ドイツのイノシシが高濃度のセシュウムに汚染されているようだ"Disproportionately high contributions of 60 year old weapons-137CS explain the persistence of radioactive contaminination in Bavarian wild boars. "。イノシシは雑食性だが、地中にあるキノコのトリュフを好んで探し出して食べる。
ドイツの高原に生息する野生イノシシが異常にセシュウムに汚染されていることが知られていたようだ。そのメカニズムが解かったようだ。
それは、イノシシはトリュフが大好きで地面に鼻をこすり付けて地中のトリュフを見つけて掘り起こして食べる。このトリユフが大気や雨から地中に浸透したセシュウムを取り込むようだ。そのトリュフを好んで食べる野生イノシシにセシュウムが高濃度で蓄積されているのだ。
今世界中の原発の全てが核燃料を冷やした水を処理して川から海に流している。1960年代の南太平洋はアメリカ、イギリス、フランスの核実験が行われた。さらにアメリカはネバダ州で、中国や、ロシア、インド、パキスタン、北朝鮮でも、核実験が行われ、当然のごとく多量の核汚染物質が海に溜まり、大気が汚染され山に雨となって降り注ぎ海ばかりでなく陸地も核汚染物質で汚染されている。原発を稼働させている国々はこれからもずーと川から海に冷却水を流し続ける。
海の植物プランクトンが動物プランクトンに食べられ、そのプランクトンが小魚や腔腸動物たちに食べられ、さらに大きな魚が小魚を食べ、それらを海の哺乳類や鳥たちが食べて放射性物質は濃縮されていき、最後に人が食べる。
尚、セシュウムの半減期は30年だが、ウランは45億年だとさ。問題となっているトリチウムの半減期は12.3年。つまり、今あるトリチウムの量が12.3年経たないと半分にならない。
やはり、原発は怖い、核は怖い!
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