「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2023年6月3日土曜日

カサブランカ?テッポウユリかな?    Casa Blanca or Easter lily?

昨日、昼過ぎに散歩をした。ある住宅の玄関脇にカサブランがいくつも咲いている(図1)。この家は昨年もここに何本ものカサブランカが咲いていた。割りと早めに茎を切り落としていたので、球根が育たないだろうにっと思っていた。が、今年もたくさんのカサブランカが咲いている。鉢植えにもしていた。毎年球根を買っているのかな?
今、気が付いた花筒が長いのでテッポウユリかな?
図1.カサブランカだ?
この家の前を過ぎて坂を下り、引地川を渡って下っていくと、高校の運動場裏にサンゴジュが植えられている。この木は初夏の白い花と秋の赤い実を楽しませてくれる。
図2.サンゴジュの花
それにしても、飼っているコエビガラスズメの幼虫の食欲は凄いものだ。スイカズラの花後はほとんど丸刈り刈っているので、餌とする葉がついた枝を与えるのに大変だ。体長が7センチを超え、大きな糞をしているので、そろそろ土に潜っても良いと思っているが、、、(図3)。
図3.スイカズラの葉を食べるコエビガラスズメの幼虫

2023年6月1日木曜日

ユウスゲ/ヒメカンゾウが咲いている   Daylily, Hemerocallis, flowers are booming.

雨模様の曇り空だ。幼虫の餌用のスイカズラの枝を切り取りに庭に出たら、ウメの木の下のユウスゲorヒメカンゾウの可憐な花が咲いている。晴れている日の朝の花も可憐だが、雨曇りの日にはこの薄黄色の花が輝いて見える。とても蕾を摘んで食べようとは思わない。が、キンシコウの調査で秦嶺山脈の山中の村の楊さんの家をベースにした時は、前の年に摘んで干したユウスゲの仲間の蕾の炒め物を食べさせてもらった。柔らかくちょっとヌメリがあり、美味しかった。一家総出で摘んだのだろう。
図1.1日で萎れる花、ヘメロカリスの仲間
まだ、コエビガラスズメの幼虫に餌をやっている。しかし、スイカズラの葉も固くなっている。が、それでもコヤツはムシャムシャたべる。もう7センチくらいにはなっているだろう。居間のテーブルに置いて連れ合いに見せたらその大きさに驚いている。今週中には地中に潜るかな?

2023年5月31日水曜日

クチナシの花の季節   The season of gardenia flowers

昨日は、歩かなければ歩けなくなるかもと云う恐怖心からビッコを引きながら散歩した。3キロちっとの距離を1時間もかけて歩いた。途中の元から住んでいる大きな家の塀越しにクチナシの白い花がいくつも咲いていた。が、香りは漂ってこない。ぼくの背の方から南風が吹いているためだ。枝を引き寄せて匂いを嗅ぎたいが1メールも離れている。クチナシの素晴らしい香りを嗅げないのは残念だ。
図1.クチナシ
引地川沿いの遊歩道を1キロくらい歩いて、柳橋を渡って円行公園の坂道を登り公園を出ると、ナツツバキの花が咲いている。我が家のナツツバキはスイカズラが覆いかぶさってしまって枯れてしまった。
図2.ナツツバキ
そのスイカズラの葉を食べるコエビガラスズメの幼虫は今も葉をムシャムシャ食べている。ぼくの中指くらいの太さで長くなった。今は、味付け海苔が入っていた円筒のプラ容器に土を2センチくらい入れ、その中にお猪口のような小さな容器に水を入れてそれにスイカズラの枝を挿して蓋をして飼育している。そろそろ土に潜って蛹になってくれるだろう。

2023年5月30日火曜日

ホタルブクロが咲いている   Bellflowers are blooming

庭のホタルブクロが咲いている。このホタルブクロは20年以上前に連れ合いが貰ってきて植えたものだが、今では真紅色のカタバミと共に庭ばかりでなくプランターや鉢の中にも蔓延っている。このホタルブクロ、ウィキペディアを見ると若芽の時や、今の時季の蕾や花を採取して、お浸しや和え物、天麩羅、油炒めとして食べられるようだ。今夕の酒の肴として食べてみようかな?でも、何だか毛が多くゴワゴワした感じ。
このホタルブクロを切り花にして居間や階段の踊り場の花瓶に挿している。昨日も連れ合いは三つ葉を摘んで御浸しで食べた。4回目だ。葉だけを摘み取ると株が残り、次々に新しい葉が出てくる。
図1.敷石の間から出ているホタルブクロ
図2.鉢から出ているホタルブクロ
図3.ミョウガの間から出ているホタルブクロ
今も変わらずプーチン・ロシアのウクライナ侵攻は続いている。若ければウクライナに義勇兵にでもなった侵攻を食い止めたいが、ぼくができることはこの場で侵攻反対の意を述べるだけだ。

2023年5月28日日曜日

スズメガの仲間の幼虫だった!    It’s a larva of hawkmoth family

 スズメガ亜科コエビガラスズメSphinx constricta の幼虫だと判った。5月20日にアップしたスイカズラを食草とする幼虫は、スズメガ亜科のコエビガラスズメだと判った。この幼虫、毎日一枝20センチくらいのスイカズラの枝についている葉を食べ、20日は2センチくらいだったが、今は5センチくらい大きさになった。落とす糞も半端ではないので、スイカズラの枝を挿している小さな花瓶を直径20センチくらいの鉢受けの上に置いて、糞が鉢受けに落ちるようにした。感心するのは、葉の根元の方を食べていても葉を噛み落とすことがなく、一枚を完食することだ。

コヤツはぼくがクシャミをしたり、花瓶を持ち上げるとフリーズすることだ。下の写真も頭部を食べている葉から離してフリーズした状態だ。

このイモムシ、最後は地面に潜って蛹になるようなので、今は5センチくらいだが7センチくらいまで大きくなるようなので、そろそろ庭のスイカズラに放してやるかな?

スイカズラの葉を食べるコエビガラスズメSphinx constrictaの幼虫

2023年5月27日土曜日

泡におおわれる引地川    The Hikichi River covered with bubbles.

昨日の昼過ぎにカメラを持ち、GPSをセットして散歩にでた。引地川沿いの野原を通る道でモンシロチョウやシジミチョウの仲間が飛んでいた。2匹で絡み合って飛んでいたシジミの仲間が一匹シロツメクサの花に停まった(図1)。
図1.ルリシジミだ!
引地川沿いを川に沿って下ると堰がある。そこには遡上してくる魚を狙う、サギたちがいる。時々カワセミもいるところだ。堰の上にはアオサギが立って上流の溜まった水の中の獲物を狙っており(図2)、下ではコサギが歩きながら小魚を捕まえていた(図3)。水が落ちるところは泡がたくさん浮いていた(図4)。引地川にも数多くの生活排水が流れ込んでいるが、こんなに泡が浮かんでいるのを見たことはなかった。50数年前の多摩川を思い出した。

図2.堰の上に立つアオサギ
図3.コサギが歩きながら魚を獲る
図4.泡が浮かぶ中を歩くコサギ
久しぶりに汚れた川を目にしたので、戻ることにする。川沿いの遊歩道のサクラ並み木の思わぬ所にビワの木があり、しかも実がたくさん生っている。以前には無かったことだ。ビワを食べるハクビシンがそれだけ増えているのだ。
図5.ビワがたくさん生っている
ビワの木の近くに黒くなっているソメイヨシノのサクランボウがあったので、摘まんで口に入れた。苦くない。一つ、二つ、三つと摘み、口に入れる。左手の指が薄赤紫に染まる。それでも摘まんでとうとう20個くらい食べた。ぼくの口も赤紫になっているだろう。で、この木のサクランボウが苦くないので撮った(図6)。
図6.20個余りのも摘まんだサクランボウ
友人の一人暮らしの妹さんが急性心不全で亡くなったようだ。親しかった妹を亡くす事は親を亡くす以上に悲しい事だろう。

2023年5月26日金曜日

アナグマは短足でキツネは足長だ。     Badger has short legs, fox has long legs

前回はアライグマの大腿骨が他の同じ大きさの食肉目の動物たちに比べてガッシリしていることを示した。同じ様に上腕骨も比べてみた。
大腿骨で比べたのと同じように、上腕骨でもキツネ、ネコが長く、タヌキ、アライグマが同じくらいで、アナグマ、ハクビシンの順になる。大腿骨と上腕骨の大きさ(長さ)から動物の大きさを比較するならば、キツネ、ネコの順でアライグマとタヌキが次で、アナグマは上下肢とも短い動物だ。見た感じはアナグマ、アライグマ、タヌキやキツネも同じくらいの大きさに見える。が、アナグマは短足で、キツネは足が長いのだ。
タヌキとキツネの④肘頭窩は孔が開くが他の4種の肘頭窩には孔が開かない。しかし、他の4種には⑤顆上孔がある。
え?顆上孔の有無と肘頭窩に孔が開いているのとは食肉目の動物では関係があるのかな?
ぼくの持っている食肉目の他の上腕骨を見た。イタチやマングースは顆上孔を持ち、さらに肘頭窩にも小さな孔が開いている。この肘頭窩は尺骨の肘突起が当たる部分でもある。
図1.アライグマと他の食肉目との上腕骨を比べる
a:アライグマ b:アナグマ c:ハクビシン d:タヌキ e:ネコ f:キツネ
abcは前から見た右上腕骨、defは後ろから見た左上腕骨
①上腕骨頭 ②大結節 ③上腕骨滑車 ④肘頭窩 ⑤顆上孔
上腕骨を見ていたら、カイウサギの肘頭窩には孔が開いているが、ノウサギには開いていない。1例だけなので確かな事を云えない。

2023年5月25日木曜日

2回休んで2時間以上の散歩     Waliking for more than 2 hours with 2 breaks

昨日は天気も良く温かったのでお昼を食べた後境川の遊水地公園まで散歩し、横浜市泉区和泉町の「くわくわの森」まで足を伸ばした。と云うのも少しでも山の雰囲気を味わいたかったのだ。日大生物資源学部の農場の側に大きなムクノキがある。風が強いので枝の先を指で押さえて撮った(図1)。
図1.ムクノキのまだ青い実
境川を渡り、遊水地の外周を回り、「くわくわの森」に入る。すぐ階段の登りだ。何故か両足の太腿の付け根付近が痛い。でも登る。え?これはキンランじゃないの?撮る(図2)。へぇー、山に行かなくてもこんな里でもキンランが自生しているんだ! 
図2.花が終わって種子の鞘になっているキンラン
フタリシズカの花が終わり、果実がついている(図3)。フタリシズカまであるんだ。これで、アオダイショウかカナヘビでも表れてくれないかな?っと思いながら歩く。
図3.フタリシズカの青い実
ん?この蔓性植物(図4)は、シオデ(ヒデコ)でではないの?でも、サルトリイバラのような雰囲気が無い。この蔓性植物は?

図4.シオデと思われる蔓
4月1日に来た時に花が咲いていたウグイスカグラは実がついていた。あんなに花が咲いていたのに実が一つだけだ。今は日陰になるからかな?
図5.ウグイスカグラの赤い実
期待していたヤマユリはまだ蕾だ。しかし、何本も出ていたヤマユリの大半は、周りの木々が枝を伸ばし葉を広げたために日陰になり蕾が出来ない状態の物が多かった。
図6.ヤマユリの蕾
ニワトコの実が生っている(図7)。しかし、ここも反日蔭なので実は全部ならないだろう。気持ち良さそうな休み台があったので、座って持ってきたウーロン茶を飲む。っとザックに帽子に長靴の山歩き姿の男性がやってくる互いに会釈をする。立ち上がり、彼が来た方へ向かう。
図7.ニワトコの実
落葉の道を下る。え?モミジイチゴが生っている(図8)。僅か3個だけだ。食べてみたいが止めよう。
図8.モミジイチゴの黄色の実
「くわくわの森」から出て和泉川沿いを歩く。岸辺には手が届かないところにクワの実がなり、オニグルミの木(図9)がたくさんあった。
図9.オニグルミの実
このような昔の植生を残している散策路を藤沢市にも欲しい。引地川の親水公園に植えられて植物は外来種が多い。



2023年5月24日水曜日

頑丈なアライグマの大腿骨    Stocky femur of racoon

アライグマの上下肢骨をアップした。アライグマと見誤るような同じくらいの大きさの丹沢山域に生息する7種類の食肉目の大腿骨と比べた(図1)。
キツネの脚が長く見える。大腿骨も長く、次にネコ、アライグマ(若い個体)、タヌキ、アナグマ、ハクビシン(若い個体)となる。興味深いのは大転子や大腿骨頭のすぐ下の部分(←→)が幅広いことである。
図1.6種類の食肉目の大腿骨
a:アライグマ b:アナグマ c:ハクビシン d:タヌキ e:ネコ f:キツネ
abcは右大腿骨 defは左大腿骨 Tm:大転子 Cof:大腿骨頭
アライグマは頭骨を含めて骨が頑丈である。それはアナグマもそうである。神奈川県ではアライグマが都市近郊でも目につく移入種である。タヌキよりも頑丈な頭骨や骨を持っており、しかも似たような食性をしているのでタヌキはアライグマにその生態的地位が奪われていくだろう。アライグマはタヌキ以上に木登りは得意なので小鳥の雛や果実や池の魚が狙うので大事になる前に環境庁の対策が求められる。

2023年5月23日火曜日

若いアライグマの前足と後足の骨    Bones of front and hind limbs of young racoon

Tさんから貰った交通事故に遭ったアライグマは頭蓋骨が砕けていた(5月6日アップ)。しかし、肋骨や脊柱の骨を含む骨が折れていなかった。歯では解らなかったが、まだ、若い個体で、上肢・下肢の長骨の骨端の軟骨部分が全て離れていた。上腕骨の上腕骨頭と肘関節部分、橈骨の橈骨頭と内側茎状突起、尺骨の肘頭と茎状突起、大腿骨の大腿骨頭や大転子と膝関節部分、脛骨の膝にあたる部分と内果や足首にあたる部分、腓骨の腓骨頭と腓骨外果、全ての長骨の骨端軟骨が剥がれていた。下の写真はそれらを全て木工ボンドで着けた。
これまでアライグマの上下肢をアップしたことが無かったのでアップする。
図1.アライグマの上肢(左側)と下肢(右側)
上肢と下肢の左の骨が後ろから見た右の骨で、右の骨が前から見た左の骨である。
G7にグローバル サウスの国やウクライナも入った広島サミットが終わった。原爆が投下された広島で開催された今回こそ、岸田首相は強く核廃棄を訴えるべきだった。各国の代表を持て成す座敷として広島が使われた感がある。