20日・21日と丹沢宿泊実習
体力がある人も無い人も、山歩きに慣れた人もそうでない人も
今回の大震災に遭った人もそうでない人も!
登山靴を履いている人もそうでない人も登った、歩いた。
初夏とは言え茹だるような暑さだ。回りの緑が目に沁みる。
高畑山への林道に着いて集合写真!
今回の実習は、学生が12名だった。
野生動物観察が目的である。
山を歩く人数としてはこれ以上の人数は無理だろう。
自動車道路を歩いていてサルを見つけ、
夜間観察では、シカの集団に出会い、感動!
ムササビの穴観察では、そこから顔を出したのがミミズクだった。
タヌキの死体を拾い、シカのメスグループが休んだ場所でシカ毛やシカの血を吸って膨らんだダニを見つける。
何もなかったようだが、たくさん収穫があった。
その収穫の一つに思い知らされたことがあった。
いずれも反省だ!以下愚痴である。
それは、電気釜が無ければご飯を美味しく炊けない。
夕食も朝食も一斉に「いただきます」という事をしないうちに、自然発生的に食事が始まっていた。
ムササビを含め野生動物は動物園の動物たちは違う、山の静けさの中で生活している動物たちだ。お喋りをしていたら、隠れてしまう。
今の子供たちにとっては、薪でご飯を炊くことも、家族全員が揃って食事することも、野生動物を追いかけることもほとんど経験していないことだ。ましてや野山を駆け回ることも!
経験していないことはしっかり教えなければダメ!
せめて、高校を卒業するまでには、電気が使えなくなった時のための事を考えた生活の仕方を教えて欲しい。
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