昨日、唐沢キャンプ場から黒岩に向かって歩いていると、ぼくのすぐ後ろにいた1年女子のM.Tさんが、「先生、これ分かりますか?」と差し出して見せてくれた。虫こぶ(虫瘤)だ。分からないので、調べてみるからとこの虫こぶのついた葉をもらった。
虫こぶは葉の裏に付いている。この葉は何の葉なのか同定できない。葉裏の脈に沿って軟毛が密生している。イヌブナの葉にも似ている。
でも、イヌブナの葉なら先日アップしたイヌブナハボタンフシがつくのだから、これはイヌブナの葉ではない。
M.Tさんが見つけた虫こぶ
イヌブナハボタンフシ
M.Tさんが見つけた落ち葉の木の名は?虫こぶの名前は何なのだろう?昨夜、帰宅してから、ネットサーフィンしているが未だに見当たらず。どなたか教えて下さい。やまぼうしさんのアドバイスにより、「虫えい同好会掲示板」に聞いてみました。早速、返事がありました。タマバエ科のハエが作るイヌブナハベリタマフシという虫えいのようです。
4 件のコメント:
この葉は葉の表面の毛の様子や葉の形からイヌブナと思われます。
ブナはもっと標高が上でないと見られませんし。
この虫こぶですが、写真ではコブが葉の縁についているので
「ブナハベリタマフシ」辺りでしょうか?
手元に図鑑がないのですが、「日本原色虫えい図鑑」と言う物があるので
見てみたらはっきりするのでは?
ネットでみると
ブナハスジトガリタマフシ
ブナハタマフシ
ブナハマルタマフシ
ブナハマルツノフシ
頭がクラクラするほどありますね。
また「虫えい同好会掲示板」があるので聞いてみるのもいいかも。
(今も続いているか少し不安ですが)
http://gallersclub.coo.net/gallersclub1/gallers.cgi?page:80=v
分かるのが楽しみです!
やまぼうしさんへ
コメントありがとう。
早速、「虫えい同好会掲示板」に投稿しました。
アドバイス、ありがとう!
ブナハベリタマムシだったら、解かりやすいかな?
解ったらここで知らせますね!
やまぼうしさんへ
「虫えい同好会掲示板」に投稿して聞いてみました。
早速、レスポンスありました。
イヌブナハベリタマフシというタマバエ科のハエが作るものとのことです。
今まで、東京の高尾山や奈良県御杖村で見つかっていて、神奈川県からは初めての発見だそうです。
fukuda, fumio さま
分かって良かったですね!
「イヌブナハベリタマフシ」ですね。
松茸山山頂でもイヌブナを見ましたが
イヌブナハボタンフシを見つけただけでホッとして
それ以外は見ませんでした。(反省)
大勢で行くとたくさんの発見があって面白いですよね!
昆虫も掲示板があって時々助けてもらっています。
http://www.insects.jp/
「日本原色虫えい図鑑」は県内では7か所の図書館が
所蔵していて近くでは厚木と海老名にあるようです。
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