お昼過ぎ、家族が出払ったし、隣も出かけているので懸案のシカの頭骨の水洗いを行う。
シカの頭骨は7つあるが、どれも上顎の犬歯が無い。
死体を拾っても、腐らして水洗いしている時に流してしまうのだ。
これは、犬歯がついていたので、注意深く汚物を下水管に流した。
両方の犬歯を拾い上げる。
左の犬歯を歯槽に入れた。右のは口蓋の上に置いた。
この犬歯の長さは13ミリしかない。
腐らす前には、犬歯は上あごの皮膚からただ顔を出しているだけだった。
カモシカでは上あごには犬歯も前歯も無い。シカには犬歯はあるが、咬み合う犬歯が無いから全く意味を成さない犬歯だ。
何れ、カモシカのように消失してしまう運命の犬歯なのだろう。
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