けられる(図1の)。図1はシカ、ノウサギ、キツネ、サルの右の尺骨と橈骨の大きさを比較し、それぞれの動物の尺骨と橈骨の接触関係を示している。全ての動物たちの橈骨は尺骨の滑車切痕の近くと遠位端で接触する。しかし、二つの骨は接触しても癒合することはない。しかし、性成熟を過ぎたシカの尺骨と橈骨はそれぞれの遠位端で癒合する。それはカモシカも同じだ。図1のノウサギの尺骨と橈骨は全ての面で癒合しているように写っているが、これは木工ボンドで付着させている。本来は離れている。また、キツネも癒合しているように見えるが、これも木工ボンドで形に合わせて尺骨の滑車切痕と橈骨頭付近とそれぞれの遠位端をボンドで付着させている。サルは尺骨を橈骨をボンドで着けていない。
図1.右前腕骨の尺骨Ulnaと橈骨Radius
:肘突起 :滑車切痕
ニホンジカCervus nippon ノウサギLupus brachyurus キツネVulpes vulpes ニホンザルMacaca fuscata
このような尺骨と橈骨の接触は、動物たちの前足の動かし方(手首を左右に回す)に関係している。シカやノウサギは上下には手首を動かせても前足の裏を上には回せない。ぼくらヒトはパソコンに向かって手の平を上にも下にも向けることができる。しかし、シカやノウサギはそんな事は出来ない。つまり、尺骨と橈骨がバラバラだから手の平を下に向けてキーボードを打つことや、手の平を上に向けてお茶碗を受け取ることもできる。それは、シカ、ウサギの仲間ばかりでなくキツネも無理だ。それは余りにも図1からも判断できるように尺骨と橈骨が全体的に接触しているからだ。
つまり、尺骨と橈骨を離したり捩じったりすることはできない。しかし、サルやヒトは違う。恐らく、リスも両手でクルミの実を持って食べる事ができるので、リスの橈骨と尺骨も十分離れているのだろう。

2023年11月29日水曜日

リュノウギクのような白花の菊    White-flowered chrysanthemum like Ryunougiku

ちょっと散歩した。今日は寒いし、風も少し強い。帰ってきてお隣の駐車場から我が家の庭を覗いた。リュウノウギクのような白い花の菊が咲いている。これは、種子が風で飛んできたのか?この家に引っ越して来てから間も無く目にするようになった。我が家の庭で一番日当たりの良い場所に生育し、その後、毎年咲いてくれる。40年以上は同じ場所に生育しているのだ。家族はこの白い菊が好きであり、連れ合いは一輪切り取って小さな花瓶に挿している。
図1.白花の菊



 

2023年11月28日火曜日

何となく懐かしいカラスウリ      Somehow nostalgic Karasuuri, Japanese snake gourd

歩かなければ歩けなくという恐怖観念に襲われてカメラを持って散歩にでた。陽が射して温かいが風が強い。帽子が飛ばされないように押さえていたが、途中で帽子をザックに容れた。引地川沿いを下る。ピラカンサスを撮っていると、「何を撮っているのかな?」と学校帰りの小学生が声を掛けてきた。それで、彼らに向かって「はーい!」と大声を出し、こちらを向かせてパチリ(図1)。
図1.3人の学校帰りの小学生、ポーズを取る
図2.スダジイのドングリが溜まっている
川の右岸沿いを川面を見ながら下っていくとカワセミだ(図2)。風が強いので戻る事にする。来た道ではなく山側のブッシュの側の道を歩く。
図2.魚を狙っているカワセミAlcedo atthis
図3.シロダモNeolitsea sericeaの花が咲いている
図4.ネズミモチLigustrum japonicum
図5.この赤い実は?ビナカズラの実に似ている
藪の中にカラスウリを見つけた(図6)。嬉しい。何だかとても懐かしい感じだ。奥まっているので、5,6回シャッターを押した。 
図6.カラスウリ Trichosanthes cucumeroides


2023年11月26日日曜日

久しぶりの白銀林道      Shirogane forest road after a long time

昨日は9月に亡くなった野生生物探検隊のtakeさんを偲ぶ会として、白銀林道を歩いた。参加者はk-ta隊員とisa隊員夫婦、やまぼうし隊員とぼくの4人であった。13時半に真鶴駅前で待ち合わせて、isa隊員の車で白銀林道に行った。
すっきりしない曇り空であったが、風が無く、林道は灰褐色の秋景色であった。2018年11月以来の実に5年振りの白銀林道歩きである。その時はもちろん故take隊員が案内してくれた(図0)。白銀林道はtake隊員のフィールドであった。
図0. 2018年11月の野生生物探検隊
図1.ヒヨドリジョウゴ
図2.ヤマホロシ
図3.サルトリイバラ
図4.マムシグサ
図5.白銀林道
図6.シロヨメナ
図7.オオイタドリの花後
図8.アマチャヅル
図9.ハゼノキ
図10. ツルグミ
図11.初島がすぐ側に見える
林道を歩いた後、故take隊員の真鶴駅前の雑魚番屋に行き、写真に向かってビールで献杯し、take隊員の奥さんに、イワシを大場で巻いて衣を着けた天麩羅、揚げ出し豆腐、アジの開きのフライ、3点の刺身を出してもらう。やまぼうしさんが先に帰った後、いつの間にか八海山を一升瓶でもらい飲み始める。k-ta隊員とisa隊員夫婦は真鶴に宿を取っているので、長居できるが、ぼくは8時を回ったので帰ることにする。しかし、電車でヘマを2度もする。それは藤沢駅で、JRから小田急線に乗り換えだが、江の島方面行に乗ってしまい、藤沢に戻って相模大野行に乗ったが一駅乗り越してしまったのだ。ちょっと信じられない事である。酔って寝ていた訳ではない。まー、take隊員の偲ぶ会の思い出になった。

2023年11月24日金曜日

コガモたちが渡ってきている       Teals are migrating

今朝9時になったので銀行へ行ってきた。連れ合いに渡す月々の生活費を下ろしたのだ。これはもう何十年も続けている夫婦の約束だ。その帰路、まっすぐ帰らないで引地川沿いを散歩した。アオサギが小魚を狙っていた(図1)。早くもコガモ(図2)やカルガモがいた。これからカモたちがたくさん渡ってくるのだろう。でも、今年は温かいから遅れるかな?
図1.アオサギArdea cinerea
図2.コガモAnas creccaたち
セパードやゴールデンレトリバーのような大型犬の足跡があった。
図3.大きなイヌCanis familiarisの足跡

2023年11月23日木曜日

センダン・栴檀    Sendan

先程、今日2度目の散歩に行ってきた。それは午前中に久しぶりに引地川沿いを散歩した時にカメラを持って出なかったので、目に留めていたセンダンの実とキダチダリアの花を撮ってきた。昼間は陽が射し、温かだったが、今は寒いくらいだった。
センダンの実を1個採ってきた。固い、ナイフで横切りしようと思ったが切れず。臭いを嗅いでみたが特別な香も感じない。「センダンは二葉より芳し」の栴檀は香木の白檀とのことのようだ。
図1.センダン Melia azedarach
図2.キダチダリアDahlia imperialis
図3.センダンの固い果実

モグラ・ヒミズの細長い肩甲骨 Elongated scapulae of Moles(Talpidae)

多くの哺乳類の肩甲骨と一千を画す程異なっているのが、モグラやヒミズのモグラ科のものだ(図1の左と中)。ずいぶん細長くまるで橈骨、尺骨のようだ。真無盲腸目でもトガリネズミ科のジネズミの肩甲骨はこれまでアップしてきた食肉目や霊長目のものと形状において大差はない。でもやはり細長い。
モグラやヒミズの上腕骨も他の哺乳類のものとは全く異なった形状をしており、特にモグラの上腕骨は骨を見慣れた人でもどの部分が尺骨や頭骨と接する箇所か判断に苦しむ。モグラやヒミズの肩甲骨は地中にトンネルを掘り、トンネル内の生活に適したものになっているのだろう。
図1.真無盲腸目の左右の肩甲骨
左:アズマモグラMogera wogura 中:ヒミズUrotrichus talpoides 右:ジネズミCrocidura dsinezumi

この半年で身体全体の老朽化が激しい。両肩、背、腰が思うように動かせず。昨年までは100歳は軽いと思っていたが、今は80歳までは頑張ろうになった。立ち居振る舞いがスローモーションのような動きだ。このまま老朽化してしまわないように維持・管理をしなくては、、、。

2023年11月22日水曜日

知人夫婦と映画と昼食   Movie and lunch with an acquaintance couple

 昨日、知人のT&M夫婦と一緒に市民シアターで行われた映画を見、その後昼食を食べた。市民シアターは湘南台文化センターにあり、我が家から歩いて十数分である。T&M夫婦のMさんが連れ合いの同僚で、コロナ禍の中でもこの3年間二ヵ月に一度はお昼を一緒に食べていた。先月は綾瀬市民文化センターで行われた映画を見てきたのだ。両会場とも入場者は60歳以上の男女であり、女子が7割以上を占めていた。入場料は1000円だが、会員になると900円だ。先月綾瀬で4人共会員になった。

昼食は駅西口にあるレストランで1500ccのボトル1本1000円の赤ワインを頼み、2品づつを4人で分けて食べながら満足して帰宅。ほぼTさんと二人で1500ccを飲んだので、ぼくにとっては飲み過ぎた感じがベットに入るまであった。

図1.湘南台市民シアター

2023年11月20日月曜日

ニホンザルとスローロリスの肩甲骨の形状比較     Comparison of scapula shape between Japanese monkey and Slow Loris

前回アップしたニホンザルの肩甲骨では上棘窩は下棘窩よりも幅狭かった。しかし、4歳くらいの個体の上棘窩が1,2歳とオトナのものと少し異なっていた。で、手持ちのニホンザルの肩甲骨を探していて、同じ霊長目のスローロリスの肩甲骨をを見た。するとニホンザルの肩甲骨の形状と類似している(図1)。もちろん、ぼくらヒトの肩甲骨ともそっくりだ(参照:https://en.wikipedia.org/wiki/Scapula)。
図1.スローロリスNycticebus coucang♂(左)とニホンザルMacaca fuscata♂(右)の左肩甲骨
図1のaが棘上窩、bが棘下窩と名付けられているのはヒトの解剖学用語からきている。四つ足動物は図1のように肩甲骨が肩峰を下にして肩甲棘が立ち、aの棘上窩の方が前方(頭の方)である。ヒトでは肩甲棘が横になり棘上窩が上になる。

ニホンザルは直鼻亜目であり、スローロリスは曲鼻亜目である。食肉目のイヌとネコの違いに近い。にも関わらず肩甲骨の形状が似ていることに感激している。

イスラエルはハマスにかこつけてガザ地区の人々を皆殺ししたいかのようだ。イスラエルはナチスによるユダヤ人のジェノサイドを経験した被害者意識を持っているだろう。それがどうしてメタニエフは自分たちがナチスと同じような行為をしているという意識がないのだろうか?