「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2009年5月14日木曜日

初夏のような山

今日は、何だか久しぶりの奥野林道から伊勢沢林道越えだった。
初夏のような陽気のなか、爽やかで気持ちが良い。
ぼくが、キンタマノキと名付けているミツバウツギ。
この新葉の部分を胡麻和えにするとイケルようだ。
クレマチスの仲間のハンショウヅル
コゴメウツギ
ウツギと言う名前がついている樹木は、このコゴメウツギのバラ科に、ゴンズイがあるミツバウツギ科、
本命はなんと云ってもユキノシタ科やスイカズラ科である。

2009年5月11日月曜日

オスジカの頭骨

1月21日に拾ったオスジカの頭骨、
晒骨したが、まだ臭う。
右の下顎が見つからなかったが、
見つけた左下顎(下に見える)も、この頭蓋の前顎骨や、翼骨突起などが
肉食動物にかなり齧られている。
強制的に水洗いしたり、石鹸水で洗わなくても、
こうやって日陰干しにしておくだけで1ヶ月もあれは、
臭いは消えていく。

2009年5月10日日曜日

誰の食痕だ?判るかな?

4月29日、
本間の頭から高畑山・宮ヶ瀬・青宇治橋の分岐から、青宇治橋までの登山路の途中で見つけたフィールドサインとしての食痕
写真ファイルに名前がついているので、問題にならないのですが、これは誰がつけた食痕だと思いますか?
これは、派手に齧っている。
こうやって、同じ木の根が齧られておりました。
これ、モミだったっと思います。
真ん中の写真のスケールを見なくてもお判りになったかな?
どれも、歯型がくっきりとついております。
幅広い歯なので、ネズミやムササビではありません。
そうノウサギですね。
カモシカやシカは下顎しか歯がついていないので、このように噛み採ることはできませんネ。

2009年5月9日土曜日

無くなる運命の?犬歯!

お昼過ぎ、家族が出払ったし、隣も出かけているので懸案のシカの頭骨の水洗いを行う。
シカの頭骨は7つあるが、どれも上顎の犬歯が無い。
死体を拾っても、腐らして水洗いしている時に流してしまうのだ。
これは、犬歯がついていたので、注意深く汚物を下水管に流した。
両方の犬歯を拾い上げる。
左の犬歯を歯槽に入れた。右のは口蓋の上に置いた。
この犬歯の長さは13ミリしかない。
腐らす前には、犬歯は上あごの皮膚からただ顔を出しているだけだった。

カモシカでは上あごには犬歯も前歯も無い。シカには犬歯はあるが、咬み合う犬歯が無いから全く意味を成さない犬歯だ。
何れ、カモシカのように消失してしまう運命の犬歯なのだろう。

2009年5月8日金曜日

鬱陶しい!

7時、傘を差して駅へ、相鉄線・東海道・東西線と乗り継いで専門学校へ
午後3時に再び雨の中を戻ってくる。
晴れれば、明日丹沢へ行こうと思うが、下草が濡れているだろう。
庭にでて、シカ(1月21日)とイノシシ(3月25日)の様子をうかがう。
近づくと流石に臭う。大きいので半端な臭いではない。
こんな風もないどんよりした肌寒い日は、隣家の窓も閉まっているので臭いはしないだろう。
明日晴れたら、洗って晒骨した方が良いかもしれない。

2009年5月7日木曜日

ニッポニア ニッポン

朝日夕刊で、元佐渡トキ保護センター所長の近辻宏帰さんが死去したとある。
御冥福を祈りたい。

トキのことで疑問に思っていることがある。
佐渡で最後まで残っていたトキが、保護して繁殖させようとしたが、その甲斐もなく死んでしまった。
同種であるトキを中国からいただき、繁殖に成功した。
昨年にはとうとう10羽を放鳥した。
10羽の内、半数以上は佐渡から本州の方に渡った。
現在、佐渡に何羽残っているのだろう?

佐渡では、放鳥の準備が整えられて、トキが野外で生活できるようにしたようである。
放鳥されたトキが佐渡から出ていくのは想定外のようだったようだ。

放鳥されたトキは島内で生存し繁殖できると考えていたのだろうか?

何よりもここのところが非常に疑問に思うところである。

タンチョウヅルは十数羽になったところで、1950年代に阿寒の農家の人が冬場に給餌をして増殖に成功した。
当時は、釧路湿原を含む自然はありあまるほど残っていた。

一方、トキの島、佐渡はどうなのだろう?
トキがたくさん生息していた時とは、トキから見る自然は様変わりしているだろう。
放鳥されたトキの悲しい運命がこれからも続かないことを祈りたい。

2009年5月4日月曜日

リスザルだ!

今日から3日間、専門学校のチャレンジキャンパス。

リスザルのユキチだ。ゴールデンウイークでも、飼育専攻の学生たちは学校へ来なければいけない。
ユキチに肩に乗ってもらおうと思ったがダメ。
若い女の子の方が良いようだ。

2009年5月3日日曜日

キツネの糞?ネコの糞?

このところ境川沿いのサイクリング道路まで歩いている。
目的は運動不足の解消とダイエットである。
下の糞は、一昨日、道路際に見つけたのを昨日写真に撮り持ち帰る。
ネコかキツネのどちらかの糞だ!

この糞があったところは、近くに下の写真のような日本大学生物資源学部の実験農場があり、農耕地や林地があるところだ。
糞があった場所の風景、左は藤沢市、右は横浜市である。
糞を一晩、水に浸けておいたので、先ほど、茶漉しで洗う。
80%が毛であった。
それ以外の茶漉しで漉される固形物らしきものが見つからず。
農作業をしている人に、イタチ、テン、タヌキ、キツネの有無を聞いたがもう何十年も見ていないという。
拾ってきた糞は誰の落し物なのか、結局不明だ。
ネコを飼ったことがないので、ネコ糞については知識無し。

大好きなアイヌネギ

釧路の妹から、従弟が採ったというアイヌネギが送られてきた。
アイヌネギは子供の頃から大好きで、毎年送ってもらっている。
親父が生きていた時は親父が採りにいき、2、3年途絶えたが、このところまたこの時季に送ってくるようになった。
実家ではもっぱら酢味噌和えで食べる。
しかし、ぼくはこのまま4,5本をマヨネーズをつけてサンドイッチにして食べている。
これがガーリックトーストよりも旨い。
天麩羅、豚肉との炒め物など楽しんでいる。
ニンニク好きの人なら誰もが好きと思えるのだが、近所の一軒だけに僅かだがおすそ分けをしている。
このアイヌネギの和名はギョウジャニンニクである。
明日は、同郷の友人に会うので少しだけでも酢味噌和えで食べてもらおうと思っている。

2009年4月30日木曜日

標高千メートル付近のキツネの糞から!

半分に切ったペットボトルの水に浸けておいたキツネ糞を掻き回して、茶漉しに内容物の上澄みを流し込み、固形物を濾し取った。
9割以上が毛であった。
ネズミの毛かヒミズの毛のようである。
ペットボトルの底に骨状のものが溜まっている。水を容れて掻き回し、茶漉しで濾す。
残ったものを花鉢の受け皿にとり、注意深く骨状の物をピンセットでつまみ出して、別の受け皿に乗せた。それが下の写真である。同定できない多数の骨片は除外した。
中央の下顎(右)からモグラであることが判明し、左側の何?と思ったものは前脚の爪である。
左の下顎の前部(切歯3本、犬歯)、や上顎の臼歯や頚椎(第三から七までの)が写っている。
千メートル付近にもモグラが生息しているということだ。もっともこのキツネはもっと下まで降りてモグラを食べて、千メートル付近の尾根でウンチをしたのかも知れない。