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原発不要・核廃絶


2022年3月17日木曜日

尾根を登れなかった!  I couldn't climb the ridge!

 昨日は、2年前金沢林道から尾根を登って高畑山への登山道へ出る作業道があったので、それを目指す。が、アナグマの巣穴があったところから少し歩いたところの山側の斜面を見上げると神奈川県の水源涵養の看板が見える(図1)。あそこまで道があるのだ。きっと尾根へ向かう道だろう。今日はここを登ってみようと思い、沢の左岸沿いに道があるのでそれを10メートルほど行くと斜面を登る古い仕事道がある。

図1.この斜面を登る
谷側の土留めになっている杉の丸太は朽ちているので注意しながら足を山側に下ろし踏みしめる。ジグザクの道になっている。少し上がったところで林道を見下ろす(図2)。土留めの丸太が朽ちて道がなくなっている箇所もある。でも、道はジグザグにゆっくり登っている。

図2.林道を見下ろす
尾根までこの作業道は続いていないで、そのまま回り込んで下がっている。そのためぼくは尾根へトラバースする獣道があったので、それを歩いて尾根に出た。細尾根である。オニシバリ(ナツボウズ)の花が咲いている(図3)。座って撮る。ジンチョウゲの仲間は今が花の時季なんだ!
図3.オニシバリ
オニシバリがあったところから少し登ったところにクマ糞(図4)があった。見た目も触っても固く。昨年の糞ではないかと思う。拾ってきたので何が入っているか洗うのが楽しみだ。周りにクマの爪痕がないか木の幹を見る。爪痕は無かったが、これまた古いシカの角砥ぎの痕がある木がある(図5)。
図4.古いクマ糞
図5.古いシカの角砥ぎの痕
シカの角砥ぎの木を過ぎて登っていくと、尾根ではなくて急斜面になってきた。つまり、尾根に動物たちが歩いてつくった道がなくなった。斜面を見上げ(図6)、スマホのGeographicaで自分の位置を確かめる。やはり、登ってきた尾根は途切れてしまって653ピークから北北西に降りているメインの尾根までは200メートルほどありそうだ(図7)。どうも今のぼくのバランス感覚ではこの斜面を登り切る自身がない。図6の中央の木を背にして上部を見上げる。木の根や幹を頼りに登れるだろうが諦める。
図6.見上げる
登ってきた尾根を下りながら80歳まで今まで通りに山を歩けると思っていたが、、、、。筋力よりもバランス感覚が急に衰えている。だから、自室の天井の蛍光灯を取り換えるのに、脚立に登って一人でやっていたのが、今では連れ合いに抑えてもらわないと怖いのだ。そんな何でもないようなバランス感覚が衰えていると感じるので、下りでは更に一層慎重になって足を下す。沢に降りて、お湯を沸かして持ってきたインスタントラーメンを食べようとしたが、ライターが見当たらない。火をつけるのは双眼鏡のレンズで火を熾せるがそこまでしないで帰ることにする。この日は補聴器も忘れたので鳥の声は何一つ聞こえず。これからは山へ持っていくチェックリストを作り、それを出掛ける前に見ることにしよう。
図7.歩いたルート GPSの軌跡より
昨夜の地震は寝ていて驚いた。家がミシミシなって大きく長かった。ウクライナから日本にきた難民の人はさぞかし驚いたことだろう。日本人にとっては地震は子供の頃から何度も経験する事だが、ウクライナ人にとっては地球の破滅?っと思ったくらいだろう。コロナ禍、狂犬プーチンのウクライナへの侵攻・戦争、この大きな地震、ぼくらの戦後世代は安穏と暮らしていたが、どうもそうではないこれからも酷い災害がおこりそうだ。しかし、戦争だけは食い止めなければいけない。

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