庭の風蘭、フウランが咲きだした。
ちょうど今から10年前に小豆島のサル調査に行ったときに寒霞渓の展望台付近にある土産物屋で一鉢買ったものだ。今では、株を増やして二鉢にしている。
きっと素晴らしい香りが出ていると思うのだが、雨の屋外ではその香りを嗅ぎとれない。
丹沢の林床に転がっていたカヤランをもう一つの鉢につけている。
これは1年半にしてようやくこの場所に慣れたようで、新しい葉と根を出してきている。
これで安心できる状態だ。野生のものなので株が増えたら拾った場所に戻してやろう。
でも、そこはスギ林地で、植林されたスギの枝先に着いたまま落ちていたのだ。
先ほど、雨が小止みになってきたので、フウランの二つの鉢を我部屋に入れた。
顔を花に近づけると高貴な香りを嗅ぎとれるが、離れるとダメ。
フウランが香りを放つのは夕方からだ。それまで待とう。
ヤマユリの花も三日前に終わり、部屋の中の香りが今度はフウランで満たされる筈だ。
良い香りは落ち着いた気持ちにしてくれる。
今日は、肩の調子が良い。腕がベルトまで持ち上げられるようになった。嬉しい。
0 件のコメント:
コメントを投稿