昨日アップしたパフィオを友人の義妹さんからいただいたもので、毎年のように花を楽しませてくれる。
しかし、下のパフィオペディラムは、ぼくが結婚した年の冬に小田急線新宿駅の花屋で買ったものだ。が、株は増えるものの一度も花が咲いたことがなかった。しかし、47年振りに花を見ることができたのだ。
昨年暮れに幾つかある株の中から一つだけ花茎が伸びて、ようやく花が咲いてくれた。どうして、この株だけが花茎を伸ばしてくれたのか、どうして今まではダメだったのかその原因が不明だ。
同じように扱っても十数株の内で何故この1個だけが花茎を伸ばして咲いてくれたのか原因がつかめない。今まで異なるところは室内に取り入れるまえに一回り小さな鉢に植え替えた。それは4鉢あるが、一鉢に3、4株一緒にまとめた内の一株だけが花茎が伸びたのだ。
洋ランを咲かせるには温度・水分・栄養・光のリズムを知っていなければいけない。栄養や光が十分なら、特に5、6度以下の低温に合わせるか否か、乾燥気味を1ヶ月くらい続けるか否かが重要だ。
しかし、このパフィオは株だけが青々とイキイキと育って観葉植物のように育ってくれるが、まだ、一つ判らない。
しかし、植物って凄いものだ。元の株から子株が一つや二つ出て親株が枯れ、子株たちが増えていく。種子によって増えないでいく栄養生殖と云うやつだ。ラン科植物の増え方は、種子から増やすのは素人では手に負えないので、出芽した部分を切り取ったり、株分けしたりして増やしている。47年もの間種子を作らない。つまり、花を咲かせないで、子を増やすのだから驚く。
0 件のコメント:
コメントを投稿