「特定秘密保護法反対」

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原発不要・核廃絶


2022年12月3日土曜日

霧雨の中の日向山  Mt.Hinata in the drizzle

 霧雨だ!娘はスマホを見て40分後には雨は上がると云うので8時を回ったので出発する。雨具は持っているが、着るまでもないが、ザックカバーだけはつける。駐車場すぐ側の神社の階段を登る。濡れている落ち葉で滑りやすくなっている。シカ柵扉を開けて、娘を先に行かせる。登るのを止めるかな?っとも思うが娘の姿はもう視界から消えている。

稜線までの登りがキツイ!いつも散歩は早歩きで頑張っているのに、足の筋肉は鍛えられていないようだ。早くもフウフウハァハァと息が荒くなる。最初の道標が見えてホッとする。これから良く整備された平らな道だ。

図1. 8:18 最初の道標だ!
図2. 8:27 七沢温泉への道だ、帰りにこの道を登ってきた!
この七沢温泉への道標があるところから木の根が浮き出ていて平坦だが歩きづらい。次第に登りになり、再び息が荒くなり始める。そう、見城まで登りなんだと思い見上げる(図3)。この階段道も登り易いようにと小さな段差を新たに付けてくれている。左の方は海が見えるが木立が邪魔している。ようやく海が良く見えるところまで登ってきた(図4)。見城についても休み台は濡れているし、ザックも置けないので、スポーツドリンクを飲んだだけで、日向山へ向かう。
図3. 8:45 登りの階段道だ!
図4. 8:54 左に見えるのは三浦半島 
図5. 9:06 見城から 
見城からの下りは割りと急だが、整備されているので歩き易い。日向山との鞍部に出る。道標があり亀石とあるが、帰路その亀石なるものの側に寄ってきた。
図6. 9:21 亀石0.7キロの道標 
鞍部から登り始めて間もなくして階段の木から美味しそうなキノコが出ている(図7)。傘裏はこうだ(図7’)。ツバは無く、襞が茎と離れている。調べても同定できない。茎がちょっと古い感じ。食べたいが、、、、。
図7. 9:40 このキノコが同定できない
図7’. 傘の裏 茎が枯れたようで二つに分かれている感じ
日向山山頂の休み台の上に雨で雫が溜まっている箇所もあり、外したザックカバーで上を拭く。で、持ってきたクッションを置いて腰かけ、ガスボンベにコッフェルをかけインスタントラーメンだ。40歳代の上から下までばっちり決めた登山者が来たので休み台を開けるがうろうろして地図を広げて見ていたが見城の方に降りて行った。
娘はパンやオニギリを食べ、ラーメンを半分鍋に分けてやる。こちらは半ラーメンとオニギリ一個だ。30分くらいブランチを食べていたら霧もすっかり消える。
図8. 9:48 日向山山頂着
図10. 10:24 日向山からの下り道のヤブツバキ
日向山から下って道標のある鞍部に着く(図11)。薬師林道の方へ下りることにする。以前は専門学校丹沢実習で、坊中から何度もこの道を上がってきている懐かしい道だ。ここで、娘がテン糞を見つけてくれる(図12)。
図11. 10:34 日向薬師への道標
図12. 10:52 テン糞だ!サルナシかヒサカキの種子が見える
図13. 10:52 紅葉が綺麗と思ってファイダーを除いたら周りが曇っている
レンズが湿気で曇っているので、拭く。線香の匂いが漂ってくる。舗装道路に日向薬師の駐車場があり、その上には梅林があり、休み台が並んでいる。大きな紅葉の木があった(図14)。
図14. 10:58 大きな紅葉
ぼくは、薬師林道をそのまま行こうとしたら、娘が日向薬師を見て行こうと云う。パンフに載っていたようだ。無料の大きなトイレがあり、休憩所もある。日向薬師ってこんな神社だったんだ!参拝者?ハイカー?が3,4人いる。
図15. 11:07 日向薬師の本堂
日向薬師を後にして薬師林道を七沢方面を目差して歩く。途中に立派な林道展望台があり、階段を上がって遠望する(図16)。
図16. 11:39 林道展望台から
図16'. 薬師林道展望台 一階部分は雨避けにもなり休み台もある
展望台から下りて林道を歩いていると車が1台通り過ぎていく。その車が停まって、中年夫婦が出てきた。ん?どうした? っと、亀石のある場所だ!彼等が上がっていくので、ぼくらも行く。すぐ、亀石だ!どう見たら亀に見えるのか?石(岩)に下に何故かたくさんの木の枝が立てかけてある。何のお呪いなのだろう?
図17. 亀石 11:50 下ってくる娘
再び、舗装された薬師林道を歩く。広沢寺温泉方面への左側に入る道がある筈だと探しながらあるく。七沢温泉に着き、ん?ここから山越えできそうだという階段を見つける。っと娘が見城までの行けるようだと案内版を指す(図18)。
その登り口の狭い階段横の石垣にあの小林多喜二が1ヶ月くらい滞在した福元館の離れの平屋が石段を登ったところにあると書かれている(図19、19')。何と、バカな事にその平屋を見なかったのだ!
図18. 12:07 見城山頂1キロへの道標
図19. 12:08 この細い階段を登る 石垣に「小林多喜二滞在の離れ」
多喜二は官憲によって殺されたが「蟹工船」や「党生活者」を今読んでも感動する。
図19'. 小林多喜二が滞在した離れについて
階段を登ると左側にシカ柵扉があり、それは横開きになっていて不思議っと思った。何故か受付はこちらという案内があり、明かりの点いた小屋がある。辺りはアスレチックガーデンのようになっている。ぼくらは小屋の前を行く。っと上から白人男性に呼び止められる。ここはTreeCrossAdventure内で、ミジョーへ行くハイキングコースは向こうだと教えてくれる。シカ柵扉近くに「見城山頂へ」という案内があった。判りづらい。
まー、ともかく山越えの近道であるので、尾根を登る。尾根登りだけにまたまたふぅーふぅー、ハァハァと息が荒くなる。娘は途中で待っていてくれた。登り口判りづらいね!云う当にその通りだと思う。まー、こちらはGeographicaを見ながら歩いているから判ったものの、初心なら薬師林道からの素通りしてしまうだろうし、細い階段を登ってシカ柵扉を開けたところで混乱してしまう。それはアスレチックガーデンの案内ばかりが目に着くからだ。
登ってしばらくして「見城への道標」が出てきた(図20)。ここから割りと急な坂道になり、階段を登るのもストックが無ければ大変だ。が、娘は稜線で待っていて冷えたようだ。
図20. 12:35 七沢温泉と見城間の尾根の道標
図21. 12:48 稜線着
図21の道標には広沢寺温泉約20分とあるが、駐車場の車に着いたのは13:09だった。ぼくとしては急いだつもりだったが、道標に書かれている通りだった。今回は普段の一人での山歩きでは行かないような場所に足を運んだ。娘の歩きに引っ張られるように歩いたからだ。

2 件のコメント:

fukuda, fumio さんのコメント...
このコメントは投稿者によって削除されました。
fukuda, fumio さんのコメント...

このキノコはエノキタケかな?

茎に空洞があり、
茎の表面に細毛があり、
鉄サビの匂いがする。

もっと調べます。