前回3)でシカやカモシカの頭頂骨が生れながらに一つなのは、彼らの頭頂骨は生まれてから性成熟に達するまでにそんなに大きくは成長しないと云えると書いた。が、それは事実である。図1はシカ、図2はカモシカのオトナとコドモ頭骨の大きさを比べたものである。シカもカモシカも前頭骨Fや鼻骨や前顎骨などの骨は、コドモに比べてオトナが随分大きくなっている。しかし、頭頂骨Pはコドモとオトナでは大きな差が無い。
「特定秘密保護法反対」
自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。
原発不要・核廃絶
2022年2月15日火曜日
頭骨の不思議4) シカやカモシカの頭頂骨の大きさはコドモとオトナでは変わらない The size of parietal bone of deer and serow does not differ between adult and child
2022年2月14日月曜日
最後の丹沢実習で拾った糞の内容物 The contents of feces I picked up in the last Tanzawa excercise
2022年2月13日日曜日
頭骨の不思議3) シカやカモシカの頭頂骨はコドモの頃から一つ Deer and serow have single parietal bone from childhood 3)
サルの鼻骨や前頭骨が生れながらに一つであることをアップした。さらに、シカやカモシカの頭頂骨が子供の頃から一つであるこが判った。
鯨偶蹄目でシカやキリンなどの反芻亜目の動物に角が出てくる。角が出てくる骨は前頭骨である(図2)。この前頭骨、サルでは生まれながらに左右の前頭骨が一つであるが、角が出てくるシカやカモシカ前頭骨は性成熟を過ぎても左右の縫合線がはっきりしている。シカでは毎年生え変わる角が、カモシカでは成長する角があるため左右の前頭骨が癒合し合体しないのかなっと思える。が、頭頂骨は持っている頭骨が少ないのではっきり言えないが、子供期(思春期まで)には既に一つになっている(図1&2)。つまり、シカやカモシカでは頭頂骨は生まれてから性成熟に成長するまでにそんなに大きくは成長しないと云える。
2022年2月12日土曜日
頭骨の不思議 2)サルの鼻骨や前頭骨は生まれながらに一つ Wonders of skull 2) Monkey are bone with one nasal bone and one frontal bone.
2022年2月11日金曜日
この小鳥は誰? Who is this little bird?
テン糞1からは、小鳥を食べたようで羽毛や脚、爪が出てきた(図3)。今の時季は小鳥たちは群れて採食しているので、この小鳥はどのような油断があったのだろうか?この爪や羽毛で小鳥がどこまで同定できるだろうか?鳥に詳しい方教えて下さい。
昨夜、響を味わった。 I tasted the Hibiki whisky last night.
2022年2月10日木曜日
最後の丹沢実習は辺室山 The last Tanzawa exercise was Mt.Hemuro
昨日、ぼくにとって最後の専門学校の丹沢実習があった。雪上の動物たちの足跡を観察することが目的で2月の最後の授業日に実習を計画したのだ。が、山はカラカラ乾いていてフィールドサインとしてのテン糞やタヌキ糞さらにシカ糞、カモシカの角砥ぎの痕、古い熊剥ぎの痕、イノシシの林床の掘り起こし、アカネズミの巣穴などが目に留まった。風もなく温かな日だったので、辺室山の山頂で、2時間もの休憩を兼ねたお昼にしたので、鳥好きの学生たちにとっては、小鳥たちの写真が多く撮れたようだ。
我が家の前に駐輪場がある。今、外へ出てみると冷たい雨の中お母さんが小さな子を自転車から下ろし、彼女は自転車を車止めに置いていた。小さな子は雨合羽を羽織ってはいたが、帽子をかぶらず雨に打たれていた。40年も前の頃を思い出した。当時は乳母車に娘を乗せて保育園まで運び、雨の時は背負子に乗せて行ったことを思い出した。若い時だからできたことである。小さな子がいるお母さんやお父さん、頑張れ!
2022年2月7日月曜日
頭骨の不思議 1)後頭骨は一つ The mysteries of mammal's skull 1)Occipital is one
このところ骨や頭骨を眺める時間が多くなった。午前中いっぱい眺めていることもある。そして、判らない事が多くなった。それは本やネットを調べてもぼくが求める答えが無い(見つからない)からである。図1は、若いキツネの上から見た頭骨だ。頭骨も含め、殆どの脊椎動物の骨格は左右対称だ。もちろん、心臓が一つで左側にあるようにイッカクの切歯のように非対象のものもある。骨は複数の左右対称の骨のパーツから成り立っている。頭骨の鼻骨も左右の骨から、切歯が出る前顎骨も左右の骨から、頭頂骨も左右対称の骨が正中線で図1の骨のように縫合・合体する。それは下顎骨もそうだ(図2)。
2022年2月4日金曜日
アイスホッケーを見て、子供の頃の思い出が、、、、 Watching the ice hockey brought back memories of my childhood,,,,,
TVでニュースが終わってから北京オリンピックの女子アイスホッケーをやっていた。日本とスウェーデンの試合である。2対1で勝っている。パックをストックで操って走るスピード、激しいぶつかり合い。体格では同じように見える。日本女子がスウェーデンのキーパーまで攻撃に出てきた間隙にパックを取りす早く落ち着いてシュートだ。これが決まり、勝負が決まった。
アイスホッケーは厳冬期の2月頃の新釧路川に流れ込む仁々志別川沿いに作られていたリンクで十条製紙工場の選手たちが、厚い肩パットを着け、分厚いグローブのような手袋をし、顔を覆う鉄でできたマスクをし、まるで剣道着をつけたような感じで氷の上を走り回り押し合っていた。十条製紙と他のチームの試合があると見にいった。寒風吹きすさぶなか、こちらはアノラックの襟を立てて見ているだけなので、寒さで足踏みしながら見たものだ。
このアイスホッケーのスケートリンクは氷面の上から1.5メートルくらいが、頑丈な板の柵で囲まれており、その囲いの中で選手たちが激しくぶつかり合っていた。氷が溶けて春になると川の水が入って、リンクの中の水は深さが50センチくらいになった。そのためリンクは小さな子供の雑魚取りの遊び場であった。
春の温かい日、板で囲まれたリンクの中の水は温かくなり、水が澄んでいたので魚やヤゴの動きを板柵の上から覗き込めた。トンギョやドンコ、ドジョウを釣ったり、リンクの中に入って網で掬った。ウグイやフナの1センチくらいの小魚は二人がかりで両手で手ぬぐいを広げて持って獲った。トンギョの卵が入った巣をいくつも獲ってきては、粉ミルクの缶で作ったバケツに入れて持ち帰った。獲ってきた卵はタライや空き缶に容れて、その発生を見守った。が、ほとんどが卵が白くなって死んでしまったり、稚魚が生れたとしても日向に置いておくので水がお湯のようになって稚魚たちが死んでしまった。
そんな事をアイスホッケーの試合は思い出させた。
2022年2月2日水曜日
昨日は少し登って諦める! Yesterday, I climbed a little and gave up.
昨日も家を出たのは7時半を回っていた。相変わらず朝の通勤時間帯の渋滞だが、それを分かっているので、特にイライラはしない。カーラジオに耳を傾けながら走る。
広沢寺温泉無料駐車場を過ぎて新大平橋を渡り、石切り場跡のスペースに車をとめる。ここから不動尻キャンプ場跡まではぼくにとっては山に入るアプローチの距離としては丁度良い。帰りも山神トンネルからはイヤにならない距離だ。
登山道登り口の不動尻キャンプ場跡の森の事を説明した大きな看板の前の石垣に座ってお昼を食べる。ガスストーブでお湯を沸かし、インスタントラーメンを半分とコンビニで買ってきた赤飯オニギリ1個を食べる。ここでは先客の夫婦もお湯を沸かしてお昼を食べていた。
帰りの車の中で、どうしてあの尾根を登りたいと思うのだろうか?っと何か不思議な気がした。もう、若くはないのだから、年齢と体力に応じた山歩きにすべきだとも思う。ぼくらの身体はどうも頭と肉体が一緒になっていない。肉体の筋力・バランスが急激に衰えているのにそれに応じて頭がついて行っていない。この尾根を登りたいという気持ちがあっても肉体がそのように動かないのだ。きっと、肉体が動かなくなったら頭も死を意識するだろう。