「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2009年3月18日水曜日

よくここまで!Teeth of an aged male Japanese monkey

このニホンザルオスの頭骨を含む死骸は2000年の春に丹沢で見つけたものだ。
1999年の冬まで、馬の背群についていた個体であると考えられる。
当時は、背が曲がり、四足も肘、膝が十分曲げられないような状態で、ヨタヨタと群れの移動についていた。
頭骨を上からみるとこんなに立派だ。眼窩の上が隆起し、矢状縫合も隆起している。
正面から、え?と思えるほど歯がなくなっていたり、曲がっている。
こんな歯でどうやって冬芽を食べたり、樹皮を剥がして食べていたのだろう。
何故か、下顎の左右の長さが違ってきている。口が曲がっていたのだ。
歯がほとんど歯根の近くまで磨り減っているため、左第一臼歯は歯根まで磨耗し、二つに割れている。
前臼歯・臼歯は揃っているが、左犬歯は子供の時に消失したのだろう。無くなった後治癒している。
左犬歯と共に左切歯が2本とも消失したのだろう。恐らくオス同士のケンカであろう。
右の犬歯と2本の切歯は凄く磨耗している。
下顎の歯ほど磨耗していないが、歯槽骨が後退し歯根が見える。右犬歯は左犬歯の半分以下の長さに磨耗し、左第一切歯が消失しているため(下顎の左犬歯と切歯と同時に消失したのだろう)、左第二切歯と右第一切歯が消失側に曲がっている。


野生動物は、食べることができないと死である。
この歯では枝を噛み切ることも大変だったことだろう。
この左の上下の犬歯を磨り合わせて噛み切っていたのだ。下の犬歯も上の犬歯も磨耗がひどい。
老齢のため歯槽骨が減って、歯根部分がでてきている。
この個体は恐らく、子供の時に群れに接近したオトナオスによって顔面を咬まれて左の下顎の犬歯・2本の切歯と左上顎の第一切歯を咬み取られたものと考えられる。
子供の時に口の前の一部が無くなったため、かなりのハンディを持って生きながらえてきたこの個体に凄く愛着を感じる。


2009年3月16日月曜日

清川村の大蛇の祠

塩水林道の帰路、「やまぼうし」さんのブログにあった大蛇の祠に寄った。
顔は、あきらかにサルだ。
二人かかりでも持ち上げられないだろう。
直径1メートルはありそうなトグロを巻いている。
が、顔は蛇ではなく、竜でもなくどう見てもサルだ!
左横には尻尾の先がでている。
これは、砂岩のような石を掘ったものだ。
これが個人の持ち物だという。
どういう謂れでこのような形になったのか?面白い。

カモシカの死体のその後

1月28日に、塩水林道見つけたカモシカの死体(下をクリック)https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh3zNcIZMEFqwZ0hX0Oj0G-SORNpFw_l52Gj9tHYSWrL7yu3qe4bmfBFI14hlOt19MdIuxVe2yfUwzTukvUoVGJe7GKz4llUS2RijSjtpAyMa-_HnTNgN5sYfjtxmszJBpc6e2kVRM-NunV/s1600-h/7%E6%99%8244%E5%88%86%EF%BD%B6%EF%BE%93%EF%BD%BC%EF%BD%B6%E6%AD%BB%E4%BD%93%E6%98%A8%E6%97%A5%E3%81%AE%EF%BE%93%EF%BE%89.jpg
を今朝5時半に家を出て矢部さんと見にいった。
下のような状態である。
不思議なことに肋骨が一つも見当たらず、また、両方の前肢も肩甲骨も見つからない。
不自然な程、動物たちに綺麗に食べられている。
が、両足はソックスと革靴を履いたように毛皮と蹄がついている。
頭を見た。え?何これ?角が無い!
何と、角が根元からカナノコのようなもので切り取られている。
頭骨をそのまま持っていくのなら解るが、何故角を切って持っていったのか?
何に使うのだろう。
アクセサリー?漢方薬?のいずれかだろう。
周りに毛も散乱していないので、ここで毛皮を剥ぎ取り、肉も解体して持って行ったのだろう。
肋骨は肉付きで持ち帰り、スペアリブとして焼いて食べたことだろう。
角を持って行った人は、別人?
いずれにしても、残念無念!

2009年3月15日日曜日

どちらが年寄り?

これは、14歳で死んだクロ(雑種)の頭骨の上顎の歯
全ての歯がほとんど磨耗もしないでしっかりのこっている。
同じくクロの下顎
丹沢のハタチ沢で拾ったアナグマの頭蓋の上顎の歯
歯が磨り減り、右の犬歯は事故か怪我で消失したあと自然治癒している。
下顎骨は上顎の顎関節から外れず、聴胞部分を除く全ての頭骨は縫合・癒着している。
かなりの老齢個体だろう。
同じく、下顎の歯:右第一、第二切歯、及び左右の小臼歯は全ては磨耗して下顎面と同じ高さ。
左右の下顎骨が縫合・癒着している。
14歳のクロとこのアナグマではどちらが長生きしたろうか?
尚、イヌは10歳を越えると老犬になるようです。

2009年3月14日土曜日

境川の工事

境川;横浜市と藤沢市の市境を流れ、江ノ島に河口を開く。
毎年台風や梅雨時に川が氾濫する。
以前は、川沿いに水田が広がっていた。
が、今はわずかな水田が残るだけ。
そのため、遊水池をつくり、氾濫に備えようともう何年も工事をしている。
この程度の広さの遊水池をつくるくらいで大丈夫?
今は、ありとあらゆる地面はコンクリートかアスファルトが敷き詰められている。
畑でさえもビニールで覆われる。
雨が降れば、雨水は地面に潜り込めないで、道路を流れ、下水道を走り、境川へ入り込む。
土手や、道路や下水管そのものの構造を、雨水が滲みこんでいくような構造にしていかなければ、、。
川底の土砂をシャベルカーですくっているのを見て、
あー、せっかく春になって目覚めた川底の動物たちは死滅したことだろう。
話しは飛ぶ。
パリ・ダカール間の自動車レース。
あれは、無残だ。砂漠には砂だけではない。
そこに棲んでいるたくさんの種類の生き物がいるんだ。

完成した遊水地にやってきた鳥を観察する人たち。

2009年3月12日木曜日

ウグイスの初聞き!

今日は、寒く、ハタチ沢林道の水溜りは凍っていた。
冬に逆戻りのような冷たい風であった。
それでも、沢から流れる水溜りには、ヤマアカガエル?の卵塊が、、、。
少し、もらっていこうと思い、何か容器を探したが見つからず。いつもなら、ペットボトルや缶が落ちているのに!
帰路、ハタチ沢橋?を渡ったところから、山に入る。
駄目だ。やはり、右膝が痛い。しばらく歩いて尾根まで這い上がり、杉林を下る。
カモシカ糞あるいはシカ糞?よく、確かめず。
下って、林道近くで、シキミが咲いていた。
林道沿い側溝の上の水が滴っている斜面に、、、。
ハタザオの仲間か?と思って撮ったが、調べたが違う。
ユリワサビか?

車から降りた途端、今年始めてのウグイスの声!だったが、、、今日は、林道工事の車が多すぎた。

年度末で、公共事業の予算を使い切るためだろう。

2009年3月10日火曜日

家の周りの散歩(続)

ナズナがたくさん咲いている。
来年はここにナズナ摘みにこよう。
ナズナの御浸しが好きだが、この3、4年口にしていない。。中国は秦嶺山脈の麓の家で、子供も大人も、ぼくも混じってナズナを大きな篭いっぱい摘んだ。豚の脂での油炒めだ。
え?白い花が!見るとモミジイチゴが咲いている。
モクレンも開きそうだ。
一昨年から目立つ、線路沿いに生えるキク科のノゲシかコウゾリナのような花。
調べていない。
今日も一日、原稿書きがんばって、明日は丹沢へ行こう!

家の周りの散歩

昨日、お昼を食べた後、散歩にでた。
小田急の線路を渡ろうとした、踏み切り内に、ムラサキサギゴケが!日溜まりを選んでいる
あー、この枯れ枝をとってから写すんだった。
線路の土手には今年もたくさんカンゾウが顔をだしていた。食べ頃だ!
なんと、道路沿いにアスファルトからノビルが伸びている。
境川沿いのサイクリング道路には、ジョッカー、ウオーカー、バードウオチャーが、、、。
ホトケノザのピンク色の花が目立ったので、撮る。
土手にツグミがミミズか何かを啄ばんでいる。近づいて行くと逃げられた。
上のムラサキサギゴケではなく、「ツタバウンラン」という外来種ということが、下記のやまそだちさんのコメントで知りました。

2009年3月9日月曜日

Mantisカマキリがいっぱい!

野生生物探検隊で湯河原の林道を歩いて見つけたカマキリの卵塊
一つを紐で吊るしておいた、昨日、部屋のラン鉢の上やら、天井にいっぱい。
70匹数えた。多分、100匹以上いるのだろう。
雲山さんのように撮ろうとするが、接近すると生まれたばかりなのに生意気にも鎌を持ち上げたりして、逃げる。
クローズアップできないので、離れて撮る。
連れ合いは、一人で怒っている。
オタマジャクシのように共食いをしながら大きくなっていくのだ。
八重桜が咲いたら外へ出してやろう。

2009年3月8日日曜日

Coelogyneが満開

2階に置いてた、セロジネ・クリスタータがいっぱい花をつけたので、
居間に持ってきた。 花の香り、ニオイが大好きだ。
もうすぐ咲く、タンポポなどには花の中に顔を埋めたいくらいだ。

セロジネ、 香りというよりも匂いが強すぎて、窓を開けて空気を入れ替える。
2、3個の花だけだと部屋の中が甘い香りに満たされるのだが、、、、。

悪臭とは言わないまでもキツイ。
スズランや、テイカカズラ、スイカズラはいっぱい咲いていても嫌なニオイにはならないのに。
ニオイ成分が違うのだろう。