1999年の冬まで、馬の背群についていた個体であると考えられる。
当時は、背が曲がり、四足も肘、膝が十分曲げられないような状態で、ヨタヨタと群れの移動についていた。
頭骨を上からみるとこんなに立派だ。眼窩の上が隆起し、矢状縫合も隆起している。

こんな歯でどうやって冬芽を食べたり、樹皮を剥がして食べていたのだろう。
歯がほとんど歯根の近くまで磨り減っているため、左第一臼歯は歯根まで磨耗し、二つに割れている。
前臼歯・臼歯は揃っているが、左犬歯は子供の時に消失したのだろう。無くなった後治癒している。
左犬歯と共に左切歯が2本とも消失したのだろう。恐らくオス同士のケンカであろう。
前臼歯・臼歯は揃っているが、左犬歯は子供の時に消失したのだろう。無くなった後治癒している。
左犬歯と共に左切歯が2本とも消失したのだろう。恐らくオス同士のケンカであろう。
右の犬歯と2本の切歯は凄く磨耗している。