「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2022年3月12日土曜日

シジュウカラ用とスズメ用の2つの巣箱   Two nest boxes that are for great tits and for sparrows 

今日、お昼過ぎに宅急便がきた。連れ合いが学校からだと云う。見ると大きな段ボールだ。すぐ解かった。先日、八重洲地下街の「銀座ライオン」で飲んだ時に、ぼくがIsamさんに話したのだ、シジュウカラとスズメの巣箱の穴の大きさの違いについて、、、、、。
早速、開けると何と手紙の他に巣箱を吊り下げる棕櫚縄まで入っている。もう、感謝感激で、巣箱を持って庭に出ていつも巣箱を架けている場所に置いた。巣穴には夕日が入らないように巣穴は東向きにした。
図1.2つの巣箱
毎年、シジュウカラとスズメがきて巣箱の様子を伺うが、巣材を運ぶのがシジュウカラだ。しかし、その後もスズメが巣穴から中の様子を伺いに来ていた。そのため、スズメ用の穴の大きな巣箱をサルスベリの木に取り付けたのだが、入らない。そのため、シジュウカラやスズメはこの居間から1.5メートルくらいしか離れていないアメリカハナミズキの2メートルくらいの高さの位置が気に入るのだ!っと思い2つを取り付けた。

上手く巣材を運んでくれれば良いが、、、、。この場所は我が家の人の目がいつもあるので、ネコ、ハクビシン、アライグマ、カラスが狙いづらいのだろう。

図2.左がシジュウカラ用 右がスズメ用
いよいよ狂犬プーチンはなりふりかまわずにウクライナを攻撃・侵攻している。それにしても、ロシアの外務大臣や国連大使、さらにはイギリスや日本のロシア大使たちの嘘で固められた声明はどういうことだろうか?それだけプーチンが怖いのか?

2022年3月11日金曜日

沈丁花が咲いている Winter daphne's flowers are in bloom -Russia must stop invading Ukraine-

今年は、庭のウメもジンチョウゲもいつもより咲く時期が随分遅れている。赤いジンチョウゲは今が満開で、白花のジンチョウゲはようやく咲きだした。
早速、今朝咲いている花枝を5本切ってウィスキーグラスに挿して居間のテーブルに置いた。部屋の中にもいい香りが漂う。

ロシアの交渉姿勢には、怒りしかない。信じれないほどの嘘で固めた論理で押し切る姿勢だ。ウクライナの人々がロシアの攻撃に抵抗している。それをニュースで見るのが辛い。

2022年3月10日木曜日

伊勢沢林道の4個のテン糞   Four marten’s scats on Isezawa forest road

 3月1日に伊勢沢林道を歩いた時に、4個のテン糞を拾った。それをようやく今日洗うことができた。

ロシア軍のウクライナへの侵攻が続いている。子供が泣き叫ぶのを見ると思わずこちらの目頭も熱くなる。しかし、大量の核弾頭を持っていることをチラつかせて周りを威嚇するやり方を通すと、これからこの狂犬プーチン方式が世界に通用するようになり、核保有国は核軍縮どころかますます核を増やそうとすることになる。それにしても恐ろしい。

図1.9:34 テン糞1
サルナシ種子・果肉果皮果柄、キブシ種子・果肉果皮、不明植物質
図2.9:39 テン糞2
キブシ種子・果皮、カエルの卵塊
図3.9:45 テン糞3
キブシ種子・果肉果皮、マタタビ種子・果肉果皮、ケンポナシ果柄、オオウラジロノキ果肉果皮、大型甲虫腹部外皮、陸生巻貝(カタツムリ)の殻を除く軟体部
図4.11:42 テン糞4
キブシ種子・果肉果皮、サルナシ種子・果肉果皮、オオウラジロノキ果肉

4個のテン糞からはキブシの種子が全ての糞に入っており、サルナシやマタタビの種子が3個の糞にあった。また、オオウラジロノキの果皮付き果肉が2個の糞にあった。動物質は節足動物、軟体動物、脊椎動物が出てきた(表1)。軟体動物は大きな巻貝を食べたが、足の部分が消化されないでそのまま出てきた。脊椎動物はカエルの卵塊を食べた。しかし、まだサルナシが少しだが残っている。オオウラジロノキの果実が林床を落ちていたものを食べたのだろう。
表1.4個のテン糞の内容物表

2022年3月8日火曜日

白い皮下脂肪のメスのハクビシン  A female palm civet with white subcutaneous fat

伊豆高原に着いた日にいつも野菜を届けてくれるNさんから電話があった。畑の鳥避けの網にハクビシンが絡まって死んでいると云うのだ。折角電話をくれたので、ぼくが帰るまで畑に穴を掘って埋めといて欲しいと頼んだ。
昨日、Nさんの畑に行った。ハクビシンが絡まっていた網のところに行くとヒヨドリが2羽絡まって死んでいる(図1)。この絡まったヒヨドリを取ろうとして絡まったのかもしれない。この網、鳥を獲るカスミ網のように糸が細い。
図1.ヒヨドリが2羽
ハクビシンはビニールの堆肥袋に容れられて穴に埋められていた。ビニールから取り出す(図2)。2日前に死んだばかりなので死後硬直で筋肉が固まっているせいで、手足を広げることができない。性別はメスだ。持ってきた座椅子に座り、解剖セットを置き、この可哀そうなハクビシンを持ってきたビニールの上に置く。身体を揉むように柔らかくし、お腹の毛皮を摘みメスを入れてスーット前足の方まで切る。そして毛皮を剥き始める。が、上手く剥けない。毛皮の裏には真っ白なラードのような皮下脂肪が2ミリから1センチちかくも厚く覆っている。冬季はこうやってハクビシンを含む野生動物たちは皮下脂肪を蓄えて厳しい冬に耐えて生きているんだ。 固いのはこの皮下脂肪が寒さで固まっているせいかもしれないと思う。
図2.メスのハクビシンも
皮を剥き、肩甲骨を含めた前肢部分を体から離し、下肢部分の大腿骨頭を寛骨臼から離し、お腹を裂いて内蔵を見る。胃内容物は殆ど無い。腸内容物も少ない。が、肝臓や腎臓が凄く大きい。内蔵を取り出し、頭部と第一、第二椎骨をつけて離す。上肢や下肢、頭部の肉を除きビニール袋に容れる。毛皮や内臓、取り除いた肉は穴に埋め戻し、脊柱や肋骨、座骨や尾の部分は埋め戻した土の上に置き、さらに土をかける。

畑仕事をしているNさんには、胴骨部分も埋めたので、もう学校が無いので毎週一回は様子を見にくることを伝える。頭骨や肢部分は持ち帰る。今日は、これからこれらを煮て、さらに除肉して水に浸して腐らせる。

今日も、狂犬プーチンの侵攻が続いている。戦争を止めさせなければ大勢のウクライナ人たちが死に、怪我をし、親子や夫婦が引き離される。


2022年3月7日月曜日

伊豆高原の知人の別荘  Second house of our friend in Izu-kogen

5日の朝7時に知人夫婦が迎えにくる。その日は彼らの伊豆高原にある別荘に一泊二日で泊まりに行くのだ。車に乗せられて10時ちょっと前に彼らの別荘に15年振りに着く。別荘から見える海は強風で白波が立っている(図1)。目の前に見えるはずの大島もガスって見えない。先ず、ぼくは、缶ビールを飲み、温泉に入る。湯舟からも前の海が見える。11時ごろ入る温泉は気分が良い。しかし、寒いウクライナの事を思う。あの狂犬プーチンは南部にある原子力発電所も攻撃したようだ。ロシアへの経済制裁は参戦と同じだと云って攻撃をエスカレートしている。しかし、NATOは手をこまねいているだけだ。もし、NATOが参戦すれば、狂犬プーチンは核弾頭ミサイルをEU各国の都市に撃つと脅している。それが、脅しではなく本当に狂犬プーチンはヤルかも知れないとNATOは恐れているのだ。
4日に専門学校の講師会がありその時に退任の挨拶をし、午後4時から八重洲地下街の銀座ライオンで3人にビールを鱈腹飲んだ。そのため5日の朝は体中にビールが回ってもう今日は飲むのは止そうと思っていたが、缶ビールを渡されて温泉に浸ったら、元気を取り戻してきた。お昼を食べてから河津桜を見にまた車に乗せられる。河津川沿いに河津桜が植えられている。満開だ(図2)。
 
図1.白波が見える

図2.河津川沿いの河津桜並木
河津桜を見ながら売店で買った缶ビールを運転してきたTKさんは飲む。帰路は彼の奥さんのMさんが運転するようだ。河津川は確か井上靖の短編小説で、河津川の渓流でカジカを釣る話があった筈だ。その渓流が河津川だったか?何という題名の小説だったか?50年以上前に読んだものなので覚えていない。どなたか御存知ですか?
夕食時、スーパーで買ってきたタイの頭のアラを煮、刺身を食べもうそれだけで満足だ!もうビールは飲みたくないのでウィスキーをもらう。
翌朝は大島が見えた。朝の温泉から窓を開けてしみじみした気持ちで三原山の大島を眺める。朝食は何と旅館のようにテーブルの上にコンロを置き、そこでアジを焼いて食べる。全てK夫婦がやってくれ、ぼくら夫婦は、特にぼくは美味しい美味しいと食べたり、温泉に浸かったりしているだけだ。フミオさんあの鳥が良くくるの?何て言う鳥?見ると図鑑で見たことがある。連れ合いのスマホを借りてイソヒヨドリと喋ったら即出てきた、当たりだ!
お昼を一緒に旅行したトルコのポスポラス海峡の岸壁で食べた鯖サンドを食べる。これが旨かった!帰りは海岸沿いの道は混むので伊豆スカイラインからターンパイクを通ってきた。懐かしい富士見峠や大観山スナックがある駐車場で富士山を撮る。
図3.別荘から大島を眺める
図5.大観山から富士山

2022年3月3日木曜日

タテハチョウ  Nymphalid

 3月1日に伊勢沢林道を音見橋のちょっと先まで歩いた。残雪があったが、タテハチョウの仲間が舞っていてもう春という陽気であった。

姫次・焼山の稜線は雪が見える。きっと日向の登山道は朝はアイスバーンになっていて昼間は泥んこになっているだろう。もう、ぼくは音見橋や焼小屋橋からの尾根を歩いて姫次まで行ってみようなどと云う気力がまったく湧いて来ない。3年前は姫次まで歩いているのに、、、、。

お昼を食べた後はアカタテハ(図3,4)を撮り、ルリタテハを確認し(図5)、テン糞を4個拾ったのだ。しかし、1個を紛失。ゲート前の駐車スペースにはぼくの車が置けないほど6,7台の車があったが、帰りには4台が残っていただけだ。ぼくの車は水沢橋から100メートルほど離れたスペースに置いた。しかし、朝にはその辺りにも車が置かれていた。多くがニジマスを狙った釣り人である。朝、車から降りてゲート脇を通って歩いていると釣り人が「釣りですか?山ですけか?」っと訊いてきた。「山です!」と応えたものの、ぼくの靴とストックなどを見れば釣りでない事が判る筈なのにっと思いながら歩いていると堰堤したの溜まりに釣り人がいた。あー、ここのニジマスもとうとう釣られてしまうかと思ったが、帰りに眺めて見るとニジマス2匹が泳いでいた。俄か釣り師では釣れなかったのだ。なんとなく嬉しい。しかし、釣り人が多くなった!

図1.焼山・姫次方面の稜線の登山道は雪に覆われている

図2.顔が尖っているテングチョウ
図3. 翅を閉じているアカタテハ?
違うヒオドシチョウ
図4.翅を開いたアカタテハ?ではなくヒオドシチョウ
卒業生のS.Aiseさんからこれはヒオドシチョウと教えてもらいました。
図5.ルリタテハ
今朝も狂犬プーチンによるウクライナ侵攻のニュースを見る。ウクライナ大使館はもと自衛官の義勇兵を募っていた。70名くらいが応募したようだが、日本ばかりでなくEU各国の人々も義勇兵としてウクライナに足を向けているだろう。ロシア内部で戦争反対、プーチン打倒と叫ぶ勢力が増えることを望む。

2022年3月2日水曜日

残雪の中の春を告げるテングチョウ A buttefly heralds spring in the remaining snow

 昨日は、伊勢沢林道を歩いてきた。沢の北側斜面(図1)や林道上(図2)には雪が残っていたが、ポカポカ陽気であった。そのため岩陰や樹皮の裏などで成虫で越冬していたテングチョウやタテハチョウの仲間がぼくの足音とともに舞い上がってはヒラヒラと日なたの枯葉に舞い降りる。チョウの写真を撮ろうとするが、4,5メートル先に降りた筈なのにカメラの液晶モニターでは見えないと云うかどこか判らない。肉眼で確かめどのような枯葉の上にとまったのかを確かめる。が、それでもモニターでは判らない。翅を閉じているからだ。再度、肉眼でチョウがいる場所と回りの枯葉の形状を確かめて、モニターで見る。いた!Zoomを200から600にして撮る。撮る。何度もシャッターを押す。

先ず、撮れたのがテングチョウだ(図3)。タテハとは顔が違う。尖っている。

図1.伊勢沢の北側斜面の残雪
図2.音見沢左岸の林道の残雪
図3.テングチョウLibythea cltisだ!
音見橋を渡らずに真っすぐ残雪の上(図2)を歩く。ポカポカで気持ちが良いので、陽の当たる枯葉の上に寝転がる。太陽が眩しい。顔を覆う帽子の隙間から日差しが見える。こんな風に何度、枯葉の上や雪上やタンポポやガンコウランが咲く上に寝転がって空を見上げた事か!上の方で小動物が枯葉踏むを音がする、、ウクライナの事を考える、、。10分もそうして寝転がっていただろうか?ここでお湯を沸かし買ってきたインスタントラーメンを食べる。
帰路にはルリタテハを撮り、糞を拾う。

2022年2月27日日曜日

頭骨の不思議7)  イヌ科の中で頑丈な頭骨を持つイヌ  Canis has the stockiest skull in the family Canidae

日本に生息するイヌ科Cnidaeの動物はイヌ属Canisのノイヌ、キツネ属Vulpesのキツネ、タヌキ属Nyctereutesのタヌキの3種がいる。      

図1は実験動物施設で飼われていたビーグルである。後頭骨頭頂部が盛り上がっていないのでこのビーグルは若い個体であろう。

しかし、キツネ(図2)やタヌキ(図3)の頭骨と比べると前頭骨から出る後眼窩突起は大きく盛り上がり、さらにこのビーグルはまだ若いのに鼻骨と上顎骨との縫合線や頬骨弓の頬骨側頭突起と側頭骨頬骨突起の縫合部分を除いて、キツネやタヌキに見られるような左右の前頭骨や頭頂骨との縫合線や冠状縫合や矢状縫合ははっきりしなく、後眼窩突起の盛り上がりに見られるように骨全体が分厚くがっしりしている。

ビーグルの頭骨だからがっしりしているのではなく、他の5個のイヌの頭骨もがっしりしている。何故同じイヌ科の動物なのにイヌ属とキツネ属、タヌキ属の頭骨の分厚さ、がっしり度合いが異なるのだろう。

本来のイヌCanis属はオオカミのようにパックという集団を形成して自分よりも大きな草食獣を仲間と共にハンティングして食料にしていた。一方、キツネVulpes属はペアの家族群で生活し食料は単独のハンティングで獲る動物はネズミであり、大きくてもウサギくらいなものだ。 また、タヌキNyctereutes属は腐葉層にいる土壌動物を単独で漁って食べたり、死肉をたべたり林床に落ちている果実を拾い食いしているだけである。            

図1.Canisイヌ(Beagle)
図2.Vulpesキツネ
図3.Nyctereutessタヌキ
つまり、キツネやタヌキはイヌとは違って大きな獲物をハンティングしないので、犬歯や裂肉歯に掛かる負担は少ないだろう。それが頭骨の分厚さ頑丈さに繋がっているのだろう。

狂犬プーチンがウクライナにどんどん侵攻している。ウクライナの大統領は徹底抗戦を呼びかけている。ウクライナ人が殺され、ロシア兵も3千人戦死したようだ。死ぬのは兵士であり市民だ。狂犬プーチンは核までチラつかせ、ウクライナ政権はナチと同じだとクーデターまで呼び掛けている。チンパンジーで群れ同士の戦争と云われるものが観察された。それはボスも兵士もない全員が参加の殺し合いだ。ヒトのボスは兵士となって戦争には参加しない。兵士には親、兄弟、恋人、友人、子供がいる。狂犬プーチンはそんな兵士の事など少しも考えないだろう。自分の強迫観念を押し通すために、自分の国民やウクライナの人々を死に追いやっている。一人が死ぬと多数の人々が嘆き悲しむ。

2022年2月26日土曜日

散歩   Walking

オリンピックが終わった途端、プーチンがウクライナに侵攻している。世界各地やロシアでもプーチンに対するデモが行われている。このパンデミックなコロナ禍の中で信じがたい事を行うプーチンは狂人である。
そんな中、昨日はポカポカ陽気だったので、引地川沿いの河津桜を見にいった(図1)。もう5分咲きかなと思うくらいだ!川にはコガモたちがいた(図2)。
川沿いに植栽されているソメイヨシノはまだまだ固い冬芽状態だ(図3)。しかし、来週はもう3月にはいるので、1ヶ月もしないうちにソメイヨシノも咲くのだ。
サクラが咲く頃にはコロナ禍も終息し、ウクライナのキエフも持ちこたえて欲しいものだ。
図1.河津桜
図2.コガモの♀と♂
図3.まだ冬芽のソメイヨシノ

2022年2月22日火曜日

5ヵ月振りの日向山   The Mt.Hinata after five months

 今日、久しぶりに広沢寺温泉から見城山、日向山、お釜弁財天と歩いてきた。歩いた距離は5キロで、ちょっと物足りない、、、。

7時頃家を出たのに朝の通勤渋滞で、車は殆ど動かず。何年か前に前の車に追突したことがあったので、車間距離を十分に開ける。その間をバイクが横切る。っと車が前方右が接触しそうだと教えてくれる。前の車が進んだのにこちらが動かないとまた車が教えてくれる。判っていると応答する。全く今の車はウルサイくらい警告音が鳴る。

8時50分に広沢寺温泉無料駐車場に着く。既に4台の車が停まっている。GPSをセットし、ストックを伸ばして、駐車場横の神社の階段を上がる。すぐ息が上がる。しばらくは稜線まで北側の斜面を登る。上からは霜柱が見えないが、歩いた跡には霜柱が浮き出る。シカ柵の扉を閉めて登っていく。今朝、既に先客が二人いるようだ。足跡状に霜柱が判る。

図1. 9:03 先行者二人の霜柱の足跡
後ろを振り返ると鐘ヶ嶽が見える。鐘ヶ嶽は標高561mだから雪が残らない。
図2.鐘ヶ岳
標高240mの稜線に着いた。ここは朝日が当たるので温かい。駐車場から歩きだしてから20分もしないで着いた。暑い!手袋を取り去る。
図3.9:10 稜線着
見城山まで25分と道標には書いていた。しかし、ハイキング道路に出ている木の根に足を取られないように慎重に歩いたせいか、また、朝飯を済ましてないせいかかなり遅れる。
図4.9:50 横浜新宿方面が見える場所で自撮り
見城山から北側へ降りてみようと思ったが、何とスマホを忘れていることに気がつき、諦める。見城山と日向山への鞍部付近で雪の大山が見えた。5度シャッターを押したがいずれもピンボケだ。オートなので手前の木の枝に焦点が合ってしまっている。
図5.10:22 大山山頂 ピンボケだ!
図6.10:41 日向山山頂
日向山山頂の休み台にお日様が当たっていたので、休憩だ。コンビニで買ってきたアンパンを食べる。帰路は来た道の鞍部まで戻ることにする。下ろうとするとぼくくらいの歳の男が一人やってきた。下って鞍部の標識付近で再び同齢くらいの男のハイカーと擦れ違う。向こうは何故かもたもたしているなっと思って下っていったらマスクをつけていた。ぼくはマスクをしてないので声をかけず少し道から離れて歩く。
鞍部から下って20分くらいで舗装道路に降り立ち、車を置いた駐車場まで歩く。
今回の山歩きで何だか楽しい気持ちになれなかったのは、どうしてだろうと道路を歩きながら考えた。それはアドレナリンが出るような事をしていないからだ!っと気が付いた。やはり、道なき道を歩く方がスリルがあって面白い。