「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2011年2月19日土曜日

野生生物探検隊の新年会

昨日、野生生物探検隊の新年会が湯河原の白銀林道であった。
雨があがるという予報であったが、午後から本降りとなり、
喜んで二次会の呑み会の場へと移動した。
新メンバーが加わった呑み会が盛り上がった。

白銀林道周辺はノウサギが多く、至る所で新しい食痕や糞を見つけた。
1メートルを超えるササの仲間が、ノウサギに食べられている。
まず、林床から3、40センチのところで噛み切る。
そして、上部の葉の部分を食べるようだ。
下は恐らくササを食べた糞であろう。
噛み切られた切り口はナイフで切られたように見える。
が、拡大してみると鋭利なナイフとはやはり違う。
下顎の切歯が右から左に、つまり左側を上顎の切歯で押さえ、右側から下顎の切歯で噛み切ったと推定できる。
切り口は、ほぼ45度に噛み切られている。
もってきた食痕のついたササは、噛み切られた上部の方のものだ。 
ノウサギが地上部3、40センチのササの茎を噛み切るには
頭を45度に傾けて、茎を上下の切歯で抑えて、
下の切歯を押し上げて噛み切っているということが判る。
モミジイチゴや、ミヤマシキミ、さらにはテイカカズラの茎(直径6ミリ)もこのようにして噛み切られた食痕が付いていた。
下は、斜めカットされたテイカカズラの断面の写真を撮るisa隊員。
ぼくは久しぶりの野山歩きであった。
やはり、街中の川沿いよりも山が良い。

2011年2月17日木曜日

幼女誘拐からなるマントヒヒの社会

ロンは三時間あまりの内に7、8回もアクビをして犬歯を見せてくれた。
20歳だが、野生のサルたちとは違って犬歯も切歯も磨り減っていない。
これだとあと10年は軽く生きる?
メスはパーコとサチコの2頭だけで、パーコは発情が人為的に抑えられているようだ。

マントヒヒの社会はニホンザルやキンシコウなどの他のアジア・アフリカに生息する狭鼻猿たちとは全く異なる。
ほとんどの狭鼻猿たちは、群れはメスたちの血縁集団が基本であり、オスは生まれた群れから分散していく。
だから、群れにいるオスは他所からやってきた個体だ。
が、このマントヒヒの群れは、複数のバンドからなっており、バンドは複数のクランからなっており、さらにクランは複数のハーレムからなっている。
このハーレムが基本的社会集団であり、オスが一頭と複数のメスからなっている。
このハーレムのメスたちは、オスが若い時に他のハーレムのチビメスを誘拐してきた個体なのだ。

マントヒヒのオスとヒトのオスだけがチビメスを含むワカモノメスに性的興味をもつサルだ!

2011年2月16日水曜日

マントヒヒは病気だよ!

今日はどうしてもマントヒヒの写真が欲しくて、横浜市立野毛山動物園に行ってきた。
正面の大きな透き通ったガラスが汚れているため、鉄格子の外から写真を撮った。
手前はオスのロン20歳、後ろがサチコ19歳:
オスの犬歯と勃起したペニスを写そうと3時間粘った。
が、一度だけ勃起したが鉄格子に阻まれてダメ、

このロンとサチコは仲が良いようで、いつも一緒。
もう一頭のメスのパーコは、上の2頭から離れ、凄くストレスを強く感じているようで自分の手の届くところの毛を毟り取っていた。さらに、彼女は下の写真のように同じ場所でくるくる回る動作を繰り返していた。
もう、戻すことができないような精神的病に侵されている。
動物を見にやってくるお客さんや、仲間からも隠れる場所がないからだ。 
とパーコの狂った反復行動を見ていたら、今度は、上の2頭が、サチコが前を歩き、それを追うようにしてロンが付いて歩く。この2頭は檻の周囲をぐるぐる回っている。
何と、3頭ともストレスが溜まって病気になっているのだ。

今、動物園は動物たちをできるだけ野生に近い状態で飼うための、エンリッチメントが実施されている。
が、野毛山動物園はどうなっているのだろうか?
まるで、一昔前の動物園の動物の行動を見た思いだ。
他の動物はまったく見なかったが、平日なのにたくさんの入園者があるだけに、マントヒヒが可哀相だ。

2011年2月14日月曜日

イタチを求めて!

今日も、2時過ぎに引地川沿いを歩く。
目標はイタチの痕跡を見つけること!
引地川を下っていくと、親水公園があり、
そこで今月5日にイタチが写真に撮られている。
写真では、土手のコンクリートの水抜き穴に魚を抱えて
潜り込もうとしているのだ。

やまぼうしさんにコメントいただいた土曜日のアオサギが同じ場所にいた。
これは、チュウサギ?ダイサギ?ちょっと同定できない。 
親水公園は引地川を昔?のままにして取り囲むようにしている。
この環境だとイタチが居そうだ。ここまで来るのが1時間ちょっとかかるが楽しみだ。 
それにしても、川の流れを蛇行させると、上流部は直線状なので
増水時にはおそらく、この場所も直線となって水がながれ、
その結果、ゴミが河原の草や潅木に引っかかっている。
この目につくゴミの大半がスーパーのレジ袋だ。
汚らしいが、すべての川をこのように昔のようにしてもらいたい。
河原のゴミを見て、さらに、ゴミ捨てを注意するようになるだろう。
そのうち、イタチの糞くらいは見つけたい。

途中から雨になった、傘を持たないで歩いたが帽子を被りコートを着ていたので、足元しか濡れなかった。

2011年2月12日土曜日

恐竜の子孫たち!

何だこれは?始めはゴミかな?と思ったくらいだ。
どうも一本足で立っている。
サギの仲間だろうが、同定できない。
これまたカワウがミゾレ混じりの中で立っている。 
引地川沿いにGPSを持って下る。スズメ、キジバト、カラス、ツグミ、ムクドリ、ヒヨドリが田んぼで群れていて、川の土手には口に大きなミミズをもったカワセミ、コガモ、カルガモ、オナガガモ、コサギ、ハクセキレイを見る。ハクセキレイは30秒おきくらいにダイビングするように川面に飛び、足を水につけてまた戻るという行動を繰り返す。何やってんだかわからない?寒くなければ見続けられたのだが、5分もしないで諦めた。
それにしても、鳥たちの顔は獰猛な恐竜の顔だ。可愛くない!

2011年2月11日金曜日

久しぶりの雨&ミゾレの中

こちらはお昼頃まで雨であったが、しだいにミゾレになってきた。
庭のナツツバキの枝にとまっているヒヨドリも寒そうだ。
毛を逆立てているが、鳥たちは寒い時にどうして毛を逆立てるのだろう。
もちろん、そうした方が温かいからなんだろう。
しかし、鳥の毛の構造を知らないぼくにとっては身体の温かい空気が逃げてしまうと思っている。が、そうではなく、逆立て毛を膨らませることで温かい空気の層を作ることになるのだろう。
頭の上に雪の粒が乗っている。
なんとこのヒヨドリ二時間近くもこのようにして動かなかった。
これは、手持ち手動でピントを合わせたが、少しボケている。

ぼくは子供の頃から動かないと手足が冷たくなるので、パソコンのキーボードを叩くのは
手を揉みながらだ。
もう少しでウィスキーの時間だ!

2011年2月10日木曜日

ランが開花中

デンドロビュームの仲間、品種名分からなくなった。
日本で作られたものだった。
これは、セッコクとかけ合わされたようで、背丈が小さいので気にいっている。
ユキダルマは綺麗で豪華だが大きすぎる。
ファレノプシスの仲間、これも品種名の名札がなくなった。 
パフィオペディラムの仲間。これはよくあるパフィオだ。 
ソロジネ・フラクシダ
これはすぐ大株となり、昨年、幾つかに株分けしたので、野菜を持って来てくれる知人に
上のパフィオとこのソロジネを分譲した。 
あと、オンシジュームとカトレアの仲間があるが、花が咲いているのは
これら4種だけ。

30年前は、部屋の中のビニールのフレームにヒーターを容れて管理したものだが、いつ頃からだか覚えていない。ただ、キンモクセイが匂い始めたら屋外から部屋の陽の当たる場所に置くだけとなった。これからは、ヤエザクラが咲き始めたら屋外に出すようにしている。

昨日の続き

境川沿いには水田や畑もある。
スズメだ!と思って写したが、違う。
カワラヒワという綺麗な羽をした小鳥だった。
図鑑を見てようやく同定できて、”ほ!”とした感じだ。
むむ!怪しげな足つきの哺乳類と思って、急いで近づいて行ってみたら、ネコだった。
土手に来る鳥でも捕まえられるのか? 
丹沢でこのカメラを持ち歩くには、双眼鏡を軽いものにしていこう。
帰路、Yさんに会う。引地川を下った方で、イタチの写真を撮った人がいたようだ。
やはり、鳥ではなく哺乳類を撮りたい。

2011年2月9日水曜日

境川沿いを歩く

午後2時になったので、散歩へ出かける。
横浜市と藤沢市の境を流れる川、境川沿いのサイクリングロードを歩く。
手持ちでマニュアルで300mmを如何に素早くピントを合わせられるか?
慣れていないせいかピントをマニュアルで合わせるには無理だ。
三脚などに固定しているなら良いが、ピントを合わせるためダイヤルを回すだけで
対象物がどこかわからなくなる。
で、先ずオートで合わせ、次にマニュアルにしてダイヤルを回す。
だが、これでは林の中を動く動物ではダメだ。
フィルムカメラのファインダーの中のように+の上と下の縦線が合えばピントが合ったことになる、そのようなデジカメのピント合わせは無いものだろうか?

以下、オートだ。機械が合わせてくれた。
これってオオジュリン?どうも同定できず。
カワウの飛んで来たのを狙った。
このような芸当は以前のデジカメでは無理だった。
この川でも川底の砂を取り、土手の泥を取る工事がなされていた。
ただ、川の流れをスピーディにするための工事であり、川で生活している動物のことなど全く考えていない。
工事をしていないところではtake隊員から教えてもらったイソシギがいた。
何か虫か魚がいないかと探している。
ここも川底から土砂ごとパワーシャベルで掻き取られるだろう。
遊水地が作られ、そこには水鳥たちがいるようだ。三脚をもった愛好家たちが並んでいる。

2011年2月8日火曜日

この水鳥は?

始めてのデジカメの一眼レフを持って、引地川沿いを散歩する。
植物写真家・鈴木庸夫さんがフィールド日記で書いていた、
LUMIX DMC-GHにH-FS100300
の望遠レンズをつけて、ショルダーバックに入れて歩く。
マガモ、コガモ、カルガモ、コサギ、ハクセキレイ、ツグミ、スズメの他に、
下の鳥がいた。シギの仲間?
短い尾をセキレイのように上下に振って素早く歩く。
カワズザクラが4、5本植えられているところにやってくる。
この枝だけがかなり開いている。
今月末くらいには全部開くだろう?
レンズをH-FS014045の標準?で取る。
ピントをマニュアルで合わせやすい。 
もちろん、全部手持ちである。
今まで持っていたLUMIX  DMCFZ8と比べると重く、肩こりしそうだ。
でも、フィルムカメラのNIKON F やF3と比べるとレンズも小さく軽い。
山に持って行く品物はことごとく軽量化を図ってきたが、
体重の軽量化も図らなくてはいけない。
重くなった分を体重で減らさなければ足・腰に負担がかかる。