「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2009年1月18日日曜日

酔っ払い!

昨夜は、新宿で釧路湖陵高校の同期会があった。
A、B、C、Dの4クラスの人たちが参加した。
関東近在の者たちや、名古屋やホーチミン市に在住しているという人たちまでいた。
有名企業のエライさんになっている人たちなど第一線で活躍している人たちがいたが、高校時代は話をしたこともなかったような人たちと同じ高校の同期だということだけで、わいわい呑み合えた。

男同士の付き合いは仕事というが、全く仕事など関係なく話し合えるのも凄く良いものだ。
よびかけてくれた世話人に感謝したい。

ぼくは、こういう場では、一人ですぐ盛り上がってしまって、羽目を外してしまう。
学生時代の呑み方からまったく進歩していない、反省である。
寝過ごして、小田原まで行き、結局タクシーで帰ってきた。

咲いた!

カトレアの仲間が咲いた。
以前は、ランや観葉植物などに凝ったことがあった。
アフリカ行きが決まったとき、植物好きの人たちに分譲した。
戻ったら、デンドロ、パフィオ、カトレア、オンシ、セロジネのそれぞれ1、2種だけが生存していた。
手入れをほとんどしなくても我家の環境にあったランたちが生きのこったことになる。
このカトレアは季節に関わらず花を楽しませてくれる。

来月にはパフィオペディラムやデンドロビュームが咲きそうだ。
部屋の中が甘い香りでみたされる。

2009年1月17日土曜日

イヌ科Canidae3属の下顎骨による同定

昨年11月8日にイヌ科Canidae3属の後眼窩突起や鼻骨による違いをしめした。
今日は、3属の下顎による違いを見ていただきます。
上の写真から、タヌキNictereutes procyonoides、キツネVulpes vulpes、イヌCanis familiaris
①:筋突起  
②:関節突起 
③:下顎角  
④:第二下顎角(福田がつけた私的名称)


a)タヌキでは、①の筋突起が下顎体からほぼ垂直に立ち上がる。他2種はゆるやかなカーブを描く。
b)タヌキとキツネでは、①から②への流れがほぼ垂直であるが、イヌでは内側へ入り込むようになる。
c)タヌキでは、③から④へ移行に段差ができるが、キツネ、イヌでは④は不明確である。
という具合に、下顎骨の片割れでも拾ったらイヌ、キツネ、タヌキの区別はできる。
ついでに言うと、イタチ科のアナグマは歯式が3・1・3・2で、タヌキの3・1・4・3(2)とは異なるので、下顎骨が短く、さらに④は不明確だ。

2009年1月16日金曜日

北岳は間違い!甲斐駒だ!

今朝、高取山から見えた『北岳』(過去2度アップ)は、「甲斐駒ケ岳(甲斐駒)」であると教えていただきました。
やまぼうしさん、御指摘ありがとうございます。

実は、今朝も見えていて写真を撮ったのですが、何となく「北岳?」となったためにアップしませんでした。虫が知らせたんですね。
やまぼうしさんは、清川村在住で、自然大好きのようで、高取山や仏果山も庭のように歩いているようです。サルがいるところに在住で羨ましいです。

初丹沢の高取山

5時に目が覚めたので、丹沢へ行くことにする。
お餅を一個焼いて海苔で巻いて食べ、テルモスに熱いコーヒーを容れて車にのる。
それでも家を出たのが6時10分頃で、車を走らせながら何処にいこうか迷う。
が、サルを見つけることにして、昨年末に哲学研究学徒と一緒に歩いて、サルに出合った仏果山に行くことにする。
7時20分に宮ヶ瀬湖沿いにある駐車場に停める。

先日とは逆回りで行こうと考える。
仏果山登山口から登って10分も歩くと、日陰になるところは雪が凍りつき、滑って歩きづらい。
まー、帰りは融けているだろう。
余りにも滑って歩きづらいので、道からちょっと外れて、堅く絞まった雪の上を歩く。
シカ糞を見つける。随分細長いのもある。
テン糞がある。
雪の上のフィールドサインとしての動物の足跡を期待していたのだが、あまりにも雪が降ってから日数が経ちすぎている。
8時27分に高取山に着く。
歩き始め約1時間である。
自分としては、身体全体の贅肉を取るためかなり無理して急いだので、汗だくだ。 道標のすぐ横にある鉄塔でできている四方が見渡せる見晴らし台に登る。
左の赤い矢印の山が丹沢山であり、右の矢印が蛭ヶ岳である。
ぼくは、この高取山と丹沢山・蛭ヶ岳の稜線までの山麓を、這いずりまわっていることになる。
と、目の下で小動物がピョンピョン移動するのが目に入る。
リスが鉄塔の下を走っては止まり、走っては止まりしながら移動していく。
何故か、黒っぽく見えた。
リスが通った辺りに足跡を探したが、雪の表面が堅く凍りついているので、足跡は残らず、残念!
連れ合いから、車を使うので何時に戻るか?とメールが入る。
で、慌てて、小走りでショートカットしながら下りる。
なんと、40分もかからないで車に辿り着く。
汗だくなので、セーターも脱ぐ、窓を開けたまま走る。
何故か、少し、重たい感じがする。
連れ合いの新車で、2度目の運転だ。
警笛がなりっぱなし、2、3度停めてみても分からない。
1キロくらい走って、ようやくサイドブレーキを引いたままであることが分かる。
左側に足でクラッチペダルのようについているやつだ。
スピード違反で酷い目に遭っているので、制限スピードより15キロくらいまでにする。
ともかく、11時5分前に家に戻ることができた。
事故無しですんで良かった。

2009年1月15日木曜日

梅ほころぶ!

今朝、6時30分明るくなってきているので庭をみると梅の花が5、6個開いている。
で、庭に下りてパチリ。
で、西の空を見ると寒空に白い月が浮かんでいる。
月はこちらが庭にでて来たのを見ていたような、、、そんな気にさせた明け方の白い月。
昨日、築地書館の編集者がきた。
「頭骨学入門」の本がGo!となり、本の内容・構成について話しあう。
すでに大きさもページ数も決められている。
薄手の本で不本意だが、名のある書き手ではないので仕方がない。

2009年1月14日水曜日

オジン・オバンと蔑称される原因は!

先日、テレビを見てはっと思った:
箱根駅伝で30年前、40年前の映像が流される。娘「皆、オヤジの身体つき!」。
成人式の特集で糸井重里氏と立花隆氏が爆笑問題と、糸井氏と立花氏の二十歳前後の写真がでる。
糸井氏、ジーンズに革ジャンでバイクに跨る。
立花氏、背広姿でネクタイを締めコートを羽織ってロンドンの街頭での写真、爆笑問題氏「わー、オヤジ!」

ぼくは団塊世代の波頭に立つ。
糸井氏の世代であり、立花氏はかなり上に思っていた。がそうは違わない。しかし、ぼくらの世代あたりで、大人への見方が変わっていった世代のような気がする。高校の時、昭和初期の二十歳前後の大学生が、英語やドイツ語やロシア語などの文学や哲学を翻訳しているのを知って驚いたことがあった。あるいは、明治維新を導いた志士たちも若い。が、肖像画では4,50代のオヤジである。

団塊世代も含めて以前の人たちは、大人への強い憧れがあったのではないだろうか?
そのオヤジ願望が仕草や体躯や思想にまで高められたのではないだろうか?

それが、今はオヤジになりたくない。
青春願望のような状態がずーと続いているのは何故なのだろう。

それは、経済成長を求めてきた、消費生活にあると考えられる。
常に新しいバージョンのものが発表され、消費者はそれに飛びつく。
新しいモノほど優れている。
古いモノはダメという考え方の流れが作られている。

オヤジ・オバン(=古いモノ)と蔑称され、さらに、元気の良い若者がもて囃されることから、それが社会全体の軽さを生み出している。
閉塞感があるのに軽い社会は、恐ろしく嫌な感じがする。

2009年1月11日日曜日

ネズミ科の頭骨の不思議

上の頭骨はニホンハタネズミ(茨城県産)のものである。
①:後頭骨、②:間頭頂骨、③:頭頂骨、④:前頭骨、⑤:鼻骨、⑥:側頭骨、⑦:上顎骨頬骨(上顎骨と頬骨が分かれていない)、⑧:上顎骨、⑨:聴胞、⑩:前顎骨である。

ネズミ目(RODENTIA)の中で、ネズミ科(MURIDAE)だけが、ネズミ目の他の動物やサル目(PRIMATES)やネコ目(CARNIVORA)などの他の動物の頭蓋骨には無い骨をもっている。

それは、②の間頭頂骨である。

子供の時ほど骨の数は多いが、成長すると骨の数が少なくなる(例:ヒト子供約270個、ヒト大人約200個)。また、祖先型から発展した動物は骨の数が少なくなる傾向がある(例:ウマの足)。

日本に生息する他の動物で間頭頂骨をもっているのはモグラ目(INSECTIVORA)である。

頭骨の大きな骨の数だけを問題にすると、日本産の動物においては、ネズミ目のネズミ科の動物とモグラ目のモグラ科の動物の頭骨は、哺乳類の祖先型に近いと言えるのではないだろうか。

初氷

庭の睡蓮鉢をみたら、凍っていた。
昨日から凍っていたのだろうか、昨朝の方が冷えていて近所の屋根には霜が下りていたから、今朝ではなく昨日から凍っていたのだろう。
初氷だ。
何となく嬉しいのがおかしい。
もう、このあたりでは氷は見られないのかと思っていた矢先だった。
そうそう、昨日は冷えたので、グッピーのためにヒーターと循環器をとりつけてやったのだ。
グッピーは釧路の昨年の夏に実家からペアーをもらってきたのだが、実家では真冬でもヒーターをいれていないのに、元気に泳ぎ回っている。もっとも室温が20度くらいあるので、水温も同程度になっているのだろう。
我家では、と言うよりも関東地方の家々の室温は釧路の実家よりも明らかに低い。釧路から戻った時は部屋の中が寒いくらいに感じたほどだ。そのためだろう、グッピーもほとんど動かず、日中の陽が射す時だけ泳いでいた。
しかし、今はもう休むことなく泳ぎ、昨夏生まれた子供が大きくなって親に性行動さえとり始めている。

関東地方に住むようになって、こちらの人々を見て思うことは、関東はある程度寒いのだから、厚手の下着やセーター、オーバーをしっかり着て、手袋や耳あてなどをつけるともっともっと活発に動き回れるのにと思ってしまう。
手袋をしないで袖の中に隠すようにして歩くのを、親から貧相だから、手袋をつけろ!と注意されたものだ。

2009年1月10日土曜日

チェンジしない風土

昨日の湯河原実習で、見つけたフキノウトウ。
このフキノウトウが出る場所は、ぼくの秘密の場所だ。
何十年も前から、ここだけが雪があっても顔を出す。
もちろん、昨日は寒かったが雨。
花が開いているのが二個もあった。
これを、2、3日水に浸けて、もう少し成長を促して大きくしてからいただく。
春の苦さを1月に味わえるなんて幸せだ。
昨日、冷たい雨中を探した甲斐があったのだ。
もっとも膝から下の裾がびしょびしょに濡れたが、帰りの「ままねの湯」でそれさえも解消された。
奥湯河原から広河原までの道路沿いの家並みは変わったが、山の中は木々が大きくなっただけで40年前と変わっていない。以前、あった大きなモミはあるし、大きくなったら碁盤に欲しいなぁーと思っていたカヤの木もある。沢沿いは台風や梅雨時の豪雨で流れが変わって土手が削られたりして少し変わっているが、尾根沿いや斜面は以前のままだ。
日向にはちゃんとフキノウトウが顔を出していた。
ある地域で代々農業を漁業を、あるいは製造、加工業を行ってきたのは、それで生活する人々はその地域の事を良く知っていたからであり、文化が継承されていくことになる。
チェンジ!チェンジ!と叫ばれているが、チェンジしない自然があるからこそ我々の生活があるのだと思う。
もう少し、否、しっかりその土地の風土に根差した生活スタイルを取り戻すべきではないだろうか!!